「野獣、その後」顔を捨てた男 すーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
野獣、その後
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野獣は王子様になり、お姫様と結ばれてめでたしめでたし、と思いきや。。
理想の外見を手に入れさえすれば人は幸せになれるのか?というのがテーマですかね。
エドワードは野獣の顔を捨て、新たな顔を手に入れましたが元のシャイでやや卑屈な性格は変えられなかったのが敗因?
オズワルドは野獣ですが性格は自信たっぷりでおしゃべり好き、自己開示力に優れており出会う人皆がオズワルドを好きになっていく。
私、エドワードの性格は嫌いじゃないですけれどね。
むしろ容貌関係なく、オズワルドみたいに初対面からグイグイくる方が苦手かも…
アメリカではミステリアスなイケメンてだけじゃ人の心を掴めないのでしょうか。
イングリッドは移ろいやすい人心をやや誇張して書かれたキャラクターですが、コロコロ変わるあり得ない言動もなぜか説得力がありました。
男性におけるルッキズムについて新しい知見が得られるかなと思って鑑賞しましたが、もう少し掘り下げて欲しかったようにも思います。
セバスチャン・スタンの特殊メイクと、メイクの下から覗く自信なさげな演技、さらに変身後の陰のある演技が大変良かったです。
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