「金目当てでも無いのに、実の子を○そうとする親が居る???」【推しの子】 The Final Act りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
金目当てでも無いのに、実の子を○そうとする親が居る???
産婦人科医のゴローは、かつて担当していて12歳で亡くなった患者の影響で、アイドルグループ、B小町のアイを、推し、とした生活を楽しんでいた。そんなある日、突然、アイが患者として彼の病院に現れ、診察すると双子を妊娠していた。出産まで責任を持って見守る、と彼女に言ってたが、病院へアイの苗字を知ってた不審者が現れ、ゴローはその男を追っていて刺殺されてしまった。ちょうどそのタイミングでアイが双子の男の子を出産し、理由も原理もわからないまま、ゴローはアイの子どもに転生してしまった。アクアという名で推しの子として幸せな日々を過ごしていたが、ある日、アイは宅配便を装ったストーカーに刺殺されてしまった。大人になったアクアは、アイを殺した犯人への復讐のため芸能界に入り・・・さてどうなる、という話。
アニメ版は鑑賞済みだが、ドラマシリーズは未視聴。
楽しいアイドル音楽を聴こうかと思っていたが、B小町のライブ風景は映るが、じっくり曲を聴くような作品じゃなかった。
アイが死んで残り1時間以上、もしかしてこれミステリーだったの?って途中で思ってしまった。
アイの死について、実行犯は別だけど、住所教えたのは子供達の父親なんて衝撃。アイの何が憎くて殺そうとしたのかサッパリ分からなかった。
ラストも、自分の実の子を殺そうとするか?金目当てでも無いのにそんなことする親が居る?
カミキヒカルの脳内を見てみたかった。演じた二宮和也はこの憎らしい役も上手だった。
アイ役の齋藤飛鳥は顔が小さいし、元乃木坂46だけあってセンターで光ってた。
アクアの双子の妹で母と同じアイドルを目指すルビー役の齊藤なぎさは最近よく見るが、華がない。良いキャスティングとは思わなかった。
その点、有馬かな役の原菜乃華は表情が可愛くて光ってた。あのちゃんも悪くなかった。