【推しの子】 The Final Actのレビュー・感想・評価
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前後半にしてもよかったと思う
良くまとまってる作品だなと
アクアの葛藤を描くには2時間という制限の中で納めるためとは言え後半駆け足だったのかなあと
無理を承知で言えば前後半に分ければもっと内容を詰め込めたなと
俳優陣も二宮さん原さん良いなと思いつつ映像研以来でしたが飛鳥さんがスゴイと思った作品
一本で終わるにはもったいないと思った作品
これからアマプラでドラマ見ようと思います
まさかのどシリアス。アニメの実写化(しかもジャンプアニメ)にも関わらず、上映時間が夜9時過ぎしかないのも、納得の内容でした。
友人が二宮和也さんのファンなので、キャスト目当てで鑑賞に。
原作はさわりを読んだ程度。ドラマは一切未視聴です。以下レビューは、知識のなさにより理解がきちんと出来てない部分もあると思いますが、ご了承下さい。
ストーリー構成は、挿入→クライマックス。しかも、後半はだいぶ駆け足。キャラの掘り下げがほとんどなく、イマイチ感情移入出来ませんでした。特に、アクアとカミキヒカル。
アクアは、カミキに捨て身で復讐しようと思っているようなことを匂わせていましたが、結局、アクアの復讐は、カミキが真犯人であることを仄めかすような映画を撮ったことだけ。作品完成後、カミキと2人で対談し、それまで復讐の為だけに生きてきたアクアは憑き物が落ちたようになりますが、何故なのかはイマイチわからないまま。
カミキも、意味深なセリフを言う割にほとんど出番がなく、結局何がしたいのかわからなかったです。しまいには、自分でも何がしたいのかわからない、と言う始末。うーん。
ラストは、ルビーに迷惑をかけない為にアクアはカミキを道連れに海へ沈み、何故か◯体は見つからなかった為、状況証拠から事件として処理された、とアクアの声で解説が入り、他の当時人物のその後が描かれて終了…。
何ともスッキリしない終わり方だったので、鑑賞後原作を調べると、だいぶ内容が改変されていたようですね。特にアクア。彼の思慮深さなどは、映画からはあまり感じられませんでした。原作ファンだったらもっとモヤモヤしていたかもしれません。
原作には多少コミカルな感じがありましたが、思いっきりシリアスに踏み切ったのは良かったと思います。漫画やアニメの実写で変にギャグシーンを入れると寒くなるので。
齋藤あすかちゃんは凄く良かったです。周りの子達が引き立て役に感じるくらい可愛くて、正に星野アイといった感じでした。
後、あのちゃんのスタイルの良さに見惚れました。
ラスト、B小町のMV風のエンドロールも良かったと思います。
色々酷評しましたが、映画を観に行ったことは後悔してません。
嘘(あい)がはびこる偶像(アイドル)の世界で・・・
「推しの子」、漫画は未読ですが、アニメにハマって、今では大好きな作品です。
その実写化ですから、もぅ〜〜〜、見ないわけには行かないだろうって思いながら、年を越してしまいました。
念願、叶っての映画鑑賞。
冒頭から、目頭熱くなっちゃいました。齋藤飛鳥さんが魅せてくれます。アイにピッタリでしたね。あの最期、ホンっと切ない。
ところが・・・
そこから話が一気に飛んじゃった?
そうか。これってTVシリーズの続きだったんですね。オープニングから随分端折って進むなぁとは、思ったんですが。
いきなり隠し子であったことを公表する場面になっちゃいました。
これ、初めて見る人には理由解らないでしょうね。アニメで知ってたから、この人があの人で、あの人がこの人で、あんなことかあったから・・・と、補完しながら見て、なんとか繋がった感じです。
ストーリー展開は、面白かったです。すっかり魅入っちゃいました。たぶん、原作とは違う展開ですよね。でも、自分的にはこれもありです。
【ネタバレ】
二宮さんが良かった。「暗殺教室」のニノと言い、ちょっと普通と違う役をやらせたら最高だと思います、この人は。
B小町の三人も良かったです。特に原菜乃華さん、大好きな女優さんのアイドル、楽しませてもらいました。
ただね、あのラストは、ちょっといただけないかな。折角、アイの真意に気付いて、顔つきの変わったアクアだったのに・・・
死体も上がらない状態で終わっちゃうなんて、どういう事!最後の最後、エンドロールの終わりで実は生きてたよ、これから頑張っていこうねって出てきてくれるのを期待してたんですが、映画館は明るくなっちゃいました。
後味の悪い映画でも、魅力的な作品は何本かあります。でも、この作品のこの最後だけはなんかね〜・・・。
原作の連載も終わったみたいなんで、アニメでどんなふうにして終わるか、楽しみにしたいと思います。
とにかく飛鳥様がかわいい
原作、アニメ、ドラマ、全部見ました。何度でもなぞりたくなる魅力がある物語。
実写は齋藤飛鳥さんのお顔大好きなので配役天才だと思って見始めた。映画版ではアイの人生も描かれるので飛鳥様だいぶ堪能できた。可愛かったー。天才的なアイドル様、これだけピッタリなの凄すぎる。
あと有馬かな、MEMちょの原菜乃花とあのちゃんもイメージあってる!
個人的には双子、特にルビーは見た目にやや違和感が残るんだけど映画でのアイの演技との対比とかうまかったと思う。
カナちゃんの卒業式の曲、shining star? よかった、みんなうまいねえ。涙出た。
赤ちゃんオタ芸シーンどうするんだろうと思ってたけど遂に出てこなかった。やっぱり無理か。。CGでいいから見たかったかも。笑
エンディング、原作とは違う路線ながらも最終的には同じ方向性に収束していった。ハピエンはないとは思いつつも残念。まあ原作読んだショックを思えば受け止められた。。刺したのはただのアンチってことかな?
カミキヒカルは大分すっ飛ばしてただのサイコになってたし、もう一人の黒幕?も出てこなかったけど、まあそれはそれでありかねえ。
個人的には原作で有馬かながいきなりすしのことピザポテチを混ぜたピザのこネタを力説する謎のくだりにハマったのを思い出しました。その時買ったすしのこ使いきれていない。
期待以上
アマプラでアニメの第一期を見てハマりコミックも買ったが今だ未読、実写のドラマも見ていないがとりあえずという気持ちで鑑賞。正直さほど期待していなかったがアニメと同様にゴロー先生とさりなちゃんの場面は泣いた。また他のキャストもよく合っていてアニメでは黒川あかねが好きだったが実写では原菜乃華の有馬かながとても良かった。カミキヒカル役もニノだと知った時はご本人も思っておられたように年齢が上すぎないかと思ったが実際に見てみるとあのつかみどころの無い感じが合っていて良かった。ただ、アクアが生きていく結末も見たかったなと思う。
丁寧に作られた結末
実写化が発表された時はキャストの違和感でまったく期待してなかったが、
ドラマはとても丁寧に作られていて、初見のキャストへの違和感もすぐに無くなった。
特に有馬かなはまったく違和感がなく、原作通り作中でもっとも魅力的なキャラだった。
映画では原作とアニメで第一話にもってきた話をアイの話を前半で描き、
後半でクライマックスまで一気に進み駆け足感があるけど、
ほぼシリアス一辺倒の重い展開なので、長くなると疲れたかもしれないとも思う。
原作では納得できなかった結末を、映画では変えてほしかった。
実写・アニメでマルチエンディングになっていたら良かったのに。
よかった
アニメはそれほど好きでなかったので期待してなかったが、後半のB小町のステージとラストがすごくよかった!ダンスと歌が素晴らしい。あのちゃん、ダンス上手いなあ。ラストのルキアと犯人の対決もすごくよかった。二ノ宮さんの犯人もサイコパスっぽくて素晴らしかった!また見返したい。
原作は見れてないのですが…
あくまでも個人の感想になります。
シーンはバラバラで印象的なことを書きます。
推しの子の実写は正直アニメと比べると別物ですがとても良かったです。まず、ゴローとさりなのシーンが良すぎました。さりな役の方がとてもアニメのキャラに近くてアニメを見てるのかと思うくらい遜色なかったです。あとアイ役もキャラにピッタリでカミキヒカルとの出来事も分かりやすくて見やすかったです。カミキヒカルも最初は普通の人間だっただろうけど、汚い大人に壊された可哀想な人間だと思いました。
ゴローとさりなが再開するシーンも胸アツすぎました。
アイとルビーもヒカルを救おうとしたり許そうとしたり優しいと思いました。
アイとヒカルにも闇があってそれも見てて分かりやすかったです。
そして、ラストシーンは事故だと言ってルビーを傷つけずに守ったアクアはかっこいいと思いました。
二宮さんの演技は特に今まで見てませんでしたがこの作品を通じて演技の凄さが分かりました。狂ってました。
B小町のライブシーンは圧巻でした。
アニメの方も楽しみです。
斎藤飛鳥ってすげえな。
なんかエラい端折ってんなぁと思いながら見てたらシリーズものの続編ぽかった。道理でエンディングに見た事もないカットばかりだったはずだ。
原作は読んでないし、アニメも見てない。YOASOBIの「アイドル」でしかこの作品を知らない。シリーズくらいは見といた方がいいのかも。
なんか…物語上の出来事は語られるものの、重要な部分まで表現しきれてない感じ。シリーズを見てない俺が悪いのかもだけど、繋ぎが悪いというか、唐突というか…消化しきれてない感じがする。
ハッキリ言うと凡庸なのだ。仕掛けもなさそう。
あの作者が描く作品なのに…や、あくまで映画しか見てないのだが、普通すぎる。
ただ、そんな中の斎藤飛鳥さん。
彼女は最初オファーを断ったとか。なるほど登場時の台詞とかからすると、乃木坂っていう日本屈指のアイドルグループにいた身としては思う事もあるだろうと思う。なんだけど!
なんだけど!
斎藤さんが演じるアイを見てしまうと、斎藤さん以外が演じるアイがアイじゃないように思えてしまう。
斎藤さんのを見る前なら、選択肢はあったと思う。
でも、彼女のアイを見てしまったら、他のアイが偽物に思えてしまう。
なんだコレは?
アイはおそらく破天荒なアイドルなのだろう。妊娠してもアイドルを続けられちゃうメンタルとか。
アイは「嘘は愛なの」と主張する。確かに嘘も方便なんて諺もあるから間違えではない。
ないが…言い切る彼女が切ない。とてもとても切ない。段違いな真実味があるように聞こえる。
間延びした喋り方とか、おっとりした表層とは異なる内面が浮かび上がってくるようだ。
ぶっちゃけると、斎藤飛鳥は正真正銘のアイドルで、東京ドームを2DAYS満席に出来る程のアイドルだ。
霞むのだ。
B小町の面々が。アイドルと女優にここまでの差があるなんて思いもしなかった。輝きなのか煌めきなのか明確に違う。シリーズの時は良かったのかもしれない。比較対象が居なかっただろうから。
でも、本作にはいる。斎藤飛鳥がいる。
アイドルとしての到達点に何年も君臨してた怪物が。
死に際とかを見るに彼女がどれほどの覚悟を持ってこの役に挑んだのかが伝わってくる。
とても意地っ張りなのだと想像する。
「斎藤飛鳥が斎藤飛鳥でないアイドルを演じる」+にも働けば−にも働きそうなシチュエーション…相当しんどかったんじゃないかなぁと思う。
ズバ抜けてる。
原さんもアイドルしようとしてたけど、太刀打ちできない。本作には役作りをしなくてもアイドルとして立てる女優がいる。
他の追随を許さぬ程のトップランナーが。
同じグループの西野さんとか白石さんでもアレは無理だ。斎藤さんだから出来たんだと思う。
斎藤さんだけ見たら⭐︎5.0の昨品だった。
◾️追記
なんかYOASOBIの「アイドル」を聞き直してみたのだけれど…本作のアイにめちゃくちゃリンクしてんな。狙いなのか、発注からしてそうなのかわかんないけど、ほぼ今作のアイの事だった。
最後の歌詞が最後の台詞とか、よくできてんなあー
最高!
推しの子、原作知らないけど、アマプラの実写ドラマから見始めて見事にハマってしまった。映画は前半部分すごく良かったんだけど、できればドラマ枠でやって、後半部分を丸々映画にして欲しかった。そうしたらもっと深くじっくり描かれたのでは、と思う(…と,同じ意見の人が沢山いたのでホッとしたけど)。それにしても、実写版こそ成功といえるような作品だなぁと思った。転生ものとか、「またか」と最近の流行りのカテゴリにうんざりだったけど、いざ観てみたらまるでサスペンスみたいだし、劇場版のアクアとルビーが泣きながら抱き合う姿とかマジで私も泣いてしまった。アイドルのライブもこんなに可愛いものなのか、と同性ながら圧倒。アニメより実写の方が好きと思える作品でした。これから、原作を見ようかな。
推しの子の実写を観てから、アイドルとかオタクとかの、見る目や概念変わりました。原ちゃん,特に主人公?!くらいに可愛いし。私はもうおばちゃんだし、女ですが、それでも凄く楽しい!作品の内容は真逆に重くてアイドルのキラキラさだけではなく闇もあって。でも全部見てから、映画のラストのシャイニングソングが名曲過ぎる。
おもしろかったです。
本日休みのためTOHO新宿にて鑑賞しました
ここからネタバレします
原作の漫画、ドラマは未読です。
斉藤飛鳥ちゃんが主演しているので鑑賞しました
いや正直おもしろいかったです。
「スマホを落としただけなのに」から成田凌のファンになりました
やはり好青年役はにやいますね
生まれ変わり推しの子として復讐に燃えますが、、!
あと画像ですが過去は画像度があらかったようにかんじましたが?🤔😓😃
飛鳥さんと二ノ宮の役は親からの愛情が受け取れず、アデンディが薄い子として絵ががれていてとても共感しました。
中学生の二ノ宮の演劇のところは
ジャニーズを想像しましたが、、
シャレにならない表現でした
脚本がしっかりしていたので見てい面白かったです。
飛鳥さんが亡くなるシーンですが
なんて素敵なシーンと胸が熱くなりました
目を開けたまま亡くなり
その姿勢が素敵で
カメラが引きで撮っていましたが、
私にはこれは名シーンになりました。
まだまだ書きたいことはいっぱいありましが
ただ二ノ宮の描き方が
パーソナル障害に近く何お考えているのか
私にはわからなく、、
難しい😓かったです。
この映画の関係者の皆様お疲れ様でした。
ありがとございました。
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪😃🤗
「演じる」ことが題材の実写化
キャストが発表された時点から批判的意見を目にすることが多かったが、ドラマ含め今回の映画はどのキャストも演技力、ビジュアル共にハマり役が多くいた印象だった。
昨今の実写化に対する世間の目は厳しいもので、その上今作品は「演じる」という言葉がたくさん出てくるものであり、出演している人たちはプレッシャーや高いハードルがあったと思う。
最初は話題の作品、ニノの出演という点で観にいったが、とても演技力の高さに感動した作品だった。
炎上騒ぎで気になって見た
原作の結末あたりが酷いという炎上騒ぎで気になって実写版はどうなるか気になって、原作漫画読書して、アニメ未視聴、アマゾンプライムドラマ版全話見てから見ました。
・キャラクター配役はマッチしてると思う。ビジュアルも小物も背景美術も申し分ないクオリティ。
・ストーリー、、、アマゾンドラマ版と対になってる。
ドラマ版で見れない部分が映画で解明されてて、映画で分からない部分がアマゾンプライムドラマ版で見れるようになってて、全話理解するにはどっちも観ないと分からない仕組みになっていた。商売上手だけど、なんだかな〜、、、。
・原作漫画の結末があまりにも酷いと思ってる派なので、実写版でなんとか良い改良されてると期待してみたが、そうでもなかった。
⚫️体があるかないかの違いだけで、話には深みがなかった。それでもドラマ版は丁寧に作られてるのに対して、実写映画版は駆け足で作られてるので、どっこいだなーって。
原作と比べたらまだマシなレベル。
あの後半の膨大なボリュームを一時間足らずでまとめたのが良くなかったかな〜と思う。2部作くらいに分けてして欲しかった。
100点満点ではないけど良改変だった
推しの子は原作の漫画はかなり好きでしたが最終回付近4〜5話くらいにかなり不満を持っていました。そこで実写の評判が良かったのでドラマシリーズは視聴してませんが映画館で観て来ました。個人的にはかなり良い改変だったと思います。
・ラストの改変
まずラスト周りのアクアの行動原理が原作より理解しやすくなってました。カミキヒカルをその場で殺さないといけない理由が原作よりも説得力があった。ルビーの誘拐を無理矢理ドーム公演の朝ではなく映画の挨拶の時にしたことも説得力が増す要因だったの思う。
・有馬かなについて
原作の方でやりたい放題やって非常識キャラが定着してしまった有馬かなですが映画の尺の都合上非常識な部分がカットされていたので、有馬かなでありつつ、普通のヒロインになっていたところが良かったなと思った。それと卒業ライブにアクアが来ていたところが原作勢かな推しにとってはとても救いになったんじゃないかなと感じた。
・サブキャラのカットについて
原作で「このキャラってなんだったの?登場する必要あったか?」って感じのキャラが何人かいたが軒並みカットされてたので話としてややこしくなくて見やすくなっていたと感じた特にツクヨミをなかったことにしたはかなり英断だったと思う。ただそれでも殺された片寄ゆらは可哀想w
・尺について
製作陣の映画だけ見てもわかるようにしたいと言う気持ちが伝わった。ただ前半の幼少期パートがあまりにも長く、それで後半が駆け足になってしまっていた点が唯一残念な点だった。特に、ルビー闇堕ち→前世バレの展開は推しの子の原作でもトップクラスに盛り上がった展開で個人的にも期待していたシーンだったのでもう少し丁寧にやって欲しかったという気持ちはあった。
全体としては原作のラストがかなり賛否あったので、原作とは違った終わりとして実写版があって良かったと思った。
見ずに批判したことを反省
実写化発表の時、「なんで実写にすんだよ!無理だろ!」って思っていました。
思っていましたが……
プライムビデオを含め、とても丁寧な作りだと好感を持ちました。
原作から感じていた湿度の表現が私にはマッチしていました。
映画で一番「おお!」となったのは、アイパートから現代パートに移る瞬間。
なかなかにゆったりとしたアイパートだったので、現代パートに移るの難しいんじゃ…?と思っていたのですが、全然違和感がなく!
ティザービジュアルの映像版と言いますか、プライムでのシーンにアツくなり引き込まれていきました。
後半は駆け足になってましたが…。
前半のアイパートを5分でも10分でも短くできなかったのか、とは思いましたが、
造り手の苦悩を知らない私が言えることでは無いですね…。
客は「こうすれば良かったのに!」といくらでも言えますが、この作品を作るのはとても難しいと思います。
なにより、推しの子を実写化する上でここまでのレベルに仕上げられる制作陣は他に居るのか…?と感じるほどのレベルの高さだと思いました。
視聴前から唯一の期待だった原菜乃華ちゃんの有馬かなは、有馬かなそのもので嬉しかったです。
他のキャストさんも素敵な方が多かったですが、「見れるものを作る」有馬かなを原ちゃんも担っているように感じました。
アクア役の櫻井海音さんは、私は初めて見た役者さんでした。
話が進むごとにアクアらしくなっていき…映画はアクアにしか見えなくなる程でした!
少年A役の時は若干ニノ感を感じました。凄かった!
稲垣来泉ちゃんと成田凌さんは流石でした。
思わず泣きそうになるほど。安心して物語を見ることが出来ました。
大抵の実写化は失敗するイメージがあり、発表時は大批判側でしたが…
見ずに文句言っちゃダメですね…反省しました。
素敵な作品をありがとうございました!
ドラマ>映画
これはなかなかめんどくせぇ作品でした。
①原作もアニメも人気があってその中で実写化するのはみんなの厳しい目の中難しいかったと思う。キャストが発表された時なんてめっちゃ批判されてたしね。原作でもメディアミックスの難しさを取り上げてたくらいなので、それが分かったうえで本作も例外ではなかったと思う。
②さらに公開前に原作が最終回を迎え、それなりにラストが批判されていたため、その作品の前評判を背負う形となった。
③アマプラとのタイアップであり、アマプラでドラマを見ていることが前提となる。
この3つの要因から映画を鑑賞するハードルが高かったように感じました。
③に関しては原作のストーリーに沿うと
映画の前半→アマプラ→映画の後半の順になるため、これもちょっと見る側としてはめんどくせぇなと思いました。ただ映画単独でも理解できて完結する形にしようとした意図や努力は賞賛したいです。
ただ、前半の内容はみんなアニメ1期の1話で分かりきった内容なので、ドラマのラストからの続きを早く見せてくれと思った人は多かったんじゃないでしょうか。
個人的には映画はおまけでドラマの方でしっかり楽しむ作品だったなとは思います。
ドラマはかなり尺があったのでそれなりに丁寧にストーリー展開や登場人物の自然な心情の変化とかが描かれていたと感じました。
一方で映画の特に後半はやはり駆け足になってしまった部分は否めないと思いました。アクアがゴロー先生だと分かったところとかもうちょいゆっくり見たかったし、最後ルビーがドームに立つところは瞳が光らないのなんでなんって思ったし、他にもツッコミどころはあげればキリがない。
それでもなんだかんだキャストはそれなりにハマってたと思うし、アクア役の櫻井さんもどうかなーって思ったけど声がよかったし、原菜乃華はまじで有馬かなだったし、ルビーは齋藤なぎさちゃんくらい元々アイドルでキラキラした子じゃないとできないとおもったから良かったと思う。ちゃんとB小町頑張ってたし見てて楽しかった。
客観的に見れば批判するとこはいくらでもあるけど、それ以上に批判覚悟の制作側の苦労やキャストに対して好印象が上回った作品でした。邪推なしに普通に楽しめました。みなさんおつかれさんでした👋
アニメに期待
俳優の演技は最高。
結末も漫画も読んで納得はしてます。
ただ終わらせ方はうーん。
アマプラも見ました。
実写化でここまでの再現度はかつて無いです。
ただ終わらせ方はうーん。
きっとみんな悩んだんだと思う。
アクア死亡エンド以外なさそうな気はする。
前半の密度と後半の失速が残念。
俳優の方の素晴らしさは言う事無いです。
さりなちゃんもルビーも凄い。
ただ終わらせ方はうーん。
もうアニメに期待です。
凄い解釈に期待。
お願いします。
斎藤飛鳥が無双状態
「推しの子」の実写化において、斎藤飛鳥さんが演じたアイは、まさに彼女でなければ成し得なかったと言えます。特に、劇中で見せるアイドルとしての輝きと、裏腹に抱える闇の表現は、斎藤飛鳥さんの持つ神秘性と繊細さが完璧にマッチしていました。他の俳優陣が霞んでしまうほどの圧倒的な存在感と表現力は、まさにアイそのものであり、作品の世界観を大きく左右するほどのインパクトを与えています。
例えば以下のようなシーン。
アイドルとしてステージ上で輝く姿: アイドルとしてのカリスマ性と、愛らしい笑顔は、斎藤飛鳥さんの持ち味と完全に一致していました。
母親としての愛情と葛藤: 子供たちへの深い愛情と、アイドルとしての活動を両立させる葛藤を、繊細な表情で見事に表現していました。
過去のトラウマに苦しむ姿: 幼少期の辛い経験からくる心の傷を、繊細な演技で表現していました。
これらのシーンを通して、斎藤飛鳥さんはアイという複雑なキャラクターを見事に体現し、作品に深みとリアリティを与えています。「推しの子」という作品を語る上で、斎藤飛鳥さんの存在は欠かせないものと言えます。
何と原作を全く知らない私が最後は涙が止まらず
原作も物語も全く知らずに観賞しましたが、最後は涙が止まりませんでした。
正直なところ、話は全く知らないので、犯人の正体や動機はよくつかめませんでした。
しかし、細かなことはどうでもいいのです。この物語は、冒頭のゴローとさりなの愛と絆が土台になっており、全てはここにたどり着くのだと思います。難病だったのか、こよなくアイドルを愛していたさりなが亡くなり、一番ふびんな思いをしましたが、ルビーに生まれ変わることで輝く人生を取り戻します。
そして、さりなを想っていたゴローがアクアとして生まれ変わり、ルビーを懸命に守り続ける構図に胸が熱くなります。
稲垣来泉ちゃんは、やはり天才子役だと思います。
全64件中、1~20件目を表示