ビーキーパーのレビュー・感想・評価
全410件中、121~140件目を表示
難しいことは考えずに…
ところで蜂蜜のお味はどう?
悪党どもの小物感がツボでした。段々と核心に触れていって「そうきたか!」とは思ったのだがやっぱり小物っぽい笑 なんとなくふわっとした終わり方だったのが残念ではありましたが、妙にピンチになる(物語のご都合)よりも無双系映画の方が好みなので楽しませて頂きました。なるべく殺さない(死んだらまぁ仕方がない)側と絶対に殺す側への戦い方への対比にちょっと"ジェット・リー"を感じたりもして「ザ・ワン」を思い出しじんわりきたり、ラストの二人のシーンが少し「ボーダーライン」に被って「あぁ、もう一度映画館で観たいなぁ」なんて思ったり、大体は頭の中いっぱいに「コマンドー」が広がっていたり。中々に脳内アクション映画記憶が活性化される良い作品でした。
追記 ) あ。ラザラス(テイラー・ジェームズ)が最高でしたね。コイツも出落ちのしょんぼりキャラだと思ってたもの。黄色と黒は伊達じゃないぜ。
早くも今年最高傑作を見た。(2025年3月20再見:AmazonPrime)
いやいや、一人で一個師団潰せる特殊部隊出身殺戮マシーンと言うキャラはあまた映画で出てくるが、これほどまでにリアルでこれほどまでに徹底してプロフェッショナルに描かれたアクション映画があったであろうか?格闘技からガンアクション迄全て実際の実践であり得る内容であり映画上のためらいが一切ない。設定から刀剣系を含む格闘&ガンアクションの凄さはジェイソン・ステイサムの身体能力なのか、アクションスタントなのか映像処理なのか・・とにかく凄い。何度でも見れそうな気がする名作である。
殺戮の美学と言うか、ストーリーのシンプルさとストイックさでは他の追従を許さぬ美しさがある。何度でも見たくなる丁度良い尺の長さで理屈に叶ったストーリー展開。それでいて後半に徐々に高まる目標達成への観客との一体感。見事なカタルシスがある。まごう事なき今回も★5
安心して観れるいつものステイサム
一言でいえばジェイソンステイサム版の「ジョン・ウィック」でした。詐欺にあって自殺してしまった恩人の復讐のために詐欺組織に単身で乗り込んでいく、、、しかしその組織は想像以上にデカく闇が深かった。という流れ
敵組織がどうあれ、いつも通りのアクションでステイサムが拠点を潰しまくっていく様は爽快感があってスカッとします。
ただ一つ気に入らないのが女刑事のキャラクター。
感情的で自分勝手な行動ばかりしているから、警官のくせに浅はかな勘違いや無駄に悪い結果になることが多い
もう少し相手を思う気持ちがあっても良さそうとおもってしまう、、、
全体的にはテンポも良くて、アクションもカッコよかったです。スカッとした気持ちになれる映画でした。
ジェイソン・ステイサム、カッコいい!
以前、天井裏にミツバチが巣を作ってしまった事があった。
別に構わなかったのだけど、どこからか家の中に侵入してきて何度も刺されたので、残念だけど駆除して貰った。
でも、その時のハチミツ、すごく美味しかったっけ。
ミツバチがいなくなったら野菜や果樹の受粉がされなくなって、人類は絶滅しちゃうらしいけど、どんな生き物だって、役目があるんだし、命があるんだから大事にしなくちゃね。
さて、この映画、主役のジェイソン・ステイサムがただただ無双する映画で、いろいろツッコミどころも多いんだけど、それも含めて楽しい映画でした。
ステイサム、カッコいい!
最初はハチ駆除のための作業服での登場だったああけど、クライマックスはブルーのジャケット姿で、これが、また似合うんだ。
彼を追いかける黒人の女性警官も、最初は野暮ったく見えたのに、映画が進むにつれ、だんだん綺麗に見えてくるのが不思議。
あと吹き替えで観たんだけど、序盤でクルマと一緒に海に落とされる悪役・・の声の演技がコミカルで良かった。
日本も弱い人たちが食い物にされて、悪いヤツは権力に近ければ逮捕もされない理不尽がまかり通っているけれど、ステイサムみたいにバンバン、やっちゃいたいね。
ミツバチの巣を壊す奴は許さない
正義の怒りをぶつけろステイサム!
一見すると、とにかく悪人をぶっ倒すヒーローの活躍を描いた、何も考えずに気持ちよく見れるアクション映画、に見えるかもしれないですけど、、ほんとにそうですかね?
実は典型的なアクション映画からは、色々とはみ出してるところがあって、だからこそ、この作品ならではのカタルシスが得られて、こんなにも爽快な映画になってるんではないかと思います。
まずそもそも、殺しすぎですよね。(それが悪いという意味ではないです。)
卑劣な詐欺集団の親玉とかを派手にぶっ殺すのはいいとして、途中から絡んでくるFBIとかに対しても、手向かいするなら容赦しない。
敢えて殺そうとして殺してるわけじゃないだろうけど、FBIも何人もやられてますよね。
思うに、ビーキーパーは一人の人間というよりも、システムとして行動してるんだと思う。
作中でもところどころで、そういう趣旨のことは言われてます。
社会がおかしな方に進んだときに、蜂を守る役目を果たすために、働き始める。
いわば自身も一種ハチのように、一旦事が始まれば役割をこなす以外に選択肢を持たない存在のようにも見えます。
なので、親切にされた人が自殺に追い込まれたから、というだけの個人的な復讐とはちょっと違うと思います。
実際、死んでしまった彼女との関係はあっさりとしか描かれてなくて、普通に考えたら足りてないですから。
自分はこれが単に手落ちで描けてないとか、アクション主体なんだからどうでもいいとか、そんな理由でこうなっているのではなく、この映画のシナリオとしてはこれが的確なんだと思っています。
今の時代をある側面から見て、無茶苦茶簡略化して言ってしまうと、何か正体のわからない悪意にいつもさらされているのが、今という時代の特徴と言えるのではないかと思います。
人の痛みや苦しみを、自分が得をするなら簡単に無視してしまう、そういう浅はかで無神経な悪意があふれかえっている。
そういうものには、本当に我慢がならないんだけども、現実には得体のしれない気持ち悪い出来事が増えるばかりで、正体を暴いて鉄槌を食らわすようなケースはめったに見られない。
ビーキーパーはそこをなんていうか、全部丸ごとぶちのめしてくれるので、だからこんなにも胸がすくのかなと思います。
こういうのは、中途半端に邪魔が入ったらまとめてぶっ飛ばしてでも、とことん根こそぎやらなきゃダメなんです。
この映画では、糸口は振込み詐欺なんだけど、それにとどまらず、ほんとに悪いのは何か(今回のケースでは、ということだけど)という正体をちゃんと提示していて、それを叩き潰すまでビーキーパーは止まりません。
そしてそれは、ビーキーパーとしての仕事ではあるんだけども、出発点にはクレイ自身の正義があります。(これはセリフでもはっきり言ってたと思います。)
これらが全部つながってるからこそ、見てるこっちもほんとに心底「やったれ!」という気持ちになれるんだと思います。
その仕事ぶりの凄まじさは、もう見ての通りで。
ほんとに胸がスカッとするんですけど、それだけではなく、最後の親玉を追い詰めるべくひたすら敵を薙ぎ倒していくあたりでは、なんだか見ていて泣きそうになりました。
クレイの戦いぶりには、ムラムラと湧き上がるような怒りが感じられて、それがまさに、我々自身の怒りをぶつけてくれているように思えたからです。
熱かったです。
つまりこの映画は、ジェイソン・ステイサムがただ暴れまくる爽快なアクション映画、ではなくて、本当に怒るべきものに対する怒りを爆発させて、我々の代わりに暴れまくってくれる爽快なアクション映画、なんだと思います。
そういう意味では、今までにない魅力を持った作品かと思います。
ジェイソン・ステイサム主演の映画では過去最高と言ってもいいのではないかと個人的には思っています。
ハラハラドキドキかと思いきや
上映時間の3/4は、絞めて投げ飛ばして指切ってバッコバコ殴って蹴り飛ばして燃やして海に捨てて殴って殴って殴って殴って蹴って蹴って落として指折って最後はボスを撃つ。ダメージは極小で無敵な主人公。
ビーキーパーは秘密組織のはずなのに、本人も後任も顔を隠さず、ガソリンスタンドで暴れまくって、防犯カメラにも顔が写りまくりなのはちょっと笑えた。と言うか、後任は酷すぎ。ファッションも変(笑)
年末から体調不良で、復活した今、パワーが欲しいと鑑賞しましたが、充分に充電できました。
劇中、笑わない主人公が、最後の最後に一瞬だけ口角をクッとあげるのが◎。
2を望みます。
ドゥエイン・ジョンソンとペアなら尚良し。2人で世界中の詐欺集団を撲滅して周って欲しいです。
なんだかスカッとする映画です。
テンポがよければ様式が同じでも面白い
アクション映画が好きだから、ある程度観たことがある設定や展開であっても面白ければ問題ない。普通の生活をしていたこの人が、実は凄腕のヒットマンやエージェントだった!みたいな設定は定番であっても大好物だから仕方ない。そんな凄腕の人が身近で大切な人を守るため、もしくは大切な人(動物)の復讐のために悪い奴らをぶっ殺していく設定の映画が近年増えている。そこまでするか!?とも思うが、これはこれでアリだ。
本作も政府機関のエージェント版「ジョン・ウィック」のような展開。優しくしてくれたおばあさんが特殊詐欺にあって自殺、その復讐に燃えるアダム・クレイが悪い奴らを探し出してぶっ殺していく。いや、もう書いてしまうとあらすじはこれだけだ。黒幕がちょっぴり意外な人だったりして、そんなことありえる?とも思ってしまうがこの際その辺も気にならない。それくらいに話のテンポがよくて面白かった。
アクションもいろんな見せ方を工夫している感じがいい。格闘だけじゃなくてナイフ使ったり、銃を使ったり、敵の本陣に乗り込んでいくための工夫や、ちょっとした罠を仕掛けるシーンもあったりして…。様式がありきたりだからこそこういうところに工夫を凝らすのは正しい姿と言える。
悪い奴らが特殊詐欺をしているってのが現代的。最後はスカッとさせるために、ものすごく悪くて嫌な奴らとして描く。さすがに黒幕が格闘技に長けているって無茶苦茶な設定ではなかったが、金に物を言わせて、凄腕のやつらを待機させることで最後の盛り上がりを演出したのもよかった。
これ、続編できないかな。まだまだいける気がするんだけど。
全410件中、121~140件目を表示










