ビーキーパーのレビュー・感想・評価
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ヤッター!コレコレ!
こんなスティサムを観たかったのだ。コミカル無しで、ひたすら強くカッコ良く。
エアー監督のスピード感で一気にクライマックスに突き進む。
しかも女王蜂がこの人だったのか!なんてシンプルで面白い。
新年からスカッと興奮で、良い幕開けを迎えられました。
ウチの母も特殊詐欺の電話を受けてしまった事がありました。自分に確認電話きたので事件にはなりませんでした。
日本の特殊詐欺グループにも養蜂家を送って下さい。
特殊詐欺グループよ、震えて待て。
無敵!!
新年1発目の鑑賞。
とにかく素晴らしい!
スカッとする!
悪いヤツらを問題無用でぶっ倒す!
ジョンヴィックやマクレーンも敵わないんではないか?
年配の方は特に必見では?
すぐに電話したらいけないよ。
無敵のおじさん
ジェイソン無双!そしてあのラスト!
吹替で鑑賞。ラスト、隣人の娘の「さよなら、クレイ(キメッ)」は、王道過ぎて微笑ましくなった。そして振り向くジェイソン。「ニヤッ」からの、エンドロール!
ふわあ、お腹いっぱいだあ!ということで、今作はとにかくジェイソンの暴れっぷりを魅せることのみを狙ったかのような演出!余計なサブストーリーなし。「ビーキーパー」の説明や由来など関係なし!そして即座に動き、即座に、殴る!蹴る!燃やす!撃つ!刺す!終わり!という単純明快さ!
面白かったけどね。ただ、そういう方向に振り切れるためなんだけど、相手が雑魚すぎる。ここが日本映画とは違うかなあって。ラストら辺、傭兵のボスみたいなのがラスボス的な感じで出るけど、やられるオーラ満載!素人軍団相手に無双するのは全然構わないけど、ステージアップしてないんだよね。見た目もモブ感バリバリだし。
そして過剰な設定というか、大統領の息子がラストターゲット?え?大統領そのものがターゲット?大統領結構過保護な馬鹿親のようでもあり、最後に分別あるような感じであり、とちょっと偏り過ぎたかな笑
大統領の警備ならもっと凄いのいるでしょ?そういうところがアメリカらしいプロットというかね。日本みたいに「愛される敵キャラ」が作れないんだよなあ。ダークヒーローとかも結局主人公だし。
ジェイソンステイサムは吹替俳優が固定されてるみたいね。これは、イメージが定着するし、安心できるよね。話題作りの著名人の吹替や、定着しないのは面白くないからね。
ということで、2025年劇場鑑賞1作品目!
予想通りの作品。でもこれがいい。
もともとすごい殺し屋?に所属していた主人公が引退し、隣人と仲良く過ごしていた。隣人が騙され自殺してしまった。怒った主人公が騙したやつを根こそぎ殺した。
ストーリーはこれでほぼ説明できると思う。
世の中にはびこる、法で裁けない悪を倒していく様は爽快でいい!少しグロいとこもあるけれどアクションシーンはやはり秀逸!見応え抜群!1人で無双していく様はジョンウィック的なところがあり自分好み。見ていて楽しい。
わかりやすいストーリーに、圧倒的なアクション、予想通りの終わり方。ジェイソン・ステイサムに望んでいたことをしっかりと体現してくれた映画。見てよかった。
最近、大量の迷惑メールを送りつけてくる奴らも同じ目に遭えばいいのに
去年の1月は『ミツバチと私』という8歳の子供が性自認に苦悩するスペインが舞台の映画を鑑賞したが、今回は養蜂家のジェイソン・ステイサムが迷うことなく一直線にムカつく奴らを皆殺しにしていく話で、同じ「蜂」が題材とは思えない変貌ぶり。
本作はいわゆる「舐めてた相手が実は殺人マシーンでした」ものに、最新の社会犯罪を取り入れた感じ。
「敵の中枢が主人公の養蜂家に刺客を送りつけて余裕こくも、刺客が倒された報告を受けて慌てふためく」の繰り返し。
中盤までは敵の倒し方に新鮮なアイデアが多くて楽しく観れたが、後半はどこかで観たことがあるシーンの連続で正直イマイチだった。
この映画、まず冒頭が素晴らしいと思った。
日本の振り込め詐欺みたいなやつがアメリカにもあるんだなあと思いつつ、人助けに人生を捧げてきた善良な老婦人が全財産を奪われ、悲しい選択をするまでが丁寧に描かれることで、その後、ジェイソン・ステイサムが重罰間違いなしの犯罪行為を繰り返しても、観客が「もっとやれ!」と応援したくなるような作りになっていたと思う。
正月に財布を無くしたぐらいでずっとブルーな気分をひきずっていた人間としては、もし全財産を奪われたら辛すぎて老婦人と同じ気持ちになってしまうかもと想像してしまい、映画開始数分で犯罪への怒りが爆発しながら鑑賞。
振り込め詐欺の被害を伝えるニュースが出るたびにヤフコメで「騙される方にも問題がある」というのをよく見かけるが、そういう人には是非この場面を観てもらい、それでも同じことが言える人は凄いと思うので、ジェイソン・ステイサムにかわいがってもらえばいいと思う。
詐欺の活動拠点って、日本映画だとひっそりとしたマンションの一室なことが多い印象だが、この映画ではオシャレなビルのワンフロアで、「ジュリアナ東京、イェーイ」みたいなノリでじゃんじゃん電話で人を騙して荒稼ぎしていて、さすがアメリカと思った。
さっきまでの穏やかな老婦人の生活とは違いすぎて、凄い温度差だった。
そこで電話番をしている若者たちは、闇バイトみたいなもので集められたと思われる普通の人々で、もしかしたらやむを得ない事情で生活が苦しくて軽い気持ちで参加していたのかもしれないが、最初に老婦人の理不尽な悲劇を見せられているので、彼らがジェイソン・ステイサムに殴られようが焼かれようが「自業自得」としか思わなかった。
主人公がビーキーパー(養蜂家)ということで、蜂を使って敵を倒すところや、養蜂家ならではの戦い方を期待していたが、実際にはそういう場面はあまり無く、「蜂みたいな習性で動く男」というだけだったのは残念。
ジェイソン・ステイサムが敵のアジトに正面から堂々と乗り込もうとしたら入り口のガードマンに止められ、「怪我したくなかったら3つ数える間に帰れ」とよく聞くようなセリフを言われた後の、ジェイソン・ステイサムの返しに痺れた。
FBIが何の役にも立ってなくて、後塵を排する場面ばかり。
FBIって切れ者として描かれることが多い気がするので、本作ほど無能なのも珍しいかも。
そもそも彼らがしっかり仕事して詐欺集団を撲滅していれば悲劇は起きていないわけで、ジェイソン・ステイサムが勢い余ってFBIに暴力を振るっていたが、「まあしょうがないかな」と思ってしまった。
黒幕の正体が判明する場面の音楽が大袈裟すぎて笑ってしまった。
闇バイトを仕切っているような連中が、社会的影響力の強い権力者と繋がっていたというのは「なるほど」と思った(本当かどうかは知らないが)。
そりゃ迷惑メールみたいなものが無くならないわけだ。
NEW YEAR
ステイサム映画に求めているもの全て、いやそれ以上が詰まっていて新年1本目に相応しい大傑作でした。
ステイサムが復讐に燃えるきっかけの女性との会話シーンが超最低限だけれど、その中にこれまでの感謝が詰まっているんだろうなと思いつつもやっぱ短くない?とは思いましたが、そこをダラダラ描かずテンポ良くいったのがまずナイスな選択でした。
ネットを介して金銭を奪うという現代的な犯罪にしっかりと引っかかって、恩人の女性は自殺してしまい、静かに怒るステイサムが不穏な武装をしだして…といったところでもうテンション上がっていきました。
初っ端から警備員を舐めプでぶっ飛ばして、受付に今からこの施設燃やすわと雑談を交わすようなテンションで犯行現場に向かって行って、見せしめに1人をデスクにぶつけまくってボコボコにして、部下たちを簡単に捻り上げて、ガソリンまきまきからの電話がかかってきたら爆発するといういやらしい仕掛けをしてから速攻で電話がかかってきて大爆発という分かってるのに最高な流れにやられました。
そこからしっかり住所特定されたりして納屋に突撃されるものの、しっかりと待ち構えていたステイサムにバッチリ反撃されますし、とにかく窒息まで持って行くスピードが早すぎますし、指切断までしちゃって過激なステイサムですし、ボスは徹底的にボコボコにしたいのか、指切断からの車にくっつけて川底にドボンさせるというイカレプレイを敢行してくれて拍手ものでした。
そりゃこんだけ暴れてたらFBIにも元いた組織にも目をつけられますし、ステイサムの後釜として入った気狂いガトリングお姉さんの猛攻にあっても動じずしっかり反撃して、ガソリンぶちまけて全身に着火させるという狂気の沙汰とはいかほどにという始末の仕方をしますし、たまたまいた一般人の車をもらった後に再び大爆発させてしまい、一般人確実に巻き込まれたなぁ手を合わせました。
そこから更に大きな組織のもとに乗り込んでいくんですが、ここからFBIとビーキーパーと犯罪組織ととんでもない人数と太刀打ちしていくんですが、今までのステイサムを合体させたような超絶タフ・無慈悲・スピードと本当に隙が無さすぎるので正面突破でも全然問題無いのは無敵すぎます。
明らかに屈強な男たちを最低限の手技足技で捻り上げていきますし、不利であろう状況でも身体能力と頭をフルスロットルで活かしていくのでとんでもない人数がやられていく様は爽快を超えて恐怖でした。
エレベーターにトラップを仕掛けてほとんどの人を潰して、残った奴らも紐トラップで全員底まで叩き落とすといったステイサムらしからぬ残虐さもより良い方向に突き進んでいってテンション爆上げでした。
大統領宅のホームパーティーへと乗り込む流れもスピーディーかつ大胆なアクションをやってくれて震え上がりました。
マンホール全部封じ込める警備の対策っぷりは良かったのにたまたまトラックの下にあったマンホールをこじ開ける豪運も持ちつつ、持ち前の身体能力をフル活用して潜入するのも最高です。
襲いかかってくる輩は誰だろうとコテンパンにしていきますし、敵幹部たちもバッタバッタ薙ぎ倒していきますし、黄色いジャケットの義足のいかにも強そうな男には流石に苦戦するかと思いきや形勢逆転からの圧勝というチートっぷり。
恩人の死因の元凶まで追い求めて始末しての任務完了という潔さにはもうあっぱれとしか。
ここまで恩義に尽くしたステイサムは初めてでもう感動というか尊敬というか。
身を隠すために海に潜って、FBIの娘さんにさらばと言葉をかけられてからのエンドロール突入という研ぎ澄まされた作りにもうめっちゃ笑顔になりました。
ステイサムという稀有な人材を最高に活かした作品でした。
去年のM-1の令和ロマンばりのロケットスタートを決めてくれて年間のTOP10に入りそうなくらい傑作でした。
鑑賞日 1/6
鑑賞時間 11:10〜13:05
座席 G-20
ステイサム無双
とにかく悪い奴を片っ端からぶっ潰して終わりという単純明快、スカッとする作品なのです。
ジェイソン・ステイサムと「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エアー監督がタッグを組んだリベンジアクション。
●ストーリー
アメリカの片田舎で養蜂家(ビーキーパー)として隠遁生活を送る謎めいた男アダム・クレイ(ジェイソン・ステイサム)。納屋を貸してくれている大家の老婦人エロイーズ・パーカー(フィリシア・ラシャド)は、クレイに唯一優しく接してくれるかけがえのない隣人でした。
ある日、エロイーズのパソコンの画面に警告の文字と電話番号が映し出されます。電話をかけてみるとセキュリティソフトの会社に繋がり、エロイーズは相手の言うがままにパスワードを入力してしまいます。するとその瞬間に、自身が関わる慈善事業の資金や年金などの個人資産など200万ドル以上を盗まれてしまいます。
絶望したエロイーズは自殺。娘でFBI捜査官のヴェローナ・パーカー(エミー・レイヴァー=ランプマン)は悲しみ、真相究明を誓うのでした。
怒りに燃えるクレイは、社会の害悪を排除するべく立ちあがります。世界最強の秘密組織「ビーキーパー」に所属していた過去を持つ彼は、独自の情報網を駆使して詐欺グループのアジトを突き止め、単身乗り込んだ末にビルごと爆破。その後も怒とうの勢いで事件の黒幕に迫り、事態はFBIやCIA、傭兵部隊や元同業者まで入り乱れる激しい闘争へ。その先に立ちはだかるのは、この国では絶対に誰も手が出せない最高権力の影でした。それでもクレイは何も恐れず前進し、社会の秩序を破壊する害虫どもを完膚なきまでに駆除し続けます、ついに、彼が辿り着いた最大の“悪の巣”とは――?
●解説
これまで犯罪組織、 悪徳警官、巨大ザメなど数々の強敵と戦ってきた ジェイソン・ステイサム。今回立ち向かうのは、弱者から金をだまし取る 地上最悪の組織的詐欺集団。
その詐欺集団に 全財産をだまし取られた恩人の復讐のため、そして世界の秩序を守るため、怒りの炎を燃やす “ビーキーパー(養蜂家)”が、スクリーン狭しと暴れまわる! というもの。
本作ではステイサムは製作側にも名を連ねており、ステイサムのワンマンショーといって過言でないほどの活躍シーンがオンパレードととなっていて、ステイサムファンにとっては、大満足の作品です。
けれどもストーリー重視の一般の映画ファンにとって、余りにステイサムがスーパーヒーローに祭り上げられている展開にはちょっと疑問に感じられるのかもしれません。
何しろどんなに大勢の敵に囲まれても、ひとりで片っ端からやっつけてしまうのです。しかも主人公の襲来を把握しているFBIの厳重な包囲網も正面から堂々突破し、同じく待ち構える詐欺拠点の面々に対峙し、拠点をたやくすく放火してしまうなんて、現実社会ではあり得ないことです。
またこの手の元スパイによる勧善懲悪ストーリーにに欠かせないのが、人間ドラマです。でも本作でクレイがなぜ“ビーキーパー"を引退したのか、余り語られません。なので恩人たる大家さんを自殺に追い込んだ詐欺集団に対して、正義のナタを振りかざすクレイのなぜそこまで正義に奮い立つのか、心情の説得力が余り感じられませんでした。
とにかく悪い奴を片っ端からぶっ潰して終わりという単純明快、スカッとする作品なのです。
●養蜂家が主人公になり得るアメリカ国民の心情について
本作では、アメリカの国家と市民が蜂の群れに喩えられています。本作の大統領が女性(女王蜂)という設定もなのも蜂の群れだからこそでしょう。
養蜂家(ビーキーパー)は、巣箱の管理者です。本作で登場するビーキーパーは、その巣箱を国家に置き換え、国家という巣箱を外側からコントロールできる存在として描かれます。いわば社会システムを超越した存在であり、クレイが現実を超越して無敵に活躍してしまうのも、国家という巣箱を管理しているビーキーパーであるからだという理屈からでしょう。
現実の養蜂でも女王蜂が老いたり働きが悪かったりすると、働きバチに殺されることも起こり得ます。そこで養蜂家が産卵能力が落ちた女王を交換することになるわけです。
もしもクレイが詐欺集団をのさばらせている根本の原因が大統領にあると判断したなら、ビーキーパーであるクレイは、当然国家の女王バチの排除に向かうことでしょう。そんな今のアメリカ社会を、ハチ社会になぞらえられたところに本作の原点があります。
おそらく本作で犠牲になる大家の大家の老婦人エロイーズが詐欺被害に遭うことは、映画の中の特殊なことではなく、アメリカ社会にまん延している問題なのでしょう。さらにこそに経済格差の不満がのしかかります。なのでエロイーズは不満を抱えたアメリカの民衆を代表するメタファーなのです。そんな存在が自殺に追い込まれる詐欺に引っかかるのです。もう民衆は黙っていらません。こんな世の中にした政府が悪いのだと当然思うことでしょう。
アメリカではイギリスから独立した建国の経緯などから、政府の誤りは民衆が武装蜂起して正さなければならないという思想が色濃くあります。しかし現実には民衆が武装蜂起というわけにはいきません。そこでビーキーパーの登場です。ビーキーパーが自分たちの代わりに国家という巣箱を管理して、外敵である「スズメバチ」を駆除し女王バチを取っ替えてくれたら、溜飲を下げることでしょう。たとえ超法規的な暴力を使ってでもどうにかしてしまうというプロットでも、共感してしまうところに今のアメリカ国民の心情を代弁しているところが大なのです。
それにしても詐欺の世界は汚い
世界最強の組織!
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