「今の世界に一石投じた作品」沈黙の艦隊 シーズン1 東京湾大海戦 なべすけさんの映画レビュー(感想・評価)
今の世界に一石投じた作品
沈黙の艦隊を偶然primeで見かけ
偶然見始めたら一気に見入ってしまいました。
8話という限られた制約のなかで
人間ドラマ、現実とリンクする部分のある国際政治、大切だけど蓋にしている数々のタブーな話に真正面且つ、それぞれの勢力の立場から多角的に切り込んでいる、日本が本来在りたいであろう国家としての姿を惜しげも無く描かかれていて、とても見応えがあり面白かったです。
(現実と乖離してるのは時間的制約で仕方ないと思ってます)
日本は歴史的に外圧があって初めて大きい決断が出来て動き出す、アメリカの世界警察としての論理もきちんと表現されてて良かったと思いました。
大沢さん始め制作陣、関係各位の本気の想いが伝わってきました。
今のこの時代に生きる自分達がどうすべきか、出来るか、これからどうして生きたいか、
改めて深く考えさせられております。(東京湾をビルから眺めながら)
海江田さんの大局観や垣間見える世界に対する憂う想い、思惑通りに物事が動いた時のしたり顔、深町さんの人間臭さ、海原さんのリーダーシップ、総理の変化、どれも見応えあって面白過ぎました。
続編も無事決まり凄く嬉しく待ちきれない思いで一杯です。
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