【推しの子】 The Final Actのレビュー・感想・評価
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総じて原作より良い
様々な要素が変更されている。特に、最後のアクアの死のシーンは圧巻。カミキと共に心中しなければいけない理由に納得感があるし、原作とは違い、アクアが復讐に囚われない生き方をしようと決意しているのも良い。また最後のセリフである、「おしてやる」というセリフにはアイドルとしてのルビーを推すと言う意味とルビーの夢を後「おし」するという2つの意味が込められており、さりなことルビーに楽しい人生を生きてほしいが為に自身の命を捧げたアクアの献身性が表れていて感動した。個人的には推し(有馬かな)の卒業ライブにアクアが来れたのが胸熱であった。原作でもやもやを抱えている人は絶対に見るべきだ。神作品である。
金目当てでも無いのに、実の子を○そうとする親が居る???
産婦人科医のゴローは、かつて担当していて12歳で亡くなった患者の影響で、アイドルグループ、B小町のアイを、推し、とした生活を楽しんでいた。そんなある日、突然、アイが患者として彼の病院に現れ、診察すると双子を妊娠していた。出産まで責任を持って見守る、と彼女に言ってたが、病院へアイの苗字を知ってた不審者が現れ、ゴローはその男を追っていて刺殺されてしまった。ちょうどそのタイミングでアイが双子の男の子を出産し、理由も原理もわからないまま、ゴローはアイの子どもに転生してしまった。アクアという名で推しの子として幸せな日々を過ごしていたが、ある日、アイは宅配便を装ったストーカーに刺殺されてしまった。大人になったアクアは、アイを殺した犯人への復讐のため芸能界に入り・・・さてどうなる、という話。
アニメ版は鑑賞済みだが、ドラマシリーズは未視聴。
楽しいアイドル音楽を聴こうかと思っていたが、B小町のライブ風景は映るが、じっくり曲を聴くような作品じゃなかった。
アイが死んで残り1時間以上、もしかしてこれミステリーだったの?って途中で思ってしまった。
アイの死について、実行犯は別だけど、住所教えたのは子供達の父親なんて衝撃。アイの何が憎くて殺そうとしたのかサッパリ分からなかった。
ラストも、自分の実の子を殺そうとするか?金目当てでも無いのにそんなことする親が居る?
カミキヒカルの脳内を見てみたかった。演じた二宮和也はこの憎らしい役も上手だった。
アイ役の齋藤飛鳥は顔が小さいし、元乃木坂46だけあってセンターで光ってた。
アクアの双子の妹で母と同じアイドルを目指すルビー役の齊藤なぎさは最近よく見るが、華がない。良いキャスティングとは思わなかった。
その点、有馬かな役の原菜乃華は表情が可愛くて光ってた。あのちゃんも悪くなかった。
嘘の愛?
実はシングルマザーで双子の隠し子いるアイドルと独りのファンにバレ、逆恨みで自宅新居で殺害されたアイドル“B小町のアイ”の話。
出産の為、入院してるアイの病院、…をうろつく不審者を追ったまま行方不明になってる、アイの担当医でもあった産婦人科医・雨宮吾郎がアイの双子の兄妹アクアへ転生し、アイを殺した真相と真犯人へ復讐しようと動きだす。
劇場版を観るために数日前から配信二話まで観、アクアの真犯人捜し面白そう!と観てはいるけれど、プロデューサーへ近づく為と分かってはいるものの恋愛リアリティーショーとかアクアとアカネの恋愛模様が遠回しに感じたり、ストーリーの脱線感、アイと吾郎、吾郎とさりなちゃんの話が断片的でいまいち掴めずハマらなかったドラマシリーズ。
今作、最初の1時間位がドラマシリーズだと断片的?だった部分が細かくアイと雨宮の関係性、雨宮とさりなの関係性を掘り下げてくれて繋がらなかった部分が繋がって分かりやすいし、さりなちゃんの吾郎医師を想う気持ちだったり、実は双子の兄妹となって一緒になってたっと分かった時には涙で。
五反田監督作品撮り始めのカフェのシーン、撮影シーンと過去を重ね思い出す斉藤だったり、間近で生活をし見てたからこそ出来たアイを演じたルビーの演技にも涙。
ただ最後まで引っ掛かってたアイを殺った動機…、愛を知らずに育った異常なヤツでしたね。とりあえず劇場版観て色々とスッキリ。
あと黒髪のクールビューティー茅島みずきさんの涙ボクロはずるいんだって!
(原作未読、アマプラ配信のみ鑑賞)
アニメは推しになれたが、この実写映画は推しになれなかった
Netflixが見れるようになってから、ちょいちょいアニメシリーズを見るようになった。(ついでにドラマシリーズも。今年は何と言っても『地面師たち』と『極悪女王』。『イカゲーム2』も楽しみ)
一気見出来るのが有難い。『鬼滅の刃』『進撃の巨人』もそれで。
今年になってから見たのは、『葬送のフリーレン』『薬屋のひとりごと』、そして『推しの子』。これら新シリーズも楽しみ。
どれも甲乙付け難いほど面白かったが、中でもオリジナリティーあったのは『推しの子』。
地方都市の病院の産婦人科医のゴロー。研修医時代に会い亡くなった患者の少女・さりなの影響で、アイドルグループ“B小町”のセンター、アイの大ファン。
そんなゴローの前に患者としてやって来たのは、アイ。しかも、妊娠していた…!
ショックを受けるゴローだが、産む事を決めたアイの力に。
出産が近付く中、病院付近で不審者が。
見つけ、捕まえようとしたゴローだが、返り討ちに遭い、崖から落ち、死に…生まれ変わった。
アイの子供として…!
一体何処からこんなアイデアが…?
前世の記憶あり。だから赤ちゃんが冷静沈着に喋る。
アイは双子を出産。ゴローは“兄”で、どうやら“妹”も誰かの生まれ変わり。すぐに分かる事だが、ゴローがアイ推しのきっかけになったさりな。ゴローは途中で気付くが、さりなは知らず…。
ゴローは“アクア”、さりなは“ルビー”、推しのアイドルの子として転生した人生をエンジョイしようとしたが…。
子供を産んだ事は秘密。父親も誰だか秘密。アイドル業と母親業に奮闘するアイ。月日は流れ…。
念願の東京ドーム公演を控えたある日、アイは家を突き止めたファンの男に刺される。まだ幼いアクアの目の前で…。
子供たちに愛を伝え、絶命…。
ファンタスティック・コメディとキラキラアイドル・アニメかと思ったら、衝撃のサスペンス展開。
てっきりアイが主人公だと思っていたので、プロローグでいきなり死んでこれも驚いた。
目の前で母親=推しのアイドルを殺されたアクアは復讐を誓う。
成長し、芸能界へ。アイを殺したファンの男は先導されただけで、真犯人が。おそらく、アイがいた“世界”、アイに近い者と推測。個性派監督に見出だされ、俳優として開花していく。
ルビーも芸能界へ。母親のようなアイドルを目指す。さりな時代からの夢でもあった。
それぞれ目指す夢と目的。一方はピュアにアイドルを、一方は冷徹なまでに復讐を…。
ここからが『推しの子』の本筋と言えよう。
輪廻転生。
アイドル事情。
芸能界のあれこれ。
サスペンス。
ラブコメ。
そして大きな“愛”の存在…。
様々なジャンルをただごった煮にしたのではなく、巧みにまとめられ、脱帽。
アニメシリーズはいよいよ佳境を迎える第2期が終わった所。
次期にも期待が膨らむ中、噂ではなかった。まさかの実写化…!
そのニュースを聞いた時から、ビジュアルが公表された時から、賛否両論。
まあ、無理もない。それほどもうイメージが定着しているのだから。
私も最初は「え~っ…」と思った。と同時に、どう実写化されたか気にもなり…。
Prime Videoの配信ドラマシリーズ。
私はPrime Videoが見れない(と言うか、何故か何べんやっても登録出来ない)ので、見れない。
が、ドラマの“その後”が映画に。
私はあまりこういうパターンが好きじゃない。ドラマを見てないと話についていけない。
だけど、アニメシリーズを見ていたので今回は例外。
話的にはちょうどアニメ第2期の終わった所。つまり、その続きを実写で見る事になった訳だが…、
アニメで続きを楽しみにしていた者としては、メッチャネタバレやん!
いや、Wikipediaでついつい調べちゃって、その後の展開や真犯人もさらりと知っちゃっていたのだけれど…、出来ればアニメでじっくり見たかった…。
この実写映画が素晴らしい出来だったらまだ良かったんだけど…。
ドラマの続き、原作でもクライマックス突入となる“映画編”が主軸に。
これが2時間かけて描かれるのかと思ったら、前半をたっぷりプロローグに尺を使い、“間”をすっ飛ばして、“映画編”へ。
この“間”も、かなやあかねとの出会い。アクアを巡る三角関係。
ルビーは“新生B小町”としてデビュー。
アクアは俳優として、少女コミックの実写ドラマ化、恋愛リアリティー番組、2・5次元舞台に出演。
苦悩、現実社会にもあったSNS誹謗中傷、芸能界の闇…。成長や飛躍。アクアやルビーやかなやあかねらたくさんの登場人物が織り成す群像劇としてとても見応えあったのだが…。
それらは配信ドラマで。導入部とクライマックスを映画でやって、初見の人でも見れる作りにしたのだろうけど…。
何か、アンバランス。
真犯人(敢えて名前伏せる)もぽっと出感。どうやってアクアは真犯人に辿り着いたかも映画では描かれていないので、スリルもカタルシスも盛り上がらない。
真犯人はフルネームで呼ばれてすらいなかったような…? 全くの初心者だったら思うだろう。誰…?
そもそも映画のこの構成自体、『推しの子』全くの初心者が見て分かるのだろうか…?
私はアニメシリーズを見ていたからついていけたが、いつもながら見ていなかったら全く分からなかっただろう。と言うか、映画自体わざわざ観に行ってないか…。
アイ役のオファーを一度は辞退したという齋藤飛鳥。誰が演じても賛否両論になる“完全無欠のアイドル”を、魅力と印象充分に演じていたと思う。ちょっと推しになりそうになった。
成田凌はハマっていたが、櫻井海音はちょっとクールさとミステリアスさに欠けた。
齊藤なぎさも悪くなく。Wサイトウは元アイドルでもあり、さすがのアイドルオーラ全開。
旧B小町、新生B小町、それぞれの楽曲や主題歌もいい。
が、かな=原菜乃華やあかね=茅島みずきに全く出番や見せ場ナシ。
元アイドルのWサイトウや子役出身の原菜乃華ら比較的イメージに近いキャスティングなのだが、金髪姿の“彼”は年齢的に見て合っているのかどうか…。
よって、話やキャラを限定してしまった為、本来は最重要エピソードである筈なのに、駆け足気味となり、作品全体がダイジェスト風にもなってしまった。
“今日あま編”や“2・5次元舞台編”でコミックを実写化する難しさや、作者・作り手・演者らの作品に懸ける熱意を描き、唸らされた。
さらに“今日あま編”で作者やファンの大事な原作が金儲けの為に凡作実写にされ、それが皮肉にしか思えない。
アニメは推しになれたが、この実写映画は推しになれなかった。
ひとりで見ると辛いかも
推しの子 実写見てきた
良かったけど一気に見ると辛いシーンも有り誰かと見に行くことをお酢すめ
メムチョの角!?!?
ライブの時や普段で違うだと?
カバンの角もそうなの?
小道具にメムチョ好きおるぞw
衣装もこだわっているようだ
あまり衣装わからんけど
みんなオシャレですね
特にB小町のステージ衣装は何着あるんだ?
HPにそこら辺のこだわりコメント欲しいかも
部屋などのLive装置はかんださんとごうべさん?神神コンビか
男性らしいこだわり?
最後にネタバレ
メムチョ結婚おめw
ルビーソロデビューおめ
アニメと違って面白かった
アクアマリンと父親の最後のシーンはキャスティングが生きた良いシーンでした
原作もドラマも予備知識さえなく
コメディだと思って見たが…。
シリアスなんだろうけど若手俳優達がある意味アイドルなのか個性があまり引き立たず役どころの区別がつかずついていけなかった…。
シリアスならアイドルの歌は少しでいいのにフルコーラス。
ストーリーのたどり着くべきゴールもよく分からず。
神と悪魔の戦い
推しの子、全コンテンツクリア勢で
先程実写版を観ての感想を書いてみる。
推しの子という物語を、善と悪の戦いという観点から観てみた。
本編ラストでのアクアとカミキヒカルの対峙は、ルビーを挟んでの神につかわされた再誕(イエスも復活する。)したアクアと邪悪な悪魔と化したカミキヒカル。その正邪の戦いであったのかと。
関係する人々を滅ぼしていくカミキヒカルは「オーメン」のダミアンをイメージさせる邪悪の象徴であるし、またダークサイドに堕ちた父と戦う兄妹は「スターウォーズ」の親子の戦いを想像させる。
善と悪、神と悪魔、ライトサイドとダークサイド。
そして、アクア=ゴローは大切なルビー=紗理奈の未来を悪魔から守るべく、その身を悪魔とともに自己犠牲によって退場していく。それは、私にとって神への殉教に写った。
映画「エクソシスト」のラスト、悪魔に取り憑かれた少女を救うべく悪魔にその身を乗っ取らせて我が身を急階段へと投身したカラス神父の尊い姿と重なった。
「推しの子」とは善と悪、神(原作にはツクヨミがいる。)と悪魔が人の世で人の身を借り、二世代に渡り戦った壮絶な物語では無いか、と私は夢想する。
アクアのラストの退場は、神の勝利というビターなハッピーエンドでもあるのではないか、と思うのである。
齋藤飛鳥、最強!ライブ・ステージの説得力 成田凌、稲垣来泉のコンビも泣ける 吉田鋼太郎らが活躍する前半がいい 俳優陣が弱すぎる後半が今一つ
齋藤飛鳥のキャスティングは大成功!
さすがの説得力、リアリティに加えて、アイとしてのキャラが加わり最強!
いつもよりキラキラしてる。
「嘘はとびっきりの愛なんだよ。」
ライブ・シーンも本格的で、もっと観たかった!
そして、成田凌、稲垣来泉のエピソードが泣ける。
(まあ、大事な時に怪しい奴を山の中まで追っかけるのはやり過ぎだが…)
吉田鋼太郎も少ない出番でもさすが。
アイ退場までは、見ごたえあるけれど、短かい。
ここまでをもっと観たかった。
そしてここから後はドラマで描かれていたこともあって、一気にダイジェストっぽくなって、トーンダウン。
役者陣も力不足で物足らない。
さらに犯人の動機がただただ不愉快だが、ニノの嫌な部分を拡大させたようで、本当に嫌な奴だった。
何なんだアイツは!
アニメもドラマも未見でしたが、こういう話だったんですねぇ。
もっと「嘘はとびきりの愛」っていう部分が中心の物語かと思ったら、それは始めだけだったんですね。
前半1/3は☆4.5!以下王は☆2.5!
ドラマ版見てから映画版待ち遠しかったです。
原作未読ですが、炎上しているのはニュースで見ました。
ネタバレ嫌だったので内容は読まずに、今日の映画を見てから確認…なるほど。
ドラマと映画はうまくまとめていたのではないでしょうか。
ドラマ一気見していたので前半は「早く続きがみたい!」って感じでした。まあドラマにはない場面もあったし、映画だけ見に来た人への補完なんだろうけど1時間は長かったかなぁ。
そもそもドラマや原作、アニメ見ずにこれだけを見に来るような人とは価値観が違いすぎで話は合わないでしょうけど。
話を映画の内容に戻すと最後に東京ドームに立つところで終わったあたり、吾郎先生の想いが伝わっていると感じました。
ルビーとアイ、アクアとカミキ。
映画で2人がそれぞれ本人とオーバーラップしていくのもとてもよかったです。
ドラマ版見てて有馬かなちゃんに心を奪われました。原菜乃華ちゃん凄いですね。ミステリと言う勿れ見て、この子は来そうだな…と思っていたのですが、想像以上に凄い。
ツンデレ役のクィーンや!
個人的にはアクアとかなちゃんが結ばれてほしかった。
追記:
案の定だが、映画だけを見てマイナスなこと書いているレビューが散見される。
意味が分からないな・・・。
登場人物を複雑化することなくうまくまとめたなという印象
アニメ勢(原作の結末は知っている)の感想です。
アマプラでドラマを追っていれば
これはこれでありでした。
実写化しやすようで題材が難しいというかブーメランになりうる内容でもあったと思うのでよくまとめたなと感じました。
まず、原作寄りにキャラが増えると複雑化するのでキャストは主要のみにしたのはよかったです。
次にキャストさん
結構色んな選択肢があったと思いますが、こちらも概ね配役良かったと思います。
個人的に何人か感想述べます。
齋藤飛鳥さんは最初選ばれた時に(大変失礼ながら)アイドルとしての姿は知っていましたが、演技の印象がなかったので不安がありましたがスタートダッシュはまさしく完全無敵のアイドルで目が離せなかったです。また、子どもへの愛に戸惑う場面も良かった。
アイに寄せ演じた部分もあると思いますが、元々アイドルだった人にしかわからない気持ちがあると思うし、何よりスタイルもいいので映像が映えますね。
アマプラで登場した時よりも感情がのっているように見えました。
原菜乃華さん
アマプラでは主役で好印象でした
当方有馬かな推しだったのでアマプラの方が満足度高いです。
映画では演技スポットが当たらなくなってしまい演技あってなんぼなところあったので寂しかったですがライブ映像素敵でした。
成田凌さん
コメディ要素もできるのですね、
前にみたなにかのドラマの時よりぐんとうまくなっていてびっくりしました。前半を支えてくれていました
配役よかったです。
剛力彩芽さん
今回出てきた中で一番え!?ってなった人でした。(最後クレジット確認するくらいには出ることが意外だった)
たった数分ですがインパクトがでかい一瞬を残したと思います。
二宮和也さん
配役が発表された時になるほどなと思いました。
カミキヒカルは誰がいいとかは個人的になかったので(この人が適任というピッタリがぱっと出てこなかった)
二宮さんが決まった時にはイケメンに寄りすぎない演技に寄った配役で選んだなと妙に納得しましたし、実際視聴者側に納得させるものは多かった配役なのかなと思います。
どこか掴めない、本人も気づかない人たらしで影のある魅力(褒めてます)を考えると個人的には良かったとおもいます。
そしてアイドル同士から生まれる双子(しかも片方も元アイドル)ってなかなか強い遺伝子ですね
本編の感想です。
前半とにかくアイの人生を見ていたのか齋藤飛鳥さんの人生を見ているのかわからない錯覚になりました笑
病院でのシーンそれぞれよかったし全体的に子役の頑張りあってこそでした。
ホームビデオの映像が余計にそんな気持ちにさせたのかもですね
中盤、転生前の姿を知るところは要素としては入れなきゃいけなかったけれどちょっとふわっとしている退屈な流れでした。
後半、カミキヒカルの登場でぐっと緊張感が増したのは覚えています。実際引き込まれもしました。
ただ同時に、今までローペースな展開だった分カミキヒカルとの会話、展開の速さに見てる側の理解が追いつかなくなり
二宮さんの演技聞き取りにくくなったのが残念。
この場面じっくり観たいところですが、もう一回全体を求めるほどではないので配信があることを期待、、、。
この映画を映画館で観るよさは
推しがいたことある人は感じるかと思いますが
アイドルがキラキラしてる瞬間を大画面、高画質で見られることです笑
私は完全にアイに夢中でした。
仕方ない原作が酷かったんだから。
とりあえずカミキヒカルのニノが本当役かっこよかった!感情があるようでなくてどこかアイに雰囲気が似ている感じがとってもとってもよかった!
そして漫画では全く役に立たなかったアイドルのニノやツキヨミはもう出さないようにしていたのも良かった!
ストーリーも少し変えて今までの推しの子ファンが楽しめるように工夫してくれていたのも良かった!
みんな一生懸命作品を汚さないように努力していたのが伝わった。
本当に赤坂アカ達見習ってほしい。あんな素敵な作品を自分自身の手で汚したのだから。
漫画さえちゃんと構成しっかりしていればもっといい終わりに出来たはずなんだょ。
この星が2個ないのはファンを裏切る形で終わらせたストーリーの恨み。
原作のせいで呆気なく見えてしまったせい。
最後に
トライワイトの曲をフルでMV風にしてくれたのはとっても良かった!アイの最初の歌もテレビと映画で曲を変えてくれたところも感謝してる。
監督スミスさん良く頑張ってくれました。
赤坂アカに見習って欲しいところです。
描いたなら最初から最後まで描き切ってくれよって。
アニメがどうかストーリー変わってますように。
【”アイドルは嘘で出来ている。そして愛と復讐の輪廻転生。”今作はアイドル達とアイドルを推す”様々な”人達との15年間の虚実をぎゅっと凝縮した2時間強で描いた前半ナカナカ、後半ダッチロール作品である。】
ー 今作は、前半はアイドルグループ「B小町」のセンターアイ(齋藤飛鳥)を軸に物語は進む。九州の病院の研修医のゴロー(成田凌)は末期の病のさりなちゃんがアイの推しである事を知りつつ、彼女の末期を看取る。そして、彼が産婦人科医になった時に、子を宿したアイが秘密裏にやって来る。だが、アイの”推し”のファンが何処からか情報を嗅ぎつけてやって来て、彼を追い返すゴローを殺してしまう。
アイは、双子を産みそれぞれ、アクア(長じてからは櫻井海音)とルビー(長じてからは齋藤なぎさ)と名付け、アイドルをしながら育てるが、ドーム公演を前に、幼き二人の前で再び、”推し”のファンに刺殺されてしまう。
そして、時は流れ「B小町」は新たに結成されルビーはそのメンバーになっている。そして”「B小町」の15年間を基にした映画製作が決定する。-
◆感想
・中盤までは、非常に面白く鑑賞する。何よりも展開が、予想の左斜め上を行く展開で、ドンドンと進行する中で、アイの秘めたる出生とアイドルになった過程がドラマティックに描かれて行くからである。
・特に輪廻転生からの、アクアとルビーが高校生になり、アクアが母のアイを殺した真犯人を見つけようと画策した映画製作決定シーンまでは、ナカナカである。
・だーが、徐々に分からない部分が出てくるのである。
1.ゴローを殺した犯人とアイを殺した犯人とは、多分同じ。けれども、そこに金髪の男でアイの父親と思われる青年と、その後に出て来た金髪男(二宮和也)との関係性。
⇒親切な方からの教えで判明:金髪男は犯人が年齢を重ねた人でした。
2.どーでも、良い事かも知れないが、新たに結成された「B小町」のメンバー3人が、或る時はルビーと有馬かな(原菜乃華)とMEMちょ(あの)であったり、茅島みずき(黒川あかね)が入って居たり、有馬かなの卒業宣言はどうなった?
⇒親切な方からの教えで判明:劇が混ざってました。
とか、少し混乱する。誰か親切なレビュアーさん、”一見さん”の私に解説して欲しい!虚と実って事?? ⇒解決。
・又、アクアが誘拐されたルビーを探しにビルの屋上に来て金髪男と対峙するシーンは、金髪男は、何がしたかったのかな?
そして、アクアは金髪男と海中に落下し、行方不明・・。
<原作ファンの方だと、描かれない所まで知っているから、分かるのかな?途中までとても面白かったけれども、途中からダッチロールのようになっていった作品。(個人的な感想です。)
だーが、芸能界やアイドルにはさっぱり興味が無かった私には、冒頭の凄いライブシーンとか、売れっ子アイドルの過酷な生活などは、興味深かった作品である。
じゃーね。>
■2024年12月21日 追記
・早速、親切なレビュアーさんに解説して頂きました。多謝です。このサイトは親切な方が多いので、有難いです。
素直に面白かった
アマプラでドラマをやって残りを映画と聞いたときはとても不安だったのだけど、原作やアマプラ見てなくても問題なく面白い映画になってました。
しかも、例のシーンまでの話もアマプラとは別バージョンの映像で、アマプラも映画も両方見た人でも飽きることがなかったです。
前半は成田凌さんと稲垣来泉さんの吾郎とさりなの物語に感動して、後半は黒川想矢さんと二宮和也さんのカミキヒカルにやられるという感じでとても良かったです。
実写化が発表されたときはほんとうに不安でしたが、さすがゆるキャン△実写版の脚本家さんです。漫画の実写化であるとともに、とても面白い映画になっていました。
みなさん是非映画館で観てください。
劇場版は原作より良いまとめ方かも!?
原作漫画は最終回まで読了しましたし、アニメも二期までの全話視聴済みですが、皆さんもご存じの通り、原作漫画の終盤の評判が非常に悪い作品です。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない中途半端な展開で、良く言えば二次創作が好きな人に「オチはお好きなようにアレンジして下さい」と、材料を提供した感じです。
ドラマ版、劇場版の製作が決まった時にキャストのキービジュアルが公開されましたが、その時も「なんかコスプレっぽいよね」というのが世間の反応でしたが、始まってみればなかなかどうして、キャストが原作を読み込んで一生懸命役になりきっている熱量が伝わってきました。特に有馬かな役の原菜乃華、MEMちょ役のあの、斉藤壱護役の吉田鋼太郎、五反田泰志役の金子ノブアキにはプロの勢いを感じました。カミキヒカル役の二宮和也は、旧ジャニーズ時代から公私共に悪い印象が強い人物なので、悪の黒幕にはピッタリの配役でした。
原作では結構のボリュームで語られていた「今日は甘口で」「東京ブレイド」の部分はバッサリ割愛されていて正解だと感じました。この辺りを挿入していたら尺が足りなくなってきて、キル・ビル以上に前後編で300分オーバーの作品になってしまったかも知れないですね。
追伸=最後はカミキヒカルと共に入水したアクアの遺体が見つからなかったという筋書きになっていましたが、もし自分が原作から手直しして脚本を書いたとしたら、アクアだけに復讐はさせずに自分も加担すると言っていた黒川あかねにカミキヒカルの始末をやらせたでしょうね。原作ではアクアがあかねの動向を把握するためにGPS付きのキーホルダーを持たせていた表現がありましたが、逆にあかねがアクアの動向を把握してピンチを救う事も出来た訳ですからね。
原作モノを実写化するときのロールモデル
原作マンガ、アニメ版、アマプラドラマ版もすべて観たうえで実写映画鑑賞しました。
素晴らしい実写化でした。あっぱれです。
原作マンガの中でもマンガを実写化してがっかりする原作者。そしてマンガを舞台化する際脚本が納得いかないと書き直す〜舞台脚本家と一緒に書き上げる!などありましたが、そんな作品を実写映画化するというハードな仕事!!
お互いがリスペクトをして129分という制限の中で実写映画として表現する。さまざまな正解はあると思いますが、この作品もひとつの大正解だと思います。
原作マンガを全て読んだ後に、アマプラドラマ版を観て実写映画版を観る。というのが私的には一番楽しめると思いますが、原作マンガをあとから読む。というのも面白い楽しみ方だと思います。
アマプラドラマ版では有馬かな役の原菜乃華さんが無双してましたが、実写映画版では齊藤なぎささんが素晴らしく輝いてました。
そしてカミキヒカルを二宮和也さんが演じた、というのも凄いキャスティングでした。
ニノが個人事務所になったことで成立した強烈なキャスティングだと思います。
キャスティングしたスタッフも、それを受けた二宮和也さんもあっぱれ!です。
実写映画版では初代B小町の元メンバー『ニノ』の役割をカミキヒカルが兼ねていたのも演じたのがニノだったのは偶然ではないと妄想してます。
今回実写ドラマ化、実写映画化されましたが、原作者が実写化に満足されてリスペクトを感じて、楽しんでいただけていることが何よりも幸せなことだと思います。
安易な実写化や、リスペクトを感じられない
実写化も散見する中、このような作品が今後は増えてくると確信しています。
原作マンガ版と違う!あの大切なシーンが抜けてる!キャラが違う!と思った方もいるかもしれませんが、2時間の中に収めるために最大限取捨選択し、映画館で楽しむ為に変更しなくてはならないことがあること、変更した方が良いことがあること、原作と違うからこそ映画版を楽しめることなどがあることをぜひご理解して楽しんでいただければと思います!
観終わったあと、『推しの子』推しの人たちと語り合いたい映画です!
映画.comには悪いけど
アイドルの隠し子として産まれた双子の兄妹が、芸能界に身を置きつつ母親を殺した犯人に復讐を誓う話。
原作未読、アニメ未鑑賞で、アマプラドラマを観賞し、話しが飛んだり時系列弄ったりで作りが粗いなと感じつつも、まあ話しの大筋はわかりましたという状況で観賞。
ドラマ版のおさらい+足りないところの補完で概ね1時間という始まりで、いよいよその続きになったけれど、そもそもドラマ版観ていないとチンプンカンプンなつくりなのに、振り返りに時間掛け過ぎ。
その続きの部分は粗いながらもまだみられたけれど、えっ?そんな壮大な肩透かし!?
流石にそれでは終わらなかったけれど、今度は話しの流れも雑ならつくりも雑で、いくら何でもひど過ぎる。
満を持しての二宮君はやっぱり二宮君な演技だし、役どころも何したいの?だし…。
前半部分の尺をガッツリ削ってもう少し作り込むとか出来なかったんですかね。
まあとりあえずは話しを終わらせてくれたのは良かったかな。
前半の展開が後半に活かされているとは思えない
ティーンエイジャーのアイドルの極秘での妊娠・出産、何者かに殺された産婦人科医の「推しの子」への転生、そして主人公と思われたアイドルの突然の死亡と、センセーショナルで意表を突いた前半の展開には引き込まれる。
ところが、主人公がアイドルの双子の子供たちに交代する後半は、物語が混迷を深めて行って取り残される。
そもそも、アイドルが殺された経緯を映画化することが、どうして犯人に復讐することになるのかがよく分からない。
世間に犯人が誰かを推察させることで、彼を社会的に抹殺しようということなのかもしれないが、確たる証拠がないのであれば、それは誹謗中傷に過ぎないし、そんな名誉毀損になりかねないような企画が、すんなり実現するとも思えない。
ましてや、この映画の場合、冒頭で「映画とは、フィクション(嘘)だ」と宣言してしまっているので、その「映画」で犯人を糾弾しようとすること自体が、作品の主張と矛盾しているように思えてしまうのである。
また、「転生」という仕掛けが、うまく活かされているとも思えない。
産婦人科医が生まれ変わったのは、自らと「推し」の復讐のためと説明されているが、別に生まれ変わらなくても、息子だったら母親の仇を討ちたいと普通に思うのではないだろうか?
妹にしても、アイドルに憧れたまま亡くなった少女の生まれ変わりでなくても、母親がアイドルだったという身の上だけで、自然にアイドルを目指したのではないだろうか?
新たな「B小町」のメンバーの3人や、妹と映画の主役の座を争った女優に、個性や魅力が感じられないのも物足りない。
この辺りは、エピソードの描き込み不足や場面のツギハギ感を含めて、ドラマのダイジェスト版としての不完全さが露呈してしまったとしか思えない。
そして、何よりも肩透かしだったのは、アイドルを殺した真犯人のキャラクターで、まったくと言っていいほど共感も同情も納得もできず、「単なる異常者」としか思えなかったのは、残念としか言いようがない。
作品のテーマにしても、「嘘は愛」ということなのかと思っていたら、ラストで、唐突に、「生まれ変わりに頼らずに、今を生きろ」というメッセージが示されて、「えっ、結局、言いたかったのは、そんなことなの?」と、呆気にとられてしまった。
上手くまとめました!
ネタバレ
ドラマで省かれていた原作1巻にあたる箇所に約60分割き、ドラマの続き〜ラストまでを残り60分。
自然な編集で無理なくまとまっています。
その分、有馬とアクアの関係がほぼ描かれず、あかねの役割も少なめとなりました。
そこに割かれるはずの涙は吾郎-さりなのシーンに持っていかれました。
それでも納得のラスト。
自分の中で締めくくれました。
アクアがなぜカミキに追いつけたか
って、5チャンで何度もみたので、、、
ドラマでは、アクアがあかねへのプレゼントにGPSを仕込んでその動向からカミキが真犯人だとわかるという下りがあり
映画では連れ去られたルビーを追う途中でアクアが、一瞬スマホで地図の画面を見るってのがあったような?オイラの脳内補完?
あったとしてもGPSを仕込むシーンがカット?されてて分かり難いですよね
そしてなんでか朝になって斉藤元社長がたどり着くてのも謎w
それとさいとうだらけの件
飛鳥、なぎさ、さいとう夫妻w
やっぱりさいとうで揃えたかったんですかねー
齋藤飛鳥 実際は陰キャなんですよね?
でもちゃんとアイになってたような
原作既読
配信ドラマ視聴済み
アニメはほとんど未視聴
ドラマを完走しないと無理ゲーだが、色々と不思議を抱えたまま終わっている気がする
2024.12.20 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(129分、G)
原作は赤坂サカ&横槍メンゴの漫画『【推しの子】』
Amazon Prime Videoの配信ドラマの最終話
アイの生い立ちとアクア&ルビーの復讐を描いたヒューマンドラマ
監督はスミス
脚本は北川亜矢子
物語の舞台は、都内某所
トップアイドルとして君臨するB小町のアイ(齋藤飛鳥、幼少期:松井彩葉)は、隠し子としてアクア(櫻井海音、幼少期:岩川晴)とルビー(斉藤なぎさ、幼少期:斉藤柚奈)を育ててきた
ようやく夢の舞台に迎えると思った矢先、アイは引越し先を知ったファン(杢代和人)によって殺されてしまう
アクアは何もできなかったことを責め、犯人を探して、復讐しようと考えるようになっていた
一方ルビーは、母親と同じようなトップアイドルを目指し、新生B小町として、子役上がりの有馬かな(原菜乃華)、YouTuberのMEMちょ(あの)と活動を始めていく
その活動が軌道に乗り始めた頃、かなは映画監督との密会現場を撮られてしまう
アクアはB小町を存続させるために、自らがアイの隠し子であることをリークすることになったのである
映画は、ドラマの続編で、主にアイがアクアを産むまでの過去譚と、アクア主導の復讐が描かれていく
そして、その中で二人がアイを推しているファンの転生であることを語り合う
アクアはアイの主治医だった産婦人科医の雨宮(成田凌)であり、ルビーは彼の患者だった少女さりな(稲垣来泉)だった
二人は「推しの子」として再会することになって、それぞれの人生を歩んでいく
だが、狡猾な犯人は奥の手を用意し、それによって、あらぬ事態へと突き進んでいくのである
映画というよりは、ドラマの最終話拡大編という感じになっていて、それまでの総集編も込めた一本の時系列を作っていく流れになっていた
ドラマありきの作品なので、単体で評価することは難しいのだが、映画としての完成度はやや低いと言わざるを得ない
本編ではアイの過去とアクアの計画を描き、真犯人となる人物が登場するのだが、その脚本を作る素になった子ども宛のDVDの中身はほとんど描かれない
特にルビー宛のものは一瞬たりとも映らないので、彼女がオファーを受けるきっかけになった動機そのものが「単なる転生の暴露」になっているのは残念だったように思えた
また、アクアは犯人を特定できる程度に仄めかすことで復讐することを考えるが、ネットの憶測が犯人にダメージを与える可能性は極めて低いように思えた
いずれにせよ、色々と不明瞭な点を残したまま映画は終わっていて、完結しているようで完結していないようにも思える
ラストダイブによってアクアは復讐を遂げたように思えるが、あれだけでは真犯人が死んだのかどうかもわからない
また新生B小町の畳み方がかなり雑で、最後はルビーがソロアイドルとして活動を再開したみたいな感じになっているのも意味不明だったりする
新生B小町を守るために暴露したのに、かなはその思惑も知らずに卒業するし、MEMちょもいつの間にか卒業して結婚していたりする
そんな中でルビーだけはアイドルを続け、ソロ活動で上り詰めたということになるのだが、彼女にそこまでの力があったのかもわからないし、他のメンバーもよろしくやっている的なまとめ方になっているのは微妙だなあと感じた
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