劇場公開日 2024年6月14日

「拒否していた人を動かしたなら、責任も生じる」数分間のエールを imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5拒否していた人を動かしたなら、責任も生じる

2024年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前半は感動した音楽のMVを作りたい。そのメイキングビデオ風で楽しく思えた。
でも後半はそんなMVを拒否され、MVを作る理由を聞かれ、再度MVを作る。

しかし68分の作品。一応長編映画であるが、尺が短すぎる。
いくら主人公(朝屋)が感動してもその曲の投稿再生数は数百回、多くの人には届いていない。先生は学校を辞めた。たぶん音楽を再挑戦するのだろう。たった一人がエールを送って、そのエールに応えたのは彼女だが、ちょっと無責任すぎる。
朝屋がここが良かった他はどうか、意見のぶつけ合いがあってもよかったと思う。映画内の友人を含めた視聴者がどう思ったのか。世間に受け入れていない理由を考えないと次には進めない。

本作で歌われる曲は、一聴ではすごく良いと感じた。しかし、である。
古い人間の私には、イントロ無い、間奏短い、ラップ無い。一本調子に思えた。

石川県(羽咋市)を舞台にするのならもっと色々な所を出して欲しい。

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