【推しの子】 The Final Actのレビュー・感想・評価
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ドラマ版見てから映画版待ち遠しかったです。
原作未読ですが、炎上しているのはニュースで見ました。
ネタバレ嫌だったので内容は読まずに、今日の映画を見てから確認…なるほど。
ドラマと映画はうまくまとめていたのではないでしょうか。
ドラマ一気見していたので前半は「早く続きがみたい!」って感じでした。まあドラマにはない場面もあったし、映画だけ見に来た人への補完なんだろうけど1時間は長かったかなぁ。
そもそもドラマや原作、アニメ見ずにこれだけを見に来るような人とは価値観が違いすぎで話は合わないでしょうけど。
話を映画の内容に戻すと最後に東京ドームに立つところで終わったあたり、吾郎先生の想いが伝わっていると感じました。
ルビーとアイ、アクアとカミキ。
映画で2人がそれぞれ本人とオーバーラップしていくのもとてもよかったです。
ドラマ版見てて有馬かなちゃんに心を奪われました。原菜乃華ちゃん凄いですね。ミステリと言う勿れ見て、この子は来そうだな…と思っていたのですが、想像以上に凄い。
ツンデレ役のクィーンや!
個人的にはアクアとかなちゃんが結ばれてほしかった。
追記:
案の定だが、映画だけを見てマイナスなこと書いているレビューが散見される。
意味が分からないな・・・。
極めて誠実な実写化
原作漫画は途中で離脱したので再現度は分かりません。が、誠実に実写化したのであろうというのは伝わりました。
Amazon prime の実写ドラマが比較的時系列で進み、かつ新生B小町結成をメインに進んできた分、映画はアイ周辺に焦点を合わせたいわば解決編。Amazon primeでB小町にピントが合ってた人は少し物足りなく思うのかもしれません。
アイの生い立ちと吾郎先生とさりなちゃんを丁寧に描く分、対カミキヒカルが駆け足に感じられました。ただ、推しの子はアイとアクア(吾郎)とルビー(さりな)の物語と割り切って構成したんだと理解できます。
齋藤飛鳥ちゃんがアイの底知れなさを体現し、若手キャストの誠実なお芝居をベテラン勢が支える。成田凌さんがこんなに演技巧者だと知りませんでした。
またほぼ説明がないなか、空虚なモンスターとしてのカミキヒカルを二宮和也さんがリアリティを持って演じておられました。
ドラマを含めると満足ですが、やはり1本の映画としては成立していないので星を減らしています。
登場人物を複雑化することなくうまくまとめたなという印象
アニメ勢(原作の結末は知っている)の感想です。
アマプラでドラマを追っていれば
これはこれでありでした。
実写化しやすようで題材が難しいというかブーメランになりうる内容でもあったと思うのでよくまとめたなと感じました。
まず、原作寄りにキャラが増えると複雑化するのでキャストは主要のみにしたのはよかったです。
次にキャストさん
結構色んな選択肢があったと思いますが、こちらも概ね配役良かったと思います。
個人的に何人か感想述べます。
齋藤飛鳥さんは最初選ばれた時に(大変失礼ながら)アイドルとしての姿は知っていましたが、演技の印象がなかったので不安がありましたがスタートダッシュはまさしく完全無敵のアイドルで目が離せなかったです。また、子どもへの愛に戸惑う場面も良かった。
アイに寄せ演じた部分もあると思いますが、元々アイドルだった人にしかわからない気持ちがあると思うし、何よりスタイルもいいので映像が映えますね。
アマプラで登場した時よりも感情がのっているように見えました。
原菜乃華さん
アマプラでは主役で好印象でした
当方有馬かな推しだったのでアマプラの方が満足度高いです。
映画では演技スポットが当たらなくなってしまい演技あってなんぼなところあったので寂しかったですがライブ映像素敵でした。
成田凌さん
コメディ要素もできるのですね、
前にみたなにかのドラマの時よりぐんとうまくなっていてびっくりしました。前半を支えてくれていました
配役よかったです。
剛力彩芽さん
今回出てきた中で一番え!?ってなった人でした。(最後クレジット確認するくらいには出ることが意外だった)
たった数分ですがインパクトがでかい一瞬を残したと思います。
二宮和也さん
配役が発表された時になるほどなと思いました。
カミキヒカルは誰がいいとかは個人的になかったので(この人が適任というピッタリがぱっと出てこなかった)
二宮さんが決まった時にはイケメンに寄りすぎない演技に寄った配役で選んだなと妙に納得しましたし、実際視聴者側に納得させるものは多かった配役なのかなと思います。
どこか掴めない、本人も気づかない人たらしで影のある魅力(褒めてます)を考えると個人的には良かったとおもいます。
そしてアイドル同士から生まれる双子(しかも片方も元アイドル)ってなかなか強い遺伝子ですね
本編の感想です。
前半とにかくアイの人生を見ていたのか齋藤飛鳥さんの人生を見ているのかわからない錯覚になりました笑
病院でのシーンそれぞれよかったし全体的に子役の頑張りあってこそでした。
ホームビデオの映像が余計にそんな気持ちにさせたのかもですね
中盤、転生前の姿を知るところは要素としては入れなきゃいけなかったけれどちょっとふわっとしている退屈な流れでした。
後半、カミキヒカルの登場でぐっと緊張感が増したのは覚えています。実際引き込まれもしました。
ただ同時に、今までローペースな展開だった分カミキヒカルとの会話、展開の速さに見てる側の理解が追いつかなくなり
二宮さんの演技聞き取りにくくなったのが残念。
この場面じっくり観たいところですが、もう一回全体を求めるほどではないので配信があることを期待、、、。
この映画を映画館で観るよさは
推しがいたことある人は感じるかと思いますが
アイドルがキラキラしてる瞬間を大画面、高画質で見られることです笑
私は完全にアイに夢中でした。
悪くはないが、連ドラでじっくり観たかった!
原作コミックは未読ですが、テレビアニメで一気に引き込まれ、実写映画化に大きな期待を寄せていました。公開1週間前からアマプラ全8話をまとめて視聴し、万全を期して公開2日目に鑑賞して来ました。期待以上とは言いませんが、物語の決着を見たという満足感は得られました。
ストーリーは、アイドルグループ「B小町」のアイの大ファンである産科医・雨宮吾郎のもとに、双子を妊娠中のアイが患者として現れ、彼女を狙うストーカーらしき男によって殺されてしまった吾郎はアイの息子アクアとして転生するが、その数年後、同じストーカーによって今度はアイ自身がアクアの目の前で殺されてしまい、最愛のアイを亡くしたアクアの人生をかけた復讐が始まるというもの。
本作の魅力は、転生というファンタジックな設定とは裏腹に、現役アイドルの極秘出産と殺害、双子の父親の正体、謎の真犯人、芸能界の裏事情などのヘビーな要素を詰め込んだ、先の読めない攻めたストーリー性にあると思います。これらの要素は実写に適しており、事前に視聴したアマプラ版の全8話でも、アニメとのテイストの違いはあるにせよ、うまく映像化されていたと思います。
そのよさは本作にももちろん引き継がれており、事件の真相に迫るアクアが、どのように復讐を果たしていくのかというのが最大の見どころとなっています。ここに、一度はアクアとケンカ別れしたルビーが絡んでくる展開が熱いです。アマプラ版では今ひとつパッとしなかったルビー役の齊藤なぎささんの演技が、本作では一気に魅力的なものとなっています。おそらく本作で描くストーリーのために、ドラマ版ではわざと抑制していたのでしょう。あふれるような思いを込めてアイを演じるルビーの心情が、ひしひと伝わってきます。
ただ、アマプラ版を観てない人は、本作を理解できたのか疑問です。しれっと登場する、有馬かな、MEMちょ、黒川あかね等の存在感がかなり薄かったのも残念です。逆に、アマプラ版視聴済み派には、前半は復讐のための復習となっており、バランスの悪さを感じます。アクアが映画製作によって犯人を追い込むまではかなりおもしろいし、ルビーがアイの気持ちを考えて考えて考え抜いて役作りを進め、覚悟を決める過程にはほろりとくるものがあります。それだけに、もっとじっくり描いてほしかったし、なんなら劇場版ではなくアマプラで最後まで描いてもよかったと思います。
また、事件の真相が明らかになり、双子の思いも遂げられたように見えるので、それはそれでOKですが、結末がどうにもスッキリしません。犯人の意図が意味不明すぎるし、最後のオチもなんだかなって感じで、ちょっとモヤモヤします。バッドエンドやビターエンドも甘んじて受け入れますが、せめてスッキリはさせてほしかったと感じます。
キャストは、櫻井海音さん、齋藤飛鳥さん、齊藤なぎささん、原菜乃華さん、茅島みずきさん、あのさん、濱田マリさん、倉科カナさん、金子ノブアキさん、成田凌さん、吉田鋼太郎さん、二宮和也さんら。どなたの演技も申し分なく、作品の完成度を高めています。中でも、本作では出番が少なかったですが、ドラマシリーズを通しての原菜乃華さんの演技が秀逸で、陰の立役者だと感じます。
実写化の中では充分成功の部類
へビー級シリアス系アイドルエンタテインメント
原作未読、ドラマ未視聴での映画鑑賞です。
まずもって最初の舞台が私の住む宮崎県なのはうれしかったですね。
正直、人が複数名亡くなるようなヘビー級でシリアス路線の話とは
つゆとも思っておらず、その内容に面くらいました。
転生モノなので、ファンタジーではあるものの、話はシリアス。
復讐・赦しがテーマだったりするし、母の想いみたいなものも重要な要素になっています。
俳優陣の演技とアイドルとしての歌唱・ダンスも素晴らしく、
B小町として本物のミュージックステーションに出演するというのも納得の出来です。
本作で齋藤飛鳥はますます好きになりましたし、齊藤なぎさの大ファンになりました。
とにかくこの2人が素晴らしい!この2人を見るだけで至福です😊
成田凌も良い演技をしていましたね。すごく重要なキャラクターを演じていました。
二宮和也も美味しい役と言いましょうか、よく合っていたと思います。
率直に申し上げて、面白いです。
なのに、私が観た回は私を入れて2名の観客。。
いやいやいやいや、もっと入っていいでしょ!本作。
もっと映画を盛り上げていきたいので、是非、劇場へ越しくださいませ。
アイドルの歌唱シーンは劇場ならではの体験価値ですよ!!
というわけで、ちょっと暗すぎではありますが、私は好きです。
今後、齊藤なぎさが推しになりました(笑)
仕方ない原作が酷かったんだから。
とりあえずカミキヒカルのニノが本当役かっこよかった!感情があるようでなくてどこかアイに雰囲気が似ている感じがとってもとってもよかった!
そして漫画では全く役に立たなかったアイドルのニノやツキヨミはもう出さないようにしていたのも良かった!
ストーリーも少し変えて今までの推しの子ファンが楽しめるように工夫してくれていたのも良かった!
みんな一生懸命作品を汚さないように努力していたのが伝わった。
本当に赤坂アカ達見習ってほしい。あんな素敵な作品を自分自身の手で汚したのだから。
漫画さえちゃんと構成しっかりしていればもっといい終わりに出来たはずなんだょ。
この星が2個ないのはファンを裏切る形で終わらせたストーリーの恨み。
原作のせいで呆気なく見えてしまったせい。
最後に
トライワイトの曲をフルでMV風にしてくれたのはとっても良かった!アイの最初の歌もテレビと映画で曲を変えてくれたところも感謝してる。
監督スミスさん良く頑張ってくれました。
赤坂アカに見習って欲しいところです。
描いたなら最初から最後まで描き切ってくれよって。
アニメがどうかストーリー変わってますように。
原作は越えられず
2024年劇場鑑賞329本目。
アマプラのドラマ8話鑑賞済、原作最終話前日に予約したAmazonから届いて急ぎ読了。いや公開した土曜日にのんびり映画観る前に観ておいた方がいいSPドラマ放送するフジテレビよりはスケジュールマシだけど!
原作の展開はクズYoutuberどものおかげで1回も推しの子検索したことないのにおすすめであがってくるショートとかでネタバレされてどんどんチャンネルブロックしながら知ってしまいました。
とはいえどうしてそうなったかは分からず、昨日読んで好きではない結末だけど納得はしていました。
映画が原作通りになるのかは原作ファンが一番気になるところだと思うのでそれは劇場で確認して欲しいですが、作品全体として時間の制約上削った所が、ドラマ版では上手く機能していたのに映画では物語を薄く感じさせてしまい、これなら原作の顛末のほうが自分は良かったと思いました。
役者陣の演技は素晴らしく、物語自体では泣けなかったのに最後のエンドロールで流れる曲と映像で泣いてしまいました。
ちなみに上映後QRコードが出て懸賞に応募できますが、自分はスマホ立ち上げている間に消えてしまったので、応募されたい方はエンドロールで周りに光が漏れないよう画面を自分の身体に押し当てながら起動して準備されたらよろしいかと思います。
後忍たま乱太郎の限定版パンフレット2500円でたっけぇと思いましたが推しの子パンフレットは普通に1800円なのでたっけぇ!と思いました。
思ってたよりもメッセージ性に富んだ作品だった😳
【”アイドルは嘘で出来ている。そして愛と復讐の輪廻転生。”今作はアイドル達とアイドルを推す”様々な”人達との15年間の虚実をぎゅっと凝縮した2時間強で描いた前半ナカナカ、後半ダッチロール作品である。】
ー 今作は、前半はアイドルグループ「B小町」のセンターアイ(齋藤飛鳥)を軸に物語は進む。九州の病院の研修医のゴロー(成田凌)は末期の病のさりなちゃんがアイの推しである事を知りつつ、彼女の末期を看取る。そして、彼が産婦人科医になった時に、子を宿したアイが秘密裏にやって来る。だが、アイの”推し”のファンが何処からか情報を嗅ぎつけてやって来て、彼を追い返すゴローを殺してしまう。
アイは、双子を産みそれぞれ、アクア(長じてからは櫻井海音)とルビー(長じてからは齋藤なぎさ)と名付け、アイドルをしながら育てるが、ドーム公演を前に、幼き二人の前で再び、”推し”のファンに刺殺されてしまう。
そして、時は流れ「B小町」は新たに結成されルビーはそのメンバーになっている。そして”「B小町」の15年間を基にした映画製作が決定する。-
◆感想
・中盤までは、非常に面白く鑑賞する。何よりも展開が、予想の左斜め上を行く展開で、ドンドンと進行する中で、アイの秘めたる出生とアイドルになった過程がドラマティックに描かれて行くからである。
・特に輪廻転生からの、アクアとルビーが高校生になり、アクアが母のアイを殺した真犯人を見つけようと画策した映画製作決定シーンまでは、ナカナカである。
・だーが、徐々に分からない部分が出てくるのである。
1.ゴローを殺した犯人とアイを殺した犯人とは、多分同じ。けれども、そこに金髪の男でアイの父親と思われる青年と、その後に出て来た金髪男(二宮和也)との関係性。
⇒親切な方からの教えで判明:金髪男は犯人が年齢を重ねた人でした。
2.どーでも、良い事かも知れないが、新たに結成された「B小町」のメンバー3人が、或る時はルビーと有馬かな(原菜乃華)とMEMちょ(あの)であったり、茅島みずき(黒川あかね)が入って居たり、有馬かなの卒業宣言はどうなった?
⇒親切な方からの教えで判明:劇が混ざってました。
とか、少し混乱する。誰か親切なレビュアーさん、”一見さん”の私に解説して欲しい!虚と実って事?? ⇒解決。
・又、アクアが誘拐されたルビーを探しにビルの屋上に来て金髪男と対峙するシーンは、金髪男は、何がしたかったのかな?
そして、アクアは金髪男と海中に落下し、行方不明・・。
<原作ファンの方だと、描かれない所まで知っているから、分かるのかな?途中までとても面白かったけれども、途中からダッチロールのようになっていった作品。(個人的な感想です。)
だーが、芸能界やアイドルにはさっぱり興味が無かった私には、冒頭の凄いライブシーンとか、売れっ子アイドルの過酷な生活などは、興味深かった作品である。
じゃーね。>
■2024年12月21日 追記
・早速、親切なレビュアーさんに解説して頂きました。多謝です。このサイトは親切な方が多いので、有難いです。
原作を超えたらしい(前代未聞)
素直に面白かった
アマプラでドラマをやって残りを映画と聞いたときはとても不安だったのだけど、原作やアマプラ見てなくても問題なく面白い映画になってました。
しかも、例のシーンまでの話もアマプラとは別バージョンの映像で、アマプラも映画も両方見た人でも飽きることがなかったです。
前半は成田凌さんと稲垣来泉さんの吾郎とさりなの物語に感動して、後半は黒川想矢さんと二宮和也さんのカミキヒカルにやられるという感じでとても良かったです。
実写化が発表されたときはほんとうに不安でしたが、さすがゆるキャン△実写版の脚本家さんです。漫画の実写化であるとともに、とても面白い映画になっていました。
みなさん是非映画館で観てください。
これはこれでなかなか
結構泣けたけれど…(アマプラ鑑賞済)
基本的にドラマ版 全8話を視聴している事が前提の構成。 ドラマ版で...
予想以上の満足感
二宮くんが出演ってサプライズ発表されてすぐムビチケポチった。しかも青年時代が黒川想矢くんって推しと推しの出演リレーに嬉しさ倍増。去年のブルーリボン賞授賞式でのやり取りを思い出して、正確には共演じゃないけどこんなに早く同じスクリーンで観れるとは感激。
アニメとアマプラの実写ドラマを履修してから観たので、原作の結末は知らずに行った。前半は復習みたいな感じで進んでいって、後半はクライマックスまでどうなるのかリアタイで楽しんで、もしかして許すのか?と見せかけてまさかの結末。面白かった。てかなんか規模がすごかったな。なんか脇まで有名な役者さんだらけだし、ライブシーンもあり迫力も申し分ない。過去と映画内シーンが重なる演出も好きだった。
そしてなんといってもカミキヒカルに最後は全部持っていかれた。なんだあれ、ずるい。
エンドロールの大じめが二宮くんの作品を見られて嬉しさの極み。
とりあえずこの余韻のうちにB小町の曲聴きに行こっと。
オリジナルストーリー
映画で失速を感じる
原作読破済み・アマプラ視聴済だが、映画でターゲットが分からなくなった気がした。
そもそも過去編を映画に持って来たおかげで、アクアやルビーの愛への執着の源が分からず、原作未読勢はアマプラが正直分かりにくい気がした。挙げ句の果てに映画で過去編に時間を使いすぎて最終章はものすごい勢いで消化されていく。
恐らくアマプラを見てない人にも楽しめるようにしたかったのだろうが、どっちつかずになってしまった感が否めない。(見逃していただけだったら申し訳ないがニノ演じるカミキヒカルも映画ではフルネームが1回も出て来なかった...?)
漫画原作の映画によくある変なビジュアルや無理な改変が少なく、演者もやや不安な部分はありつつも違和感なく演じきれていたため、アマプラ視聴時は映画に期待を寄せられていただけに少し勿体無い。
劇場版は原作より良いまとめ方かも!?
原作漫画は最終回まで読了しましたし、アニメも二期までの全話視聴済みですが、皆さんもご存じの通り、原作漫画の終盤の評判が非常に悪い作品です。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない中途半端な展開で、良く言えば二次創作が好きな人に「オチはお好きなようにアレンジして下さい」と、材料を提供した感じです。
ドラマ版、劇場版の製作が決まった時にキャストのキービジュアルが公開されましたが、その時も「なんかコスプレっぽいよね」というのが世間の反応でしたが、始まってみればなかなかどうして、キャストが原作を読み込んで一生懸命役になりきっている熱量が伝わってきました。特に有馬かな役の原菜乃華、MEMちょ役のあの、斉藤壱護役の吉田鋼太郎、五反田泰志役の金子ノブアキにはプロの勢いを感じました。カミキヒカル役の二宮和也は、旧ジャニーズ時代から公私共に悪い印象が強い人物なので、悪の黒幕にはピッタリの配役でした。
原作では結構のボリュームで語られていた「今日は甘口で」「東京ブレイド」の部分はバッサリ割愛されていて正解だと感じました。この辺りを挿入していたら尺が足りなくなってきて、キル・ビル以上に前後編で300分オーバーの作品になってしまったかも知れないですね。
追伸=最後はカミキヒカルと共に入水したアクアの遺体が見つからなかったという筋書きになっていましたが、もし自分が原作から手直しして脚本を書いたとしたら、アクアだけに復讐はさせずに自分も加担すると言っていた黒川あかねにカミキヒカルの始末をやらせたでしょうね。原作ではアクアがあかねの動向を把握するためにGPS付きのキーホルダーを持たせていた表現がありましたが、逆にあかねがアクアの動向を把握してピンチを救う事も出来た訳ですからね。
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