劇場公開日 2024年4月26日

「涙が止まらない1時間50分」マリウポリの20日間 主人公のこと我が子と思ってる人さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0涙が止まらない1時間50分

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

高校生の時、ずっと外国暮らしで高校から日本で暮らし始めた友人がヒロシマの原爆映像を見せられる8月の定番学校行事を経験したんですけど、「何であんな酷いものを見せられるのか意味が分からない、二度と見たくない」と言っていたんですよ。
友人は悪い人間じゃないですが、思い返すととんでもねえひでえ感想ですね。
当時は「その気持ちも分かる~」程度でしたが、対岸の火事だと思ってる第三国の人間こそが、その被害をしっかり見るべきだと思いました。

50年後の教科書にはこの戦争も一行で書かれて終わりですよ。
外国の教科書にだってヒロシマとナガサキは一行なんでしょうよ。下手したら書かれていませんよ。

ビヨンドユートピア(脱北ドキュメンタリー)と並べて義務教育課程に入れるべき貴重な映像作品です。
この二時間を24時間365日ウクライナの人が体験していることを皆が知らなければならない。
そして全員で夜神月になろう。

純粋に疑問なんですけど、あんなに街の機能破壊して国民意識悪化させてから侵略するの何の意味があるの?
プーチンとゼレンスキーで殴り合いして勝った方が元気いっぱいのままの街そのまま貰うってした方が損害も恩恵も多くない?
やっぱり偉い人の考えることって分かんない。

主人公のこと我が子と思ってる人