NN4444

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NN4444

解説

国内外の映画祭や広告賞で評価されている4人の新鋭監督による、不条理な恐怖の物語を集めたホラーショートフィルム集。

抑圧的な恋人と婚約したばかりの主人公の女性・楓が、夜道で出会ったひとりの女から犬のように吠えられ、それ以来その女のことを忘れられなくなってしまう姿を描いた「犬」、とあるパーティに出かけた夫婦が、大勢の人々で賑わう会場で得体の知れない狂気に包まれていく「Rat Tat Tat」、湖のほとりで飲み会を楽しんでいた若者たちが、仲間のひとりが溺れかけたことをきっかけに水の呪いに飲み込まれていく「洗浄」、不慮の事故で友人を亡くした高校生・麻木の周囲でおかしな現象が起こりはじめる様子をつづった「VOID」の4作品で構成される。

「犬」では、「彼女はひとり」の中川奈月が監督、「彼方のうた」「PLASTIC」の小川あんが主演を務めた。「Rat Tat Tat」は監督・佐久間啓輔×主演・錫木うり、「洗浄」は監督・宮原拓也×主演・夏子、「VOID」は監督・岩崎裕介×主演・野内まる。

2024年製作/81分/G/日本
劇場公開日:2024年2月16日

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映画レビュー

3.0設定は面白いが少し物足りない

2024年8月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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納豆ごはん

1.0うーん😔 どれもどれ

2024年4月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ショーケース方式で4本のホラー(ホラー感は少ないけど…)もどきの不条理短編
演劇のように共通項はなく、全く繋がることはない
1.今時ではない男性と婚約した女性の話 仕事も婚約の相手とも上手くいかない状況で、近くの公園で犬化した女性と遭遇 女性の抑圧をほどいてくれる犬化した女性 女性の気持ちを汲み取った犬化した女性は…
2.一番分かりにくい 多分子供が産めない女性のプレッシャーを表現していると思うけど…
3.この中では一番良かったかな…別荘を持っているボンボンを友達?にして、別荘に集まった男3女2で巻き起こる、水に纏わるホラー 四人は呑み込まれ最後には…
4.ある女子高で起こった自殺から始まるそれぞれの対応や思い 何故これを最後に持ってきた…
隣のオヤジが実に鬱陶しく、キモかった 何様?

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ろくさん

4.0作品として成り立っていないんじゃないかと思えるものもいくつか。

2024年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年147本目(合計1,239本目/今月(2024年4月度)21本目)。
(前の作品 「クラメルカガリ」→この作品「NN4444」→次の作品「プリシラ」(明日予定))

 シネマートさんで見てきました。7割くらいの埋まりようでした。

 他の方がすでに書かれている通り、ホラー映画の登竜門?か何かの短編作品を4作集めましたという作品で、4作にそれぞれ共通項がありません。また、極端に「趣旨がわからない」作品もあり、これはさすがにきびしんじゃないか…といったところです。

 かろうじて理解ができるのは3話(大学生?が夏にキャンプにいく話)と4話(女子高校生とカラオケほか)で、それでも20分ちょっとなので(本作品は各作品が20分程度で4編で90分程度)、理解できるもできないも限界が来ると思います。

 問題は他の方も多くあげられている「2話目」で、「友人?の結婚式かで結婚式場かレストランに行ったら、周りが拍手や手拍子をずっとし始めたら、主人公が産気づいた話」で、何がどうなっているんだろう??といったところです(趣旨が本当にわからない。女性の方だとわかるのかな?)。この作品は登竜門的な立ち位置でミニ作品の4話寄せ集めですが、これで(シネマートのようなミニシアターでも)放映できるなら、中高の映画部でも作れるんじゃないのか…というくらいに(中高の映画部が映倫の審査をパスできるかという問題はさておきも)何がどうなってるのかわからないのが2話です。1話(結婚した後に妻に対していちいちうるさい夫の話)もまぁ理解はしなくもないですが、2話の謎さが極端にすごく、全体として「何がどうなっているんだろう?」といったところです。

 ただ、ホラー映画に分類されうる割に一般指定で描写については明確な配慮があるので、そこの点に関してはおすすめですが、コナンだのプリシラだの色々競合枠が激しい今週にこの作品…となるとちょっと厳しいのでは?というところです。

 採点に関しては以下を気にしたものです。

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 (減点0.8/2話目が意味する内容がよくわからない)

 2話目に関しては本当にストーリーも何もあったものでもなく、中高生の映画部の作品のレベルでも作りうる話で、何を述べたかったのかよくわからない(ホラー映画に問題提起という考え方があるかは微妙としても、何を「ホラー」にしたかったのかもよくわからない)といった部分があります(かつ、出産の話に飛ぶので、わかりにくい事情とあいまって、やや直視が難しいかなと思える部分にも飛ぶ)。

 ただ、ホラー映画の登竜門的な立ち位置にあるこの映画において、明確に気になったのは2話だけで、他の作品も「持ち時間20分(程度)」で述べたかった点については一応理解はできるので(1話はまぁわからないところも多いけど)、このように「複数作品の寄せ集め系を個別に採点するとスコア評価がおかしくなる」事情もあるので、採点幅を「いじった」部分があります。
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yukispica

3.5わからない事を楽しむ余裕。

2024年3月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

4人の監督と4つの映像プロダクションが作った不条理ホラー短編4本です。なにしろ不条理だから説明も落ちも有りません。不思議さを噛み締めてモヤモヤ色んな事考えながら見て楽しむ映画です。

1本目の「犬」主人公どっかで見たと思ったら「私はひとり」の子であった。ちょっとイノセントな感じが話に合っていて良い。女性の微妙な生きづらさが丁寧に描かれていたので女性監督かな、、と思ったらビンゴ。
生きづらくなった女達が何故か犬化する話。

2本目の「Rat Tat Tat」はパーティーの拍手や手拍子で気分悪くなって産気づく妊婦の話。パーティーの客やセットがちゃちくて辛い。予算不足が絵に出てしまって、役者の熱演とのギャップが悲しい作品。

3本目の「洗浄」は水辺のコテージで小さな湖の水を飲んだ子から伝染して取り憑かれた様にみんな水を飲みまくる話。水を啜る音SEがエグく、ちょっと気持ち悪いだけの作品。

4本目の「Void」は小さな街に良くない何かが集まって徐々に崩壊が始まる話。何の理由も説明も無し、結末もわからないが明らかにバッドエンドが予想され、、それがジワる、つまり見せ方が上手いんだよね。
「由宇子の天秤」に出てた池田良がよくないエネルギーの話をたのしそうに語るのが怖かった。

4本とも制作会社がCMやPVをメインにやってる会社だから映像のレベルはかなり高い。そして主人公女子達は皆んな可愛いし上手い。
私は1本目と4本目が面白かったです。
初め下北沢だけの公開でしたが連日満員で(っていうか上映回数も、席数も少なすぎ)PARCOシネクイントでも掛かることになったようで良かった。

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masayasama