劇場公開日 2024年12月20日

【推しの子】 The Final Actのレビュー・感想・評価

全136件中、1~20件目を表示

4.0アニメよりも先に完結した…

2025年1月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

アニメは2期の途中でしたが、実写映画はドラマの続きということで、プライムビデオで全話観てから劇場に向かいました。

ゴローがなぜB小町にハマったのか、アイが子育てに苦戦する姿など、アニメでは描かれなかった出来事が細かく描写されていました(ミヤコさんのサポートも素晴らしかったです)。そのためか、登場人物に感情移入しやすくなっており、物語への没入感が高くなっていました。また、二宮さんが演じるカミキヒカルは出番が少なめでしたが、劇中では強烈なオーラが漂うぐらい存在感が強い人物になっていました。

私は原作ラストのネタバレを知ってから観ましたが、所々で違う箇所があったので「こういう結末になったか!」と思えるぐらい新鮮な気持ちになれました(映像作品で改変される事例はよくあることなので、特に違和感はなかったです)。それと事前にドラマを視聴した方が理解は深まりますが、一つの物語として綺麗にまとまっていたので、本作だけでも問題なく楽しめると思いました。

一方で、物語後半が急ぎ足になっていたのが気になりました。その影響で、カミキヒカルの説明が不足してしまい、彼の動向や目的がわかりづらかったです。個人的には、ドラマを2シーズンでじっくりと描いてから映画を公開しても良かったのではないかと思いました。

『推しの子』のエピソード0と完結編を融合させたコンパクトな内容になっていました。アニメとは違った魅力が沢山あるので、見比べてみるのもいいかもしれません。

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Ken@

3.0復讐は未来には繋がらない。が、本作品は、少しの復習をしてのご鑑賞をオススメします♪

2024年12月23日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

基本アニメはあまり観ませんので、本作品に関する知識は、ほぼありませんでした。Amazonプライムでの予習復習もしておりません。普段ならチョイスしない作品ですが、二のがチラッと出てくる予告編がなんだか面白そうだったので、時間があった本作品を鑑賞することに。

結果からいいますと、全く知らない者でも、それとなく楽しむことができました。本作品が難しいのは、どのレベルの視聴者を対象としているかということだと思います。
①全く知らない人向け、②全て観ているコアなファン向け、③そこそこ知ってる人向けと、ざっと3パターンの客層がいる中、本作品を鑑賞して満足できたのは、③と①の半分だったのでは?という気がしました。

主人公の青年が、自身が大ファンだったアイドルの子どもとして転生するという設定はとても興味深く、アイドルたちのライブシーンは臨場感があり十分楽しめました。みんなそれなりにハマり役だったのではと思います。楽しみにしていた二のが、今ひとつでう〜ん🙄ってな感じだったので、この評価になりました。もっとしっかり、予習復習しておいたら、もっと楽しめたのかもしれません。逆に好きすぎる方には、復習が多すぎて、物足りなかったかもしれません。難しいですね…🤫

アニメ好きな人、推しの子ファンの方にとってはそれなりに楽しめる作品だと思います♪
お時間に余裕がある方は、Amazonプライムをこ鑑賞の上、ご来場下さい。

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ななやお

4.0世界に通じる日本のエンタメ

2025年2月5日
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鑑賞方法:映画館

全く関心がないジャンルだったが、アニメ版もこの実写版もとても詳しい娘に強く薦められ、Amazonの実写版ドラマ全8話を見てから映画を観た。結果、ちゃんとこの「推しの子ワールド」にハマることが出来、とても充実した映画鑑賞となった。
転生ものの作品はだいたい人生やり直しパターンが多いがこの物語はタイトルの通り、推しのアイドルの子どもに生まれ変わり、しかもそれが双子であるという斬新な出生からストーリーが紡ぎ出されていく。そして芸能界の裏側、劇中劇、アイドルの組成等が絡み合い、それぞれのキャラクターもドラマ版でしっかり伝えているので観ている側にとっての推しキャラも見いだせることができる。
推しキャラはなんと言っても主役アクアの櫻井海音だろう。ミスチルの桜井さんの息子であることを抜きにしても限りない可能性を感じる魅力溢れる大型新人である。もちろんB小町の3人もそのままデビューしてもいける素養を持っているし、齋藤飛鳥は役者が板についた本物のアイドルだし、脇を固めた成田凌、金子ノブアキ、吉田鋼太郎らがいることで映画に重みを与えた。シークレットだった二宮和也は重要キャラだったが最大の悪役なので好きにはなれなかったが、。
原作、アニメ、実写ドラマ、映画、YOASOBIの「アイドル」、多彩なテーマ曲の数々、各種グッズなどどれ程のビジネスが拡がったのかわからないが、世界を股にかけれるエンターテイメントに育ったことを嬉しく思う。日本エンタメの今後の発展を目指し第二第三の「推しの子」が生まれることを期待いたします。

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アベちゃん

3.0映画の後半部分をもっと観たかった

2025年2月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

マンガ途中まで読んでたので概ね違和感なく観てましたが、前半は映画から鑑賞した人への説明のような振り返りが多く、進展がなくて勿体なく感じた。個人的にはもう少し後半の映画ならではのストーリーを丁寧に見せて欲しかったが、最初このマンガを実写で???と思ってた部分は払拭出来たかな。ルビーがアクアの前世に気付いたところ、結構沁みました…。

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いがっち

5.0【推しの子】 The Final Act

2025年1月26日
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泣ける

幸せ

萌える

原作ファンも原作を知らない人も楽しめる素晴らしい映画です。サスペンスもストーリーもキャラクターも役者さんの演技も演出も申し分なし。特に新旧B小町のライブシーンは圧巻です。

YouTubeにSHINING SONGをフルで歌って踊ってみた動画があるのでご参考まで。
AKIBAカルチャーズ劇場→再生リスト→Make up Harmony 「チャレンジソロ公演」→「SHINING SONG」cover:高山美星

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Sさん

3.0お子様には厳しい

2025年1月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

多分、公開ラスト日の1月23日に鑑賞しました。
時間的に子連れの方が2・3おりました。

アニメを観てストーリにはまり、コミック制覇、アマプラからの本作鑑賞です。
原作を知らない方でも楽しめる配慮か、前半は割と丁寧に全体感を見せてくれます。
原作にないセリフなどもあって、なるほどなぁという造りです。

一番描いて欲しかった部分はあっさりめで、
原作を知っている者にとっては逆に消化不良です。
丁寧に描いて欲しかった部分は・・・
・神木が何故壊れていったのか
・アイと神木の関係
・アクアの葛藤(復讐、殺人、父と自分の相似性・・)
これらは行間?を読めという感じですが、小学生低学年には厳しいです。
ま、観るには早すぎる作品ですね。

最後ですが、神木のキャスティング間違ってないか?と思いました。
あと10歳くらい若い俳優に演じて欲しかった。
ニノでは歳とりすぎでしょ。

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かず

4.5いろいろと考えることが多い映画ではあるものの。

2025年1月19日
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今年23本目(合計1,565本目/今月(2025年1月度)23本目)。
 ※ プロジェクトセカイを見てからになりますが、憲法論な論点がないアニメは見ても紹介しない扱いです。

 こちらの作品は…。これもまた解釈に困るところですね。
まぁ、いわゆるリアル日本においてもいきすぎた推し行為は問題になっているわけであって、そういったことは良くないという解釈もできるし、実際の当事者視点から「こういった心情なんだ」という趣旨を読み取る映画にも思えますね。複数の解釈が可能だと思いますが、個人的には前者のような見方をしました。

 ただ、映画の作品としては前者のような論点は出てくるものの、主人公であろうヒロインの「その後」を描く実質2幕目3幕目移行に論点の大半が当たっているので、どのような解釈で見るも人それぞれ、といったところです。

 採点に関しては以下まで考慮しています。

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 (減点0.2/事務管理と無権代理)

 事務管理の管理者にはあらゆる代理権が与えられているのではないので、対外的に第三者を巻き込むと(表見代理の要件を満たさないなら)無権代理にしかなりません(判例)。

 (減点0.2/犯人隠匿罪に関して)

 犯人隠匿罪は、実際に指名手配されている状況で本人と「積極的に」かかわるだけでも成立します(判例)。また、実際に有罪か無罪か、本人かどうか(←冤罪かどうか)にかかわらず成立します(判例)。この部分は有名どころでは牧師活動事件など、思想良心、信教の自由などとの関係で登場する判例との整合性が問題になるところですが、判例百選に出てくるレベルの判例と整合性が全体的に取れないのはやはり解釈がまずいです(この事件自体は、実は簡裁レベルの判例で控訴もされなかった事例ですが、犯人隠匿罪がいかなる状況で適用されるか、また、牧師など「犯人を隠匿することがありうる職業」とその活動の自由(信教の自由ほか)について触れたものとして、簡裁判例でありながらしばしば登場します)。

 (減点0.2/かすがい現象について配慮が足りない)

 もっとも「かすがい現象」という語自体がマニアックだし、そんなの指摘するのもどうかなぁと思うものの、ここは知識があると「どうしてそうなるの?」といったところです(詳細ネタバレ回避。日本の刑法は、実はフランス・ドイツやアメリカ等でなく、なぜかスペイン刑法を模範にして作られた経緯があり、「かすがい現象」についても理解が難しいところ。日本の影響を受けた韓国刑法等ではこれらが問題になる規定は削除されている)。

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yukispica

4.0金子ノブアキが渋い

2025年1月19日
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鑑賞方法:映画館

ドラマ版でいい味出していた金子ノブアキが、渋い。
ここまで変わるとは思わなかった。
後半、駆け込みだった。もう少し丁寧に深掘りすれば、共感度アップだけど、映画の制限で、これが精一杯かな?
映画としては良く出来ています。
カミキヒカルの闇にもう少し迫りたかった。
そして、再生を目指してほしかった。

原作もアニメも見てないのだが、そうすると原作改変で大変になるのかな?

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morihide

4.0アイ素晴らしい👏

2025年1月17日
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アニメにハマり映画を見ました。
アイがとにかく光ってた!
こんなに演技できる方なんだとびっくり
歌も良かった🎶
早くアニメで最終回まで見たいなぁ

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タケコ

4.5タイトルなし

2025年1月16日
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鑑賞方法:映画館

ドラマ見なくても見られるけど、ドラマ見てたほうが面白いと思う。結果は、ちゃちかった。無名の俳優たちは悪くなかったけど。サイコで終わった二宮くん、凄かったけど、何でこんな映画に出たんかなとも思う。

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えみり

4.0転生による意識の繋がりと、血の繋がりをきちんと感じました

2025年1月13日
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1月13日 レイトショーにて鑑賞

原作ファンからは賛否両論なんでしょうか?
よくある「イメージと違う」とかよりも、「後半の展開が駆け足すぎる」という論調に見受けられるのですけど、確かにそういう雰囲気は感じました。
きっと、原作ではもっといろいろあるんでしょうね。
でも、読んでない強みで、そういう不満は特に感じていません。

でも、どうせアマプラでここまで紡いで来たなら、その後も何話か使って描いてくれても良かった気はします。
でも、こういうテンポで畳みかけた方が良かった気もしますし…
判断つきません。とにかく、私は楽しみました。

特に目を引いたのは、櫻井海音と齊藤なぎさの演じ分けの妙。
櫻井海音は、アクアとゴロー。
齊藤なぎさは、ルビーとさりなと… そして、アイ。
きちんと、それぞれの人格を感じさせていて、素晴らしいと思いました。

逆に、ちょっと残念だったのは、二宮和也。
ティーンの頃のカミキと、同一人物とは感じられなかった。
二宮和也しか出てこないなら違和感なかったのかもしれないけど、アイと触れ合っていた頃のカミキ(黒川想矢)が纏っていた陰を、まったく感じさせなかった。
原作を知らないので、どちらが正しいのか(原作通りなのか)は判らないのだけど、「同一人物に感じられなかった」んですよね。

あと、終わり方について。
どうやら、原作とは違う…んですかね?
そして、これに関しては「原作の終わり方が、あまり支持されていない」ような話を見かけます。
この物語は、どのように終わるべきだったのか?
これも、ちょっと判断つきません。
でも、映画の終わり方も「1つの正解」なのかなとも思います。

あ、もうひとつ。
アマプラ(動画配信8話)+映画という構成について。
個人的には、良かったと思っています。

120分程度に収めなくてはならない映画では、どんなに端折っても、キャラを確立させたり、人間関係を理解させたりすることは不可能だったでしょう。
その辺りをアマプラで終わらせておくことで、やっと120分に収められたんだと思います。

もちろん、アマプラなし(映画だけ)でも、ドウニカコウニカ話は成立しているのかもしれないけど…
だいぶ、薄っぺらくなっちゃいますよね。
今回、アマプラで実写×8話も、アニメ×24話も、ぜんぶ視聴してから観に行って良かったと思います。

こうなると、マンガも読みたくなりますね。
完結したところみたいだし、全て読んでみたいと思います。

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Bratsche

3.5齋藤飛鳥さんの出番が少ない😢

2025年1月13日
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泣ける

悲しい

 齋藤飛鳥さんのファンなので鑑賞しました。
事前に原作やAmazonプライムのドラマは見ていません。

先ずは大好きな齋藤飛鳥さんの出番が少ないと感じました。更に感じた事は、後半から娘と息子がメインになり、齋藤飛鳥さんのアイ役が頭から外れすぎて出演していた事も忘れるぐらいの残念な演出と思いました。もっとストーリーのつなぎとか回想場面を設定して出演して貰いたかった。しかし全体的には面白かった。

齋藤飛鳥さんのファンではあるがこのアイ役は齋藤飛鳥さんで無くてもいいのでは.......

当映画もそうですが、最近は洋画より邦画の方が面白いですよね。「クラブメゾン・パリ」「はたらく細胞」も楽しめた。

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ユメノトチュウ

3.5配信からもっと公開延ばせばいいのに…

2025年1月13日
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前半過去編、後半ラストでちょっと急展開過ぎ犯人の動機の描写少ない。でも面白かった。キャストが全員ハマってた。

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ムロン

5.0【推しの子】の実写版としては最高かと。

2025年1月11日
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泣ける

興奮

萌える

原作や漫画を実写化する場合に、キャラクター(登場人物)を減らす事は時に許されるが、増やす事は絶対にしてはならない。

AmazonPrimeから続いたこの劇場版についても、何人かのキャラクターがほとんど出番がなかったり、あるいは消されていたが、それは原作コミック16巻分をあの尺に収めるためには必要であり、この脚本家はものすごく丁寧な仕事をしたと思う。

内容の改変については、2.5次元舞台がテレビドラマに変更されたり、映画の完成披露者会で真犯人が騒ぎを起こしてルビーを拉致したり、いくつか行われてはいるが、この実写ドラマ化に当たっては必要であり、その試みは成功だったと思う。

漫画原作が最終回に向けてかなり炎上した事もあって心配したが、実写版ドラマとして上手くまとめ切った手腕には感心する。

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プリズナーN0.6

3.5思ったより良かった

2025年1月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

お正月休みにたまたまアマプラでイッキ見した実写版。原作もアニメも知りません。その流れで映画も鑑賞しました。
正直、ミステリアスな内容のラストをちゃんと知りたいぐらいの気持ちでした。気負いなく観たからか内容もライブシーンも楽しめました。
齋藤飛鳥さんは正に伝説のアイドルっぽかったし、新生B小町の3人のライブシーンはリアルで推したくなります。原菜乃華ちゃんが特に好き!
拙い演技の方がチラホラいるのはご愛嬌として許せるけど、犯人の心理をもうちょっと知りたかったかな。
エンタメとして楽しめる映画だと思います。

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たかな

4.0アイドルと推理と家族が好きな人におすすめ

2025年1月10日
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泣ける

楽しい

興奮

 アニメを観て面白かったので映画も観に行きました。
最初のアイのステージで原作物のハードルの、どれだけそのキャラとして納得できるか、をクリアしていました。キャスティングが素晴らしい。そして走馬灯として様々な要素を盛り込みつつ、物語を破綻無く進めていく脚本も素晴らしい。
 作品の知識がある人もない人も楽しめます。個人的にはアイドルのステージがキラキラで楽しそうで、私も参加したいなって。あとは双子のヲタ芸をもっと見たかったな。

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オレンジ

5.0「行動と映画がリンクする日」

2025年1月9日
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知的

今年7本目。

TOHOシネマズ上野で。その前に小石川後楽園に。そこで自然を散策して開始2分であの自然。今日はそう言う日だったんだ。作中東京ドームも園内の隣で見えたので。行動と映画がリンクする日はありますね。Shining Starで2回泣いたのでこの評価になりました。作品が伝えたい事が自分の生き方にも近い物があって響きました。

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ヨッシー

3.0スタッフ&キャストさんたちは良く頑張った感が有る

2025年1月9日
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難しい

寝られる

萌える

アニメ版がなかなかに良く出来ていて面白かったので、アマプラで実写シリーズを観て「まあ、これはこれでマンガの実写化としてはアリかも」と思いつつ、ここまで付き合ったのだから実写版のラストは観ておくべきだろう…と、映画館へ足を運んだ。

正直に言えば映画の完成度としては、赤点だと思う。

そもそも原作自体が『推しのアイドルの子供として生まれ変わった主人公たち2人の兄妹が、アイドルだった母親を殺した真犯人を探し出し復讐するという美味しいネタを思いつき、漫画家の画力と構成の巧さで人気を集め、ドラマ的には風呂敷を広げ過ぎて収集が着かなくなったが、なんとか完結させた感じ』だったわけで。
「そんな原作を映像作品としてどう纏めるんだろう?」と怖いもの見たさでチケットを買ったので、その意味では期待以上に良く出来ていた。

実写シリーズを観てすでに判っていた事だが、アイ役の齋藤飛鳥さんの演技も良いし、脇を固めるベテラン役者陣の演技も安定していてよかった。
ただし、主役のアクアとルビーを演じた櫻井海音さんと齊藤なぎささんは主演を張るには、まだ力不足な感じは否めなかった。

…とは言え、原作ストーリーの破綻っぷりを理解した上で鑑賞すれば、スタッフをはじめ各キャストさんたちの頑張りには拍手を送りたくなる出来栄え。

個人的な意見としては、この映画を単体で見たら訳が解らないと思うので、せめて原作の前半部分を描いたの実写シリーズは見た上で見るべきだと思う。
…と言うか、原作を読んでそこに魅力を感じた人が怖いもの見たさで鑑賞する事をお勧めする。

次はアニメ版の第3期がこの原作をどう描くのか楽しみなくらいには推しているので、不思議な力のある作品だとは思っている。
…てか、本質的には漫画家やアニメ版、実写版のスタッフ&キャストさんたちの実力がこの作品を支えているのだろう感じる。

そう言う所が楽しめない方にはお勧めしない。

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LEE

3.0映画開始時の映像がよかった .ᐟ

2025年1月8日
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鑑賞方法:映画館

齋藤飛鳥がすごいよかったびっくりした
星野アイを感じた

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emr-chan

4.0面白い!

2025年1月8日
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原作未読だけど、アマプラと映画を観賞。
めちゃくちゃ面白かった。

後半はだいぶ巻いている感じがして、アマプラを観た立場としては前半は巻いて、後半部分をもっと丁寧に描いて欲しかった。

前半は前半で再構築されているので、これはこれで良いのだが、やっぱ、後半の方に期待していたので、後半をもっと長くやって欲しかったなぁ。

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そうたん