劇場公開日 2024年8月23日

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箱男のレビュー・感想・評価

全166件中、101~120件目を表示

3.0分からん

2024年8月27日
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鑑賞方法:映画館
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ぷぷぷ

3.5私は好きですが、レビューはちょっと逃げ腰です。

2024年8月27日
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鑑賞方法:映画館

サービスデイのTOHOシネマズシャンテ、不安定な天気ですが平日午前中のわりには客入りも多めです。ただ、詳しくは見ていませんが評価は割れているようですね。解る気はしますが、私は結構楽しめました。ちなみに私、石井監督の作品は『逆噴射家族』『蜜のあわれ』しか観られていなかったので、直前に『高校大パニック』他、観られるもの6作品を配信で観てからの鑑賞です。なお、安部公房作品は未読。原作映画も本作が初めてになります。
さて、いきなり関係ないところから入りますが、私、映画『インターステラー』に登場するロボット「TARS(ターズ)」と「CASE(ケイス)」が大好きなのですが、本作のトレーラーで「箱男」観たときの印象はまず「可愛いw」。フォルムがこれ以上なく武骨で、ただ動いているだけでも微笑ましいのに、案外機敏で果敢に格闘する様子で本編で観るのを楽しみにしておりました。そして、本日実際観て気づいたのは、走ったり戦ったりしている最中の「オジサンの息遣い」や「悪態つく」様子。(私好みの)見た目とのギャップで更に萌えますw
本作、何といっても豪華な俳優たちが皆さん素晴らしい。メインキャストの男性3名は端的に言って三人三様に狂っています。ただ、それは究極までいった最終形だからこそ特殊に見えますが、本を正せば(主に男性の)誰しもが内包する狂気とも感じ、話が進むにつれてそれぞれのキャラクターに一層の興味が湧きます。原作も是非読んでみたい。
まずは“わたし”(永瀬)。自分なりの理論をあたかも哲学のようにして捏ねくり回して拗らせるキャラであり、その存在感はまさに「ミスター箱男」。物語を難解にする根源でありつつも、常にバランスを取ろうとするところなどは案外一番「まとも」かもしれません。そしてまた、疑問や迷いを「書く」ことで昇華させるところなどは作家的で、原作者・安部公房に通じるものがあるのかもと思えます。更に、役名が“わたし”である意味についても観終わって感慨深く感じます。永瀬さんの一見ミステリアスと思わせ、実はピュアな感じが“わたし”というキャラクターに違和感どころか共感?と思わせてくれる説得力を感じます。
次に“軍医”(佐藤)。シーンはけして多くないのに、常に印象に残って気にならざるを得ないキャラクター。勿論、登場からすでに怪しいのですが、観ていて判る「小出しに狂っている感じを出す」ことでより一層ヤバい奴に見えて、言わずもがな流石の浩市さん。歳を取られて癖のある役が増えてきましたが、連太郎さんにも引けを取らず欠かせない役者さんです。素晴らしい。
そして“ニセ医者”(浅野)、私が一番お気に入りのキャラクター。特に中盤はほぼ独壇場で、ずっと笑わせてくれます。「似非」にも拘らず本人は至って真面目且つゆるぎない正義感で、箱男に立ち向い物語を展開させます。浅野さんは北野監督の『首』でも黒田官兵衛を可笑しく演じていたのが記憶に新しいですが、ハリウッドでも活躍する知名度で、海外でも評価される邦画の普及に欠かせない役者さん。本作も是非、ベルリンだけでなく他の映画祭や映画賞でもフックアップされてほしい。
さらに、この3名の男に絡んでキーとなる役“葉子(aka葉ちゃんw)”(白本)が秀逸。私、白本彩奈さんを本作で初めて存じ上げたのですが、何といっても表情が良いですね。低温な雰囲気で男を翻弄しつつ、情けなかったり奇怪だったりする彼らを、憐れんでも決して蔑まない。まさに「親父殺しの鏡」として大きく機能しています。早速、映画.comでCheck-inし、今後の活躍に期待したいと思います。
と言うことで、作品の内容について触れず役者評価に終始しました。荒れ気味の評価もあって正直ちょっと逃げてますが、作品に好き嫌いは避けられないことですし、特に本作は結構特殊な映画です。その点を踏まえ、鑑賞するかは自己責任でどうぞ。とは言え、やはり観るなら映画館ですかね。全般、暗いシーンが多いためTVでは所々見にくいのではないかと思います。参考まで。

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TWDera

2.0やっぱりダメだった

2024年8月27日
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知的

久しぶりのハシゴ鑑賞
(箱男→恋を知らない僕たちは)

こんな展開だろうなと思って観たが全くハマりませんでした。美しい裸体だけが網膜に焼きつく作品。
ハシゴの2作目に期待です。

98

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タイガー力石

3.0良くわからないけど

2024年8月27日
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永瀬さんと浅野さんがそっくりで!

ラストの音楽が良かったです!!

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Billy

2.0難解な原作ゆえに推薦はしません

2024年8月27日
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カツラギ

1.5ずっと何言ってるのかわからない

2024年8月26日
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2024年劇場鑑賞215本目。
内容もキャストも知らずに観に行ったのでサイコパス殺人鬼が殺しまくるホラーかと思ってみていたら最初からもう何言ってるか何やってるか分からない状態。なんか高尚そうなこと言って女性の太もも覗き見てるだけじゃねぇか!
永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市の豪華キャストですが、永瀬正敏出てる映画って大抵わけ分からないんだよなぁ・・・。
ただエロシーンだけはめちゃくちゃエロいのでうとうとしてたら美女の全裸で目が覚めるみたいな感じの映画でした。
最後のシーンでまさか最後のセリフこれじゃねえだろな、と思っていた通りのセリフだったのでうっわと思って終わりました。

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ガゾーサ

2.0デキの悪い戦隊ものを見たような…

2024年8月26日
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笑える

単純

難しい

たぶん、そうだろう。期待値はハナから低かった。見終わって、「やっぱり」の感である。

安部公房の小説は、代表作であり、世界文学と目される「砂の女」をはじめ何冊か読んでいる。40年以上前、高校~大学生のころだ。
本作の原作も…たぶん読んだはず。だが、内容は覚えていない。
したがって、この映画が原作小説とどこが同じでどこが違うのか、まったくわからない。
僕の中では、「箱男」がおり、…それが徘徊する、街の中を―というイメージだけだ。
それについて、理解する必要はなく、箱男を除いた世間の人間は、無視しておけばよい話なのだ。

この映画も、わざわざ見に行くほどのものではない。無視しておけ。

箱男VS箱男のバトルが何シーンかある。
それが、本レビューのタイトルに書いたとおりなのである。
「スーパー戦隊シリーズ」の東映のスタッフが入っているのか?

原作そのものが、物語的なものを拒否している(らしい)のだし、映画もそうであったほうがよかったんじゃないか。
箱男である段ボール箱にも工夫がない。
どれも一緒じゃないか。
多様性の時代だ。男が女が、老人が子供が、LGBTが一律に同じ形、大きさの段ボール「箱」に入っていなくてよいのだ。
「箱」をすべて同じ外見(最終盤に出てくる)にした段階で、この監督の限界がはっきりしているのだ。

東京都心のミニシアター風シネコンで日曜午後に鑑賞。7-8割の入りだったろうか。観客の空気からは共感も感動もなかった印象。

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町谷東光

2.5安部公房の作品を映画に…

2024年8月26日
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怖い

難しい

複雑怪奇 難攻不落?な安部公房の作品を映画化 意外にも観客が多かったが、高齢者ばかり…
一抹の不安を抱えながら拝見 やっぱり難解 箱=自分の世界(価値観や他人に理解されない物事)といったことは解るのだが… やはり賢い人間の頭の中は… よほどの安部公房好きにはオススメ

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ろくさん

0.5酷い

2024年8月26日
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難しい

話にならない
よいところが皆無
こんなものをよくメジャーで配給するな
呆れるよ

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HAL1953

3.0意外にかわいい箱男

2024年8月26日
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安部公房の不条理な原作を石井岳龍監督がパワフルに映画化。
閉鎖的で、変態的で、文学的で、エヴァ的で、観た事ないアクションシーンも有りで、そして、現代のSNSにも通じるテーマで、訳分からない感覚もあるし、人は選ぶと思うけど、何だか面白い。そして、ちょっと長い😅
ヒロインが「アマゾンズseason2」のイユと知りビックリ!あの頃から存在感ある娘やったけど、キレイな女性になったなぁ。

#箱男

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naichin

4.5タイトルなし

2024年8月26日
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安部公房はあまり興味がなく読んでないが、独特の世界であることはわかるし、27年前より、ある意味、世界が作品に近づいている。エンドロールの様々なケータイ音。ラストシーンは素晴らしい。ジェンダーの描き方他には古さもある。27年前の永瀬で見たかった。きっともっと敏捷だし、浅野ももっと不気味だし、佐藤ももっとセクシーだったろう。
箱の美術は素晴らしい。
葉子役も良かった。

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えみり

3.5白本彩奈さんが綺麗です

2024年8月26日
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笑える

知的

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ズンマ

0.5What is this!

2024年8月26日
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27年前の企画を掘り返して、これですか!私には、正直「なんじゃこりゃ!」です。
レビュー採点をつけるために120分間耐えに耐えましたが、苦痛でした!

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aki007

4.0誰かがそう書いてるだけかも

2024年8月26日
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あの箱が象徴しているものは、価値観とか偏見とか物差とかパラダイムとか色々に解釈できると思うが、他評者数人がご指摘のようにSNS上の匿名性に安住して垂れ流される独善性,という見方が現代社会にハマるだろう。そういう意味では一旦頓挫して今まで寝かせていたのは「正解」かも。
後半,ノートの記述と現実との区別が曖昧になるあたり,物語の記述法が「誰それがこう言った」みたいな客観的・俯瞰的な観察者目線なのか,登場人物の「わたし」目線なのか,という小説作法談義っぽくなるところが個人的には面白かった。
落ち着きのない浅野忠信はなかなか新鮮だったし,白本彩奈の劇エロまではいかない寸止め感も品があってよかった。
残念ながら万人にお薦めはし難いが訳のわからなさに翻弄されてみるのも一興。

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ひろちゃんのカレシ

3.5DRUG

2024年8月26日
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ブレミン

2.020年後に蠍座で回顧してみろ!

2024年8月26日
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安部公房原作。かつての『日劇文化』の跡のシャンテシネマ劇場なので、まあ間違ってはないだろうが、70年代以降のATG作品のような雰囲気。蔵原惟繕や松本俊夫や吉田喜重の難解トリオみたいに、作家性が強すぎて、観客おいてけ堀の『芸術的なのをありがたがれ』というレトロ感。そんな前時代のデジャヴと目眩を覚える作品だった。早い話が、独りよがりでワケのわからないモノ。かつては、安部公房は勅使河原宏の監督作品というイメージだったが、当時から前衛を拗らせていた印象。まったくもって、頭上に?マークを光らせて新宿文化劇場を退出した無数の観客たちの連帯、あの頃へフラッシュバック。何年か前にルイ・マルの「死刑台のエレベーター」を日本でリメイクして、ヤラカシちまったどん底駄作があったが、同じようなイメージだな。

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t2law

3.0顔面判別能力の欠如が災いして……

2024年8月26日
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難解でした。
箱に入っちゃうと永瀬正敏と浅野忠信が見分けられないあたしの脳のバグ……
だから途中から箱と箱が戦う謎映画として楽しむ方向に切換えました、とさwww

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らまんば

3.5箱の中はパラダイス?

2024年8月26日
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安部公房の原作小説の映画化作品でした。難解な作品と言う噂でしたが、その噂通り「うーん」と唸ってしまうお話でした💦だって箱の中から世の中を眺める”箱男”がいて、彼がそれを止められないだけでなく、他にもその”箱男”の地位を狙っている奴がいるというんだから、まあ一筋縄では理解できません。
でも自分が箱の中から世の中を眺めたらどうだろうと想像してみると、それはそれで面白いかも知れないと感じたところ。面倒な仕事だの義理だの責任だのから解放され、かと言って生物的な死を受け入れる勇気もないし、人里離れた場所で仙人のように暮らす胆力もない。そうなると隔離されつつも、1枚段ボールの向こう側には人がいる”箱男”的暮らしも、概念的には有りかなと思ったところでした。

また、文字通り単館系作品でありながら、主演の永瀬正敏をはじめ、浅野忠信や佐藤浩市と言った有名どころが出演しており、彼らの怪しげな上にも怪しげな役柄を演じた演技も中々良かった。さらには謎の女・葉子を演じた白本彩奈の妖艶ぶりも絶品でした。

そんな訳で、本作の評価は★3.5とします。

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鶏

5.0石井そうご( 漢字が出ない) 改名したんだ?

2024年8月26日
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病人28号

3.5覗くことと覗かれること

2024年8月25日
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難しい

学生時代に安部公房読んでたら知的でかっこいいんじゃないの(実際、不思議な架空のお話、寓話って好きなんで)、そう思って結構いろいろと読みました。世界的にも評価されてたから、文学的価値もあるし。"箱男"も読んだ筈。でも全然覚えていない。
箱の中の世界と外の世界。覗くことと覗かれること。視点を変えると逆にもなるのかな。そして箱を被ることによる匿名性。この匿名性には大きな問題がある。吊し上げに暴露。平気で憶測で語る。嘘もある。
安部公房が今生きてたらどんな小説を書くのか。そんなことを考えながら観てました。原作との違いはどうなのか。違うものが見えてくるのか。もう一回原作を読んでみようかなと思います。

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ゆみあり
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