「美しい街並みと絶望感」マリウポリの20日間 Mさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい街並みと絶望感
侵略が始まってしばらくした頃、マリウポリの場所がわからず、Googleマップで調べたことがあります。附随する写真を見たところ、風光明媚な所で、とても美しい街でした。花は咲き誇り、楽しそうな遊園地がありました。今もあの写真は残っているのでしょうか。
この映画の中には、侵攻当日のまだきれいな街並みから、全てが破壊された街へ変わっていく様子が記録されています。
この映画に撮された人々のうち、何人が今も無事に生き延びているのでしょうか。
見るには勇気が必要な映画ですが、見るべき映画です。
追記
2回目の鑑賞。Googleマップを確認してみたら、ストリートビューは見えなくなっていた。
このような映画を見た後で、必ず「知るだけでよいのか」という話が出るが、やはり「まずは知ることから」としか言えない。知って、お金に余裕がある人は寄附をする。時間とお金と体力に自信がある人は、ポーランドで国境を越えてきた難民の手助けをする。国内で何らかの組織で動ける人は、例えば日本にいるウクライナ人の手助けをする。そんな、自分にできることを無理せずする、ということでよいのではないかと思う。
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humさんのコメント
2024年10月26日
コメントありがとうございます。
配信で観ました。
2日間で3回繰り返して。
劇場で観たかったのですが、都合つかず終わっていました。
スクリーンだと衝撃度があがりそうですね。かなり辛い真実でした。