オーメン ザ・ファーストのレビュー・感想・評価
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基本、ゼロやファーストに期待しない、が、
今回は、良かった!怖かった!フィルムの粗さも怖さに繋がってるのかも。冒頭の車での音バンは予想外だったので、ビクンとなったよ。後半の車の横バンは予想できたけど。
ディスコで知り合った男の人を追いかけてる場面でも、「ひかれる!ひかれる!」って思ってその通りだったよね。ホラー系で後ろ向きに歩いてたら「死亡フラグ」だよね。
マーガレットがダミアンの母というは中盤くらいから匂わせてたからわかったよ。カルリータにスポット当て過ぎてミスディレクションなのが見えちゃったからね。
そういう予想内の展開があった上で、やはり、良かった。そもそもオリジナル3部作は1以外少しボルテージ下がっていったからなあ。1が良かっただけにトーンダウンしていくのがわかった。その後更に2作作られたみたいだけど未見。
そしてダミアンを産み出した理由もまた、納得。やっぱ、恐ろしいのは「人間」なのかなあ?
双子の女の子もマーガレットも生き残ってて新シリーズへの可能性も残していたけど、これで終わりでいいかもね。
もうちょい日常があった方がいい
良いところ
伏線を丁寧に張っててきちんと回収してるので、話に唐突感がない
ちゃんと怖い
グロい
?なところ
序盤から不吉な描写が多すぎて、日常との対比がうすい
妄想と現実の曖昧な感覚から悲惨な現実に移る流れなんだけど、初っ端から異常な描写ばかりで日常感が薄い。純真に描かれてるであろう子供たちも割と作り物くさくて違和感。まあ修道院の日常自体が自分には違和感なのかもしれんけど、作品中ずっと居心地の悪さを感じていた。敬虔そうな描写もなんか忌避感。
元作品知ってる人からすると誕生年とか役名で予測できるのかもしれんけど、今作のミスディレクションと言うか遠謀はきちんと伏線がばら撒かれてるし丁寧な作りだった。妄想と現実が重要なキーワードで、悲惨なことは全て現実でしか起きておらず、オカルトなのにリアルと言うか所詮1番怖いのは人間ということかも。
映像としては出産シーンとかもうちょい画角考えてもいいのでは?とか謎の血みどろの人間誰だ?とか今ひとつだった。あとジャンプスケアー苦手というか安易。
オーメンって何だっけ?
って調べた。予兆、だと。映画は前に見たかなどうかなうろ覚え。時代設定は昔だったが、教会に良いように利用された女子達が自分達を守ろうとしたり、運命に抗おうとしているところに現代的雰囲気を感じる。普通にしていればミステリーらしく興味深く見られたのに、やたら怖がらせようとしているのが、少し邪道だったかも。
最近流行りの前日譚の1つ
途中から話が進むに連れてその先が読めてしまう。余り怖くはない。後半はテンポ良く進んでほしかったが、観たかった作品でわりと満足。
後で車に突っ込まれる男だが、たった一晩で頭の666に気づくのは不自然だし、それを怖がるのも違和感がある。
前日譚なんて言葉、普段使わないけど
昔、週末にやってたTVのロードショーを観て衝撃的な内容や[666]という意味不明のキーワード・教会のシステム等わからないけど、ダミアンという子供の強烈なインパクトがあった。
その子がどのように誕生したのか? 数十年の時を経て観ずにはいられないという事で映画館へ。
期待外れだというのが率直な感想。
観てる者を驚かせようというシーンがいくつかあったがなんだか予想出来るレベル。
いや、待てよ。
これはそもそもそういう事を期待してはいけない映画だ。「目撃せよ、悪魔の子の誕生を」とあるように、生まれるまでだからこれぐらいのレベルでOKで、生まれた後にどんどん恐怖を感じる第1作目がある。
そこに繋がる前のストーリーな訳で過去のものとは別モノである。
そうやって自身を納得させることにしました。
ラストの一言、圧巻‼️
ホラー映画は大好きだけど、オカルト系は怖さが後に引くから…。だから過去作見ていません。
修道院という狭い空間内にあやしい子供。 何かが隠されている。
主人公マーガレットは修道女になる決意をしたのに、なぜディスコへ行く?
キリスト教の聖職者にも権力だけが欲しい聖職者もいる?反キリストが教会に潜んでいる。
前半中盤はキリスト教徒でない自分にとって馴染みがないことばかりなので、なかなか映画の世界に入れない。自分には合わない映画だったのか?
以下大きくネタバレ
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後半になって話がだんだん理解できてきた。秘密ファイルを発見し明らかになる教会の悪行。3つの6の形のアザ。しかしアザを持つ子がもう一人いた。
マーガレットも悪魔の子だった。
ラスト30分、事故にあってから、その時のマーガレットの表情、そしてその後の怒涛のストーリー展開も凄かった
マーガレットが突如妊娠。どんどん大きくなるお腹。双子を出産するが教会は女の子はいらない。火を放ち親娘とも亡き者にする。男の子はアメリカ大使に里子に出す。(第1作に繋がる)
でも親娘はやっぱり生きていました。男性が来るが追い返される。そして最後の一言、男の子の名前は「ダミアン‼︎」
圧巻!
子供の頃、○曜ロードショーで見てめっちゃ怖かったやつ!
昔、テレビでこんなホラー映画もよくやってて凄い怖い思いをしたのを覚えてます。日本人のもつ西洋の古い建物や絵とかが気味が悪い印象なのは小さな時に見たホラー洋画記憶なのかもしれませんね。
ただ、子供の頃見てめっちゃ怖かった、、という記憶があるだけでストーリーとかは完全に忘れていました。なので有りがちな効果音で驚かされたりグロテスクな映像を見させられたりだけで終わり気持ち悪さだけが残ってしまいました。もう一度見返しておけばより本質が理解できて良かったかもしれません。
確かにエピソードゼロなので今までのストーリーの理解は知らなくても話しは分かると思いますが、ダミアンが具体的にどんな怖さか、どんなヤバい子供なのか、それが分かっていた方が今作はより怖くて楽しめるでしょう。その恐ろしい悪魔の子供の誕生の話ですから。
悪魔誕生
・原題は「THE FIRST OMEN」
なぜ語順を逆にしたんだろう。たぶんその方が響きがカッコいいからだろう。
デラックスマツコっていう名前にするよりマツコデラックスの方が格好良いみたいに。
・PG12
残酷系の映画だと思ったので恐る恐る観に行ったけれど、期待を裏切らずちゃんと残酷系だった。
目を背けたくなるような恐ろしいシーンがあった。
だけど怖いシーンを観ると一気に脳に血が巡る気がする。もしかして早めの認知症予防には良いのかもしれないと思うのは僕だけだろうか。
・拘束される女
拘束された女。
拷問を受けているのか、犯されているのかは分からないが、何か残酷な仕打ちを受けている。どこの誰かは分からない。そんな謎のシーンから物語は始まる。
・シスター
主人公であるシスターが新しい教会にやって来る。なかなか可愛くて綺麗な顔をしている。
だがシスターは段々とこの教会の変なところに気づき始めるのだった。
この教会の間取りに妙な違和感があることに気づきませんか…?
・病んでる子供
この教会には病んで心を閉ざしている子供がひとりいる。
この子はシスターが教会を訪れて早々に首に噛み付く。
謎めいた存在。
・手術
この教会では謎の手術が行われている。
女が部屋で拘束され、何かをされているのだ。
シスターはその女から悪魔の角を持つ生き物が生まれて来るのを目撃してしまう。果たしてそれは夢だったのだろうか、現実だったのだろうか。
ちなみに出産シーンでは思い切りモザイクがかかりまくっている。映画ってテレビとは違って際どいシーンでもモザイクなしで流れる場合もあるけれど、どういう判定なのだろう。さすがにモザイクなしで上映してしまうと年齢制限を上げなくてはいけないとかだろうか。
・教会の目的
この教会にはとある裏の目的があった。
最近世間ではアンチ教会派が台頭して来ている。これは教会のピンチだ。
今までは信仰によって人々を支配していたのに、これではその支配を続けることが出来なくなる。
なので全く逆に「アンチ・キリスト」の王を生み出して、その者に世界を支配させようと企てたのだ。
つまり信仰や宗教など全く関係ない。ただ人を支配することだけが目的というわけだ。
・世界を支配する方法
アンチキリストの王を生み出す方法としては、おぞましい手段が取られた。
次々に女を山羊と交配させ、その子供を生み出すのだ。
だが生まれて来た子供はだいたい人の形さえしていないものが多い。そして多くの子どもが生まれては死んで行った。
また、悪魔の数字である(たしか)6月6日の6時に子供を誕生させようとした。どうすればそんなに正確な時間に出産ができるのか?
それは自然な出産日とは関係なく帝王切開で子供を取り出すことだったのだろう。だからこそ出産には数々の「器具」が使われたのではないだろうか。
・ホラーホラー
前半はクラブでの恋愛シーンなどもあるが、後半にかけてほとんどホラーな展開になって行く。
ホラーな演出を見ると「さあ大きな音や変な動きで観客を驚かせてやろう!」みたいな監督の作為を感じる。
・主人公の出自
主人公のシスターもまた山羊と母の交配によって生まれた子供であった。そして彼女自身も山羊との交配によって妊娠する。
ついに教会に待ち望まれた「悪魔の子」を宿すのだった。
・悪魔誕生
その名前はダミアン。まさに悪魔そのものだ。
そういえば日本のバント聖飢魔IIの創設者も「ダミアン浜田」という名前だ。劇中で生まれた悪魔もやがて成長して来日し、バンド聖飢魔IIを結成したのだろうか。
「豚の胃で作られた子宮の中に悪魔の国の王子が宿る」
・エピローグoverエピローグ
この手法をなんと呼んだら良いだろう。最近ではエピローグの後にエピローグがさらに続くみたいな作が多い。
言ってみたら蛇足に感じるのだが、物語の全てを語り尽くさなければ監督の気が収まらないのだろうか。もしくは観客が満足しないのだろうか。
・リッチなエンドロール からの 通常エンドロール
この手法もなんと呼ぼう。まずは主演や主要人物を紹介する手の込んだエンドロールが流れた後に、通常のシンプルなエンドロールに切り替わる映画が多い。
リッチな方のエンドロールは作中の雰囲気を保ったままの作りになってることが多くて、けっこう好きだ。
ダースベイダー級のビッグネーム、ダミアン
『オーメン3 最後の闘争』の時の話しは下記蛇足へ。
ダミアン誕生までのストーリーを作る事に正しく向き合おうというスタンスはよく伝わってきた。
正対できているシークエンスと、
正対ゆえに大事にし過ぎている所があった。
良い所は教会が恐怖政治に手を染める物理的ロジック。
ローマの人々の意識も高くなり、
教会の信用も落ち、
信仰する人の数も減少、
教会としては要対応、
人々に恐怖を与え、
教会に人々を戻す、
物理的ロジックの描き方は丁寧といえば丁寧。
では何故ダミアンなのか、
リスク大、低確率、
それでも継続する、
精神的ロジックがあいまい。
その為、中盤が退屈に感じる、
更に情緒に走りすぎ、
イメージに頼り過ぎる。
具体的には、
カルリータを救えばゴールなのか、その逆なのか。
そこはホラー、
サスペンスなんだから、
黙示録で強行突破、
額の刻印伝説で押し切る、
でも、
許されなくもないのに、
それはやらない。
ダースベイダーに負けないビッグネームのダミアン、
あるいは、
グレゴリー・ペックの写真1発で、事態は展開可能なのに、
(写真はおくゆかしい使い方をしています)
潔くやらない。
後に更なる展開があるが、
そこまでが長い、
その辺りが、
正対しているゆえの良し悪しだ。
ダミアンという名前を、
オーメンという作品をリスペクトしている、
人間ドラマのシナリオが得意なライター、ティム・スミスの影響もあるのだろう。
そういう意味では、
不満は残らないオーメンだった。
【蛇足】
西川のりおが、
オ〜〜メンとギャグにしていた頃、
『オーメン3 最後の闘争』を、
大阪なんばの南街会館に見に行った、
が、
入口で友達と立ち止まり、
(入口横には、こどもは入れないおもちゃ屋)急遽、
『ニューヨーク1997』を観た、
オーメンをやめて、
大正解だった。
二見の豚まん(先月3月31日に閉店)がまだ中華料理二見だった。
映画館は、
南街会館、東宝敷島、
千日前セントラル、
千日前スバル座、
花月シネマ、テアトルA&P(成人映画のみのこの界隈での嘘みたいなエピソードは多数ある)、
千日会館、国際劇場、
大劇が閉館後ゲーセン、、、
松竹座、道頓堀ピカデリー、
道頓堀東映パラス、
戎橋劇場、
加えて、
今日だけ映画館のような怪しい正体不明の美術学校と名乗る小さなビルの一角の部屋で、
『ピンクフラミンゴ』の無修正の8ミリ上映(キタでもやっていた)を観た記憶もある。
最寄りの地下鉄駅近くにも映画館はあった。
当時ミナミには映画館が、
1番多かった時期だったのかもしれなあ。
想像以上によかった!
最初の神父さんに驚かされ、所々一作目のオマージュもあり、いやはや思ってた以上に楽しませて(怖がらせて)もらえた。
こうなるだろうなという予想は的中していたけど、でも音楽といい、雰囲気といい、久しぶりにいいホラーと出逢えた。
修道院という場所が舞台だからか、家で観るより映画館の方がいい感じ。
エンドロールも、音楽が恐怖感をまとわせたまま終わらせてくれて、余韻にひたりつつ終わった感じ。
思ったより評価低くてちょっと悲しい。
まあまあ面白かったかな
少しネタバレあり
「オーメン」の前日譚のストーリーとしては なるほど と思える映画だった
ダミアンが 悪魔の子として誕生したのがオリジナルが最初ではなくてその系譜があるとか
なぜダミアンが現れなくてはならなかったのかとか
よく合わせてあると思う
犠牲者の死に方にも
シリーズへのオマージュが見られたし 他の数々のホラー映画のエッセンスもあったり
「アヴェ・サタニ」も効果抜群だった
クライマックスに向かうときの
主人公の動きに貞子的要素があるのは「リング」の偉大さかもしれない
ただオリジナルが持つ
映画そのものが醸し出すような
不吉さ 禍々しさを表現するのは
やはり難しいのだと実感した
「エクソシスト」もそうだけど
オリジナルの封切り当時
この映画はキリスト教圏の人たちには日本人とは違う恐怖をもって見ている それは反キリスト 悪魔という存在にたいする恐れが日本人にはわかりようがないものがあるからだといわれた
そのことはこの映画でも感じられたかもしれない
最後に続編があるのなら
実は双子だったというシチュエーションはよくある後付だけど
オリジナルに触るのは絶対やめて欲しい
時系列的にオリジナルの後 2や3含めるのかそれとも省いてしまうのかはどちらでもいいと思うけど
オリジナルだけはいじってほしくないと思う
一つの映画として
「オーメン」を見たものとしては
まあ面白かったと言える作品だと思う
もしかして、続きがありそうなんだけど
こまかく言えば、一作目と比べてダミアンの父親母親の内容が違うよな。
あの辺あたりが、ファンタジー扱いなのかな。
これは、映画館で見ないと怖さ半分ですよ
DOLBYサラウンドシステムじゃないと、ちょっと迫力に欠けて批判があるかも。
初代1でもサラウンドや音楽が評価されていました
教会から避雷針(十字架と勘違いしていた)が落ちてくるシーン辺りの音が評価されて、無音だとなんにも怖くないとテレビで放送されていました。
頑張れマーガレット!教会の闇を暴くんだ!!
直接的に悪魔やお化けがグワーっ!て襲ってくるわけでもなく、基本的には演出が恐ろしくグロい。
ネッチョリ系?
出産シーンが度々入ります。観ていてこちらもヒッヒッフーしてしまう😅
インパクトのある作品で終わってからも余韻に浸れて満足度は高かい映画でした。
「ホラー好き」
今年50本目。
ザ・ファーストと言う事で前日譚なんですね。
映画後美容室に行きましたが初見でと言ったら少し驚かれてました。彼女は前の作品見た事あると最後の一番重要なキーワードも知っていました。本当に会話好き。主人公がこんなに過酷な体験しているから自分は何でもできると勇気貰いました。
まぁまぁよかった!
初めてオーメン観ました。
色々レビューを見てから鑑賞したけど、内容もわかりやすくなかなか面白かった。
ちょっと獣について気になる事はあったが深く考えなければなるほどなーって。
怖さもグロさも個人的にはほぼなく、ダミアン誕生まで観やすかった。
続編出そうな気がするけど、もういいかなと思ったw
なぜ、今頃オーメンファーストなのか・・・
1976年製作・公開の「オーメン」その後続編が2作作られたんだけど、そのどうしてダミアンが生まれて来たのかを描いた作品が今回の「オーメン:ザ・ファースト」、オーメンシリーズをリアルタイムで見てきた世代であり、また、たまたま去年だったか、オーメンシリーズを3作品を久しぶりに通して見直したばかりだったので、何とも良いタイミングで本作品が公開されました。
まずは、余談なんだけど、「オーメン」の公開当時って、少年チャンピオンに、この頃のヒット作品の漫画がダイジェストのように描かれていて、「カサンドラクロス」「パニック・イン・スタジアム」「キングコンゴ」などが漫画になったのだけど、1作目の「オーメン」も描かれていて、これが意外に映画より面白かった・・・・
「オーメン」シリーズの良いところは、ハッピーエンドで終わらない所・・・・悪魔が勝っんだよね・・・・
また、ダミアンが生れて渡されるのも、協会系なので、当時、よく大きな問題にならなかったね・・・・
で、本作品も、見方によっては、問題にならないのかな・・・・
しかし、よくこの様なお話を作ったね・・・・また、新事実も出来て、新事実で話を繋げられそうな感じ・・・・
しかし、どうして、今頃、「オーメン」の前章なんか作ったのかな・・・レビューを見ても、「オーメンシリーズはみていないですけど」みたいな感想が多いよね。どうせなら、公開前に、「オーメン」を1週間でも上映されば良かったのにな・・・
しかし、本作品、よくこんなお話を作ったものだと褒められるんだけど、しかし、描き方が何ともいまひとつかな・・・・
主人公のマーガレット役のネル・タイガー・フリーってなかなか好演でいいんだけど・・・・
何とも芸術性高い作風に、見ているこっちが嫌になるな・・・・・もっと、普通に描いて欲しかったな・・・・
「オーメン」シリーズって、要所要所で、クライマックスっていうか、見せ場があって、そこがまた見ている方には、楽しみのひとつだったんだけど・・・・・
オマージュのような場面はあるんだけど・・・・しかし、特に別に・・・・
ま、ちょっと、私的には、期待が大きかっただけに、残念だったかな・・・・
オカルト好きなら楽しめると思う
オーメン元祖を観たのはかなり昔で正直うろ覚え。一応、2と3も観ている。
当時はキリスト教の知識も薄く、山狗とか悪魔の数字(ヨハネの黙示録)とか言われてもピンと来なかった。
オーメンファーストは観なくても良いかな?
と思っていたが、レビューサイトなどの評価が高いと知って、あまり期待せずに劇場へ。
観た感想はひと言で言うと『これってホラーと言うよりオカルト映画だな』ってところ。
まぁ、ホラー的な死亡シーンが少しだけあったが、殆ど人が死なないし、残酷なシーン自体が少ない。
あまり人が死なないホラー映画ってのもないわけではないし、残酷シーンを見たくて映画館に行ったわけでもないが、正直、軽く拍子抜け。
中途半端にホラーシーンを入れるくらいなら、まったく無しでも良かったかも。
元祖オーメンは飛び降り首吊りとかガラスで首が飛ぶとか残酷な死に様がいくつもあったけどね。
オーメン2はとにかく人が死にまくる映画だったという記憶がある。
出産シーンがグロいってレビューもあって、ちょっと期待していたが…
リアルとは言い難いただの帝王切開シーンだった…
今の時代、なかなかグロ描写は難しいのかもしれないが、あれをグロいと言ってる人たちは、(今、観ると多少のチープさもあるが)元祖オーメンやダリオ・アルジェント、ジョン・カーペンターなどの『80年代ホラー』を観たら何て言うんだろう?
とか思ってしまった。
ダミアンの出生の秘密が明かされるというフレコミだったが、『悪魔の子を宿した方法』や『ダミアンの父親、母親(マーガレット)の正体』は描かれず、こちらも期待ハズレ。続編があるならそこでやるかもしれないが。
映画全体の出来は悪くないし、オカルト好きな人には嵌まるかもしれないが、元祖オーメンが好きな人やホラー映画好きの人には物足りないかもしれない。
一番怖いのは、人の心なのかなと思う
ホラー映画は怖がりなので、あまり見てないため
ホラーとしての評価はあまり出来ないのですが、
ちゃんとストーリーとしても面白く、
映画館で観るからこその迫力と音の持つ強さ、
映像の細かい部分などを全体像として捉えることが
出来ることなど、映画館で観て良かったなと思った
映画でした。
次から次へとこれはこんな意味なんだろうか?と
解釈するような面白さもあり、
ローマの街の映像としても美しさも味わえたりして。
その中で信仰の狂気と人の中に巣食う恐ろしいものを
じわじわと感じて、リアルな恐さや眠れなくなるような恐怖よりも、心にじゅくじゅくとした生傷を残すような違和感を残したような気がします。
人知を超えた何かを、忘れていた私にとっては、
ちょっとした戒めにすらなりました。
期待度△鑑賞後の満足度○ “悪魔の子ダミアンは何故生まれたか?” -そら、世界を悪魔が征服する為ですがな、と答えの判っている試験みたいなものだが、オマージュ+ツィストもあり結構楽しませて貰った。
①キリスト教世界の持つ一種の禍々しさというかオドロオドロしたところを上手く使っていると思う。
②なんで今頃『オーメン』?と思い、『オーメンシリーズ』を若い頃見た者としては一応見ときましょ、という流れで見たが、のっけから第1作目の『オーメン』をオマージュしたシーンは出てくるは、『リング』の貞子+『ポゼッション』のイザベル・アジャーニのパクりじゃん、というシーンとか色々と楽しませてくれたので点数は悪くない。
③特に前半はイタリア製B級ホラーの香りがしたり、意外性を出したいばかりに辻褄が合わなかったり“んな、阿保な”というところもあるが、
元祖「オーメン」のインパクトが強すぎます
今回は、オーメンの前日譚ということで、期待していましたが、ストーリーに少しがっかりしました。
主人公マーガレットは、いかにも敬虔で真面目そうなクリスチャンですが、ルームメイトの子にディスコに誘われ、酒を飲み、その場で出会った男といい雰囲気になります。マーガレットらしくない行動に違和感を感じ、裏で教会が手を引いているというストーリー展開が予想できました。
獣の血を引いているのに、生まれてから、ずっと、普通の人間として、邪悪な雰囲気を全く出さずに生きてきたように見えるマーガレットにも違和感を感じました。ダミアンやカルリータのような怪しさや、時折見せる邪悪さが皆無です。
マーガレットにGPSが付いているのかと思うくらい、彼女の居場所を把握しているブレナン神父は、神出鬼没で不思議な存在です。彼の過去についてもっと知りたくなりました。
悪魔を産ませるという壮大な行いの理由が、宗教に無関心の若者を恐れさせ、再び信仰心を呼び戻すという小さいことのためだったということに驚きました。しかも、悪魔は男じゃなきゃだめというこだわり。
それと、CGで作られる炎がしょぼくて、もう少し、頑張ってほしかったです。
獣が、最後、炎に包まれて死んだと思われますが、獣がどういう存在なのか深堀りされておらず謎です。ほかにもいるのか、曖昧でモヤモヤ感が残りました。
それと、この教会がなぜ、悪魔と関係を持つようになったのかの説明もないので、話に深みが出てきません。
ただ、俳優の演技は素晴らしかったですし、1970年代のイタリアの雰囲気も良かったです。
オーメンということで、登場人物がどんな殺され方をするんだろうと、勝手に期待していたのですが、元祖オーメンと似通った殺され方で、肩透かしを食らいました。
ダミアン(悪魔)が生まれる前でも、面白い殺し方を演出することはできたんじゃないかと思います。
教会側にミセス・ベイロックのような異様で雰囲気の怖いキャラがいないせいか、見てて恐怖は感じませんでした。
とにかく、元祖オーメンのインパクトが強すぎて、私にとって、あまり印象に残らない映画となりました。
子供たちの見ている前で、建物から笑顔で飛び降り、首吊り自殺をする子守
落下してきた避雷針で串刺しになるブレナン神父
ビルから突き落とされ、救急車の屋根を突き破り死亡するキャサリン
後退するトラックの荷台に積まれたガラス板で首がすっ飛ぶカメラマン
元祖オーメンでは、インパクトの強い死亡シーンが映画の大きな魅力となっています。
登場人物も個性が強くて、一種異様な雰囲気を持っています。
ブレナン神父、ミセス・ベイロック、カメラマン、笑顔が怖いダミアン、どれも存在感が強いです。しかも、グレゴリー・ペックが出演しているという意外性。ストーリーも面白いです。
「オーメン ザ・ファースト」をきっかけに1976年制作の名作「オーメン」を見る人が増えることを期待します。
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