ビーキーパーのレビュー・感想・評価
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悪い子孫を残す女王蜂を退治せよ
個人的にも大好きな俳優の1人、ジェイソン・ステイサム主演の、激しいバトルが、終始繰り広げられるバイオレンス・アクション。劇場上映を見逃していたが、早くもAmazon primeで配信され、早速に鑑賞。勧善懲悪なストーリーの中で、正義を貫くクレイを演じるステイサムの魅力が、グッと詰まった作品。これまでの彼の作品の中で、倒す人数は最高ではなかったかと思うほど。
世界最強の孤高の殺し屋『ビーキーパー』ことアダム・クレイをステイサムが演じ、迫り来る何百人という敵を、たった一人、傷ひとつも負わないで、バッタバッタと薙ぎ倒していく爽快さに、思わず拍手を送りたくなるほど。銃も使わずに、スピード感あふれる得意の拳法で、敵に反撃の猶予も与えずにやっつけていくステイサムの勇士は、カッコいいの一言!
嘗て、法律で解決できない事案を排除する秘密結社の凄腕の諜報員『ビーキーパー』として活動していたクレイだが、今は引退して、田舎で養蜂家(ビーキーパー)として、慎ましく暮らしていた。そんな彼を、親切に面倒を見てきた隣人の女性が、フィッシング詐欺グループの罠に嵌り、全財産を奪い取られ、それを苦に自殺してしまう事件が起きる。クレイは、恩人を自殺に追い込んだ詐欺グループに怒りの鉄拳を打ち込むために、嘗てのビーキーパーとしての伝手を頼りに、そのアジトとなる会社を見つけ、復讐に燃える。
復讐劇を次々と果てしていく中で、クレイはとんでもない大物が、この詐欺グループのラスボスとして君臨している事を突き止める。そして、あらゆる手段を駆使して、そのラスボス屋敷に乗り込んでいくのだが、その大物とは、なんとアメリカ大統領であった。そして、大統領選挙を勝ち抜く為に使った資金こそが、大統領の息子が運営する詐欺グループから得た、闇にまみれた膨大な資金だった。クレイは、復讐のターゲットを大統領とその息子にセットし、『ビーキーパー』として「悪い子孫を残した女王蜂退治」へと立ち向かう。
出演は、主演のジェイソン・ステイサムの他には、詐欺グループのボスを『ハンガー・ゲーム』に出演していたジョシュ・ハッチャーソン、その取り巻きに『ダイハード3』で悪役を務めたジェレミー・アイアンズが演じている。監督は、アクション・ムービーには定評がある『スーサイド・スクワット』のデビッド・エアーが務めている。
勧善懲悪
舐めてた相手が・・
とうとう、無敵に
tobee or not to bee.
はー!スッキリした。
悪党の始末よりスズメバチの始末が?
はい、ストーリーは単純明快、ステイサムさん通常営業通りで危なげなく強く、あれよあれよという間に敵組織を潰しまくってラスボスに辿り着きます。ステイサムの無双を期待している方なら120%満足して映画館を後にできます。ラスボスアジトに乗り込むとジャケスラに衣装を変えて大暴れさせるとこなどステイサムの使い方をわかっている(彼はスーツ姿での格闘がよく似合いますから)
でもね、なんか敵が弱すぎて物足りないのよね。詐欺組織の用心棒たちは小物チンピラだし、古巣の組織の殺し屋(ステイサムの後任者)は単なる殺人狂、ラスボス用心棒は大口叩くけどデブデブで頭悪そうな北斗の拳のやられキャラみたいでステイサムとタイマン張れる器に見えない。それともあいつらそれなりに強いけどステイサムが別次元に強いと言いたいのか。あとラスボスが徹底抗戦どころか逃げ腰なのも萎えた。
脚本家は主人公が養蜂家でラスボスが◯◯◯という設定を思いついたとこで満足してしまって、この設定を生かしたストーリー作りに至らなかったか。養蜂家というユニークな職能を生かした戦闘場面もなかったしなあ。
ところで冒頭、駆除したスズメバチの巣を袋に入れて持ち帰り、袋の中に点灯した蛍光灯を入れて叩き割ってハチを感電させて始末するシーンがあったが、ほんとうにあんなことするの、出来るの?
不敵だ
◉やはり不敵
何がと言えば、骨を破砕し血飛沫を散らしながら先へ進むクレイ(ジェイソン・ステイサム)も不敵だが、タイトルの「ビーキーパー=養蜂家」が凄い。このR12のハードアクションに、ドキュメンタリーみたいな「ようほうか」とは何と言う不敵! 蜂の巣のようにして均衡を保つ世界の守り手と言うことらしいですが。
◉口元が少し歪むだけ
アクションヒーローにも、いくつかスタイルがあるけれど、ステイサムは手強い殺しの後も必死な表情を一切見せない。口元を少し歪めて当然の結果=斃された敵を見下ろすのみ。それが今回は特に強調されていたように感じました。
◉怒り即ちアクション、
寡黙なクレイの怒りは十二分に伝わったが、老婦人が無惨な死を遂げるまで展開的には一瞬であるし、ラスボスの女性大統領に辿り着くのも一撃だった。始まりと終わりを出来るだけ簡潔にして、アクションばかりが散りばめられた。クレイは何丁の銃を突きつけられても、FBI・CIA・傭兵集団から同業に囲まれても勝ち続けていく。
テイラー・ジェームスの赤ら顔の傭兵が身体が鉛みたいで、この戦いが元でクレイが瀕死の重傷を負って最後死ぬかと思ったが、しっかり越えた。
それで、女性大統領が抱き締める息子の頭を撃ち砕いた。取り返しのつかない大規模なヤンチャをした息子を抱き締めたまま、母の余生も死に等しいものになった。
FBIのタフな女子がライフルをゆっくり下ろして、余韻あるエンディング。続編期待。
難しいことは考えずに…
ところで蜂蜜のお味はどう?
悪党どもの小物感がツボでした。段々と核心に触れていって「そうきたか!」とは思ったのだがやっぱり小物っぽい笑 なんとなくふわっとした終わり方だったのが残念ではありましたが、妙にピンチになる(物語のご都合)よりも無双系映画の方が好みなので楽しませて頂きました。なるべく殺さない(死んだらまぁ仕方がない)側と絶対に殺す側への戦い方への対比にちょっと"ジェット・リー"を感じたりもして「ザ・ワン」を思い出しじんわりきたり、ラストの二人のシーンが少し「ボーダーライン」に被って「あぁ、もう一度映画館で観たいなぁ」なんて思ったり、大体は頭の中いっぱいに「コマンドー」が広がっていたり。中々に脳内アクション映画記憶が活性化される良い作品でした。
追記 ) あ。ラザラス(テイラー・ジェームズ)が最高でしたね。コイツも出落ちのしょんぼりキャラだと思ってたもの。黄色と黒は伊達じゃないぜ。
早くも今年最高傑作を見た。(2025年3月20再見:AmazonPrime)
いやいや、一人で一個師団潰せる特殊部隊出身殺戮マシーンと言うキャラはあまた映画で出てくるが、これほどまでにリアルでこれほどまでに徹底してプロフェッショナルに描かれたアクション映画があったであろうか?格闘技からガンアクション迄全て実際の実践であり得る内容であり映画上のためらいが一切ない。設定から刀剣系を含む格闘&ガンアクションの凄さはジェイソン・ステイサムの身体能力なのか、アクションスタントなのか映像処理なのか・・とにかく凄い。何度でも見れそうな気がする名作である。
殺戮の美学と言うか、ストーリーのシンプルさとストイックさでは他の追従を許さぬ美しさがある。何度でも見たくなる丁度良い尺の長さで理屈に叶ったストーリー展開。それでいて後半に徐々に高まる目標達成への観客との一体感。見事なカタルシスがある。まごう事なき今回も★5
展開が素晴らしい
なにも考えずに見られる映画だ。アクションが最高にいい。ビーキーパーとは女王蜂をも殺すという意味で付けたみたい。事に依ったら大統領も殺すという意気込みだろう。なんと勇ましい。でも、腐った大統領だった。息子はどうしょうもないし。殺陣が見事だった。
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