「拍手をよろしく」顔を捨てた男 カズユキさんの映画レビュー(感想・評価)
拍手をよろしく
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こないだ鑑賞してきました🎬
容姿を気にし一歩踏み出せない男が、試験薬によって新しい顔を手に入れる話。
※久々に映画を通常価格でみましたが、2000円は高いですね😔
主人公エドワードにはセバスチャン・スタン🙂
新しい顔になってからの彼を演じますが、音に敏感なのは昔のまま。
誰しもそうだと思いますが、外面が変わったからといって、内面も急に変わるわけではありません。
そこへ、捨てたはずの自分とそっくりな顔を持つオズワルドが現れ、彼は動揺を隠せなくなります。
ここからはスタンの真骨頂でしたね。
段々と憔悴していく演技は引き込まれました🤔
隣人イングリッドにはレナーテ・レインスヴェ🙂
エドワードにも分け隔てなく接する彼女に、彼が惹かれるのもわかります。
一方で、捨てた男は数しれずとは本人の弁。
二面性にも思えますが、誰しも長所と短所がありますからね。
その辺りの微妙な雰囲気は、うまくでてました😀
オズワルドにはアダム・ピアソン🙂
彼は自分の容姿を気にしすぎず、誰にでも気さくに話しかけ、人前で歌ったり。
それを複雑な表情で見つめるエドワード…ここは一つのハイライトでしたね😀
ピアソンの演技は手堅く、役に深みを与えてました。
A24作品なので期待してましたが、後半はやや駆け足な印象🤔
エドワードとオズワルドがなぜ出会ってしまったのかも、明かされず。
(私が理解してないだけかも)
しかし映画的な面白さは健在で、余韻が残るラストもこれはこれでありでしょう。
私は
「エレファント・マン」
を意識していると感じました🤔
まさに不条理スリラーというべき1本です👍
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