ビーキーパーのレビュー・感想・評価
全509件中、141~160件目を表示
難しいことは考えずに…
ところで蜂蜜のお味はどう?
悪党どもの小物感がツボでした。段々と核心に触れていって「そうきたか!」とは思ったのだがやっぱり小物っぽい笑 なんとなくふわっとした終わり方だったのが残念ではありましたが、妙にピンチになる(物語のご都合)よりも無双系映画の方が好みなので楽しませて頂きました。なるべく殺さない(死んだらまぁ仕方がない)側と絶対に殺す側への戦い方への対比にちょっと"ジェット・リー"を感じたりもして「ザ・ワン」を思い出しじんわりきたり、ラストの二人のシーンが少し「ボーダーライン」に被って「あぁ、もう一度映画館で観たいなぁ」なんて思ったり、大体は頭の中いっぱいに「コマンドー」が広がっていたり。中々に脳内アクション映画記憶が活性化される良い作品でした。
追記 ) あ。ラザラス(テイラー・ジェームズ)が最高でしたね。コイツも出落ちのしょんぼりキャラだと思ってたもの。黄色と黒は伊達じゃないぜ。
早くも今年最高傑作を見た。(2025年3月20再見:AmazonPrime)
いやいや、一人で一個師団潰せる特殊部隊出身殺戮マシーンと言うキャラはあまた映画で出てくるが、これほどまでにリアルでこれほどまでに徹底してプロフェッショナルに描かれたアクション映画があったであろうか?格闘技からガンアクション迄全て実際の実践であり得る内容であり映画上のためらいが一切ない。設定から刀剣系を含む格闘&ガンアクションの凄さはジェイソン・ステイサムの身体能力なのか、アクションスタントなのか映像処理なのか・・とにかく凄い。何度でも見れそうな気がする名作である。
殺戮の美学と言うか、ストーリーのシンプルさとストイックさでは他の追従を許さぬ美しさがある。何度でも見たくなる丁度良い尺の長さで理屈に叶ったストーリー展開。それでいて後半に徐々に高まる目標達成への観客との一体感。見事なカタルシスがある。まごう事なき今回も★5
展開が素晴らしい
なにも考えずに見られる映画だ。アクションが最高にいい。ビーキーパーとは女王蜂をも殺すという意味で付けたみたい。事に依ったら大統領も殺すという意気込みだろう。なんと勇ましい。でも、腐った大統領だった。息子はどうしょうもないし。殺陣が見事だった。
ラストシーンが、うーん...
ラストシーン、窓越しでクレイとヴェローナが向かい合うシーンでヴェローナがクレイを見逃し微笑むというのがなんとも心情的に納得できなかった。だって隣でダンフォースの息子おっ死んでるのに!!!
余韻、余白が無いなぁと個人的には感じた。
ヴェローナの顔は寄りの画であえて映さず見逃すというシーンの方がヴェローナの感情を想像させるような良いシーンになったのではないかと個人的には思いました。
が、まあジェイソン・ステイサムのアクションが良かったのでいいんじゃないかな。
安心して観れるいつものステイサム
一言でいえばジェイソンステイサム版の「ジョン・ウィック」でした。詐欺にあって自殺してしまった恩人の復讐のために詐欺組織に単身で乗り込んでいく、、、しかしその組織は想像以上にデカく闇が深かった。という流れ
敵組織がどうあれ、いつも通りのアクションでステイサムが拠点を潰しまくっていく様は爽快感があってスカッとします。
ただ一つ気に入らないのが女刑事のキャラクター。
感情的で自分勝手な行動ばかりしているから、警官のくせに浅はかな勘違いや無駄に悪い結果になることが多い
もう少し相手を思う気持ちがあっても良さそうとおもってしまう、、、
全体的にはテンポも良くて、アクションもカッコよかったです。スカッとした気持ちになれる映画でした。
ジェイソン・ステイサム、カッコいい!
以前、天井裏にミツバチが巣を作ってしまった事があった。
別に構わなかったのだけど、どこからか家の中に侵入してきて何度も刺されたので、残念だけど駆除して貰った。
でも、その時のハチミツ、すごく美味しかったっけ。
ミツバチがいなくなったら野菜や果樹の受粉がされなくなって、人類は絶滅しちゃうらしいけど、どんな生き物だって、役目があるんだし、命があるんだから大事にしなくちゃね。
さて、この映画、主役のジェイソン・ステイサムがただただ無双する映画で、いろいろツッコミどころも多いんだけど、それも含めて楽しい映画でした。
ステイサム、カッコいい!
最初はハチ駆除のための作業服での登場だったああけど、クライマックスはブルーのジャケット姿で、これが、また似合うんだ。
彼を追いかける黒人の女性警官も、最初は野暮ったく見えたのに、映画が進むにつれ、だんだん綺麗に見えてくるのが不思議。
あと吹き替えで観たんだけど、序盤でクルマと一緒に海に落とされる悪役・・の声の演技がコミカルで良かった。
日本も弱い人たちが食い物にされて、悪いヤツは権力に近ければ逮捕もされない理不尽がまかり通っているけれど、ステイサムみたいにバンバン、やっちゃいたいね。
ミツバチの巣を壊す奴は許さない
アクションエンターテインメントはこれぐらい振り切った方がいい
脳死で観れる痛快アクション
やけに早いテンポで進むなと思ったらどんどんスケールがデカくなっていって最終的に行き着くのはなんと合衆国大統領
バカすぎる規模感で思わず笑ってしまった
容赦なし
公開日が1月3日で、おめでたい中血生臭い描写が続く作品ではあるが、現代を覆う暗雲を吹き飛ばすにはもってこいの作品だった。
痛快というか、潔いというか。
田舎の農村から始まって行き着く先は、アメリカ大統領だ。この間、2日!爆速で悪を追い詰めていく。
怒涛の如く突き進むステイサムがこ気味いい。
もうややこしい事は全部無視で、このスピーディーな展開が爽快感に変わってた。
敵は年商10億ドルだったかを稼ぎ出す詐欺組織の親玉なんだけど、こいつが現大統領の息子で、彼女の大統領戦でも不正を働いた人物。より強大になった後ろ盾をバックに社会的な地位を築いている。
表の顔と裏の顔があって、彼の会社はどうやら福利厚生が充実しているっぽいし、結構な大手でもあるっぽい。ファーストアタックはその末端の会社なのだけれど、ここの警備員とのやり取りが、なかなかに味わい深く…「あんたらが警備してのは犯罪組織の会社なんだぞ?分かってるのか」とかなんとか。
コレを受けた警備員が絶妙に知ってそうな雰囲気を醸し出す。知らなくてただの不審者へ向けてのリアクションだったのかもしれないけれど、法律や体制、または社会に認知され守られてる犯罪組織なのだとわかる。もう盤石の体制なのだ。
そんな牙城を1人で壊滅させる養蜂家。
コレはコードネームで、彼は引退したエージェントっぽい。…後任のビーキーパーのキャラがあり得なくて、コイツを人選した組織って頭おかしいんじゃないかと思う。正義のせの字も感じられない。
標的にはホント容赦がなくて、命乞いなど聞く耳もたずで、圧倒的な武力と暴力で抹殺していく。でもおそらなくならCIAやFBIっていう連中はただの1人も殺してないように思う。
銃も防弾チョッキの上からなんだろうな、なんて事が射撃の姿勢から窺えたりする。
考えてみたらアクションもボディアクションばかりで、カーチェイスのような類いのものは一切ない。
物語もアクションも至極シンプルであった。
システムを護る為のビーキーパーだが、そのシステムを壊すようなものには、それが女王蜂であっても駆逐するのだそうな。
権力の監視者というか、公正な執行官というか…今の日本にこそ必要なんじゃないかとボンヤリ思う。
なんかそんな事も重なって、爽快感ではないにしろ、ビーキーパーの決断力とか実行力が心地よくもあったんだろうなぁー。
女王蜂を挿げ替えたいよ、ホントに。
正義の怒りをぶつけろステイサム!
一見すると、とにかく悪人をぶっ倒すヒーローの活躍を描いた、何も考えずに気持ちよく見れるアクション映画、に見えるかもしれないですけど、、ほんとにそうですかね?
実は典型的なアクション映画からは、色々とはみ出してるところがあって、だからこそ、この作品ならではのカタルシスが得られて、こんなにも爽快な映画になってるんではないかと思います。
まずそもそも、殺しすぎですよね。(それが悪いという意味ではないです。)
卑劣な詐欺集団の親玉とかを派手にぶっ殺すのはいいとして、途中から絡んでくるFBIとかに対しても、手向かいするなら容赦しない。
敢えて殺そうとして殺してるわけじゃないだろうけど、FBIも何人もやられてますよね。
思うに、ビーキーパーは一人の人間というよりも、システムとして行動してるんだと思う。
作中でもところどころで、そういう趣旨のことは言われてます。
社会がおかしな方に進んだときに、蜂を守る役目を果たすために、働き始める。
いわば自身も一種ハチのように、一旦事が始まれば役割をこなす以外に選択肢を持たない存在のようにも見えます。
なので、親切にされた人が自殺に追い込まれたから、というだけの個人的な復讐とはちょっと違うと思います。
実際、死んでしまった彼女との関係はあっさりとしか描かれてなくて、普通に考えたら足りてないですから。
自分はこれが単に手落ちで描けてないとか、アクション主体なんだからどうでもいいとか、そんな理由でこうなっているのではなく、この映画のシナリオとしてはこれが的確なんだと思っています。
今の時代をある側面から見て、無茶苦茶簡略化して言ってしまうと、何か正体のわからない悪意にいつもさらされているのが、今という時代の特徴と言えるのではないかと思います。
人の痛みや苦しみを、自分が得をするなら簡単に無視してしまう、そういう浅はかで無神経な悪意があふれかえっている。
そういうものには、本当に我慢がならないんだけども、現実には得体のしれない気持ち悪い出来事が増えるばかりで、正体を暴いて鉄槌を食らわすようなケースはめったに見られない。
ビーキーパーはそこをなんていうか、全部丸ごとぶちのめしてくれるので、だからこんなにも胸がすくのかなと思います。
こういうのは、中途半端に邪魔が入ったらまとめてぶっ飛ばしてでも、とことん根こそぎやらなきゃダメなんです。
この映画では、糸口は振込み詐欺なんだけど、それにとどまらず、ほんとに悪いのは何か(今回のケースでは、ということだけど)という正体をちゃんと提示していて、それを叩き潰すまでビーキーパーは止まりません。
そしてそれは、ビーキーパーとしての仕事ではあるんだけども、出発点にはクレイ自身の正義があります。(これはセリフでもはっきり言ってたと思います。)
これらが全部つながってるからこそ、見てるこっちもほんとに心底「やったれ!」という気持ちになれるんだと思います。
その仕事ぶりの凄まじさは、もう見ての通りで。
ほんとに胸がスカッとするんですけど、それだけではなく、最後の親玉を追い詰めるべくひたすら敵を薙ぎ倒していくあたりでは、なんだか見ていて泣きそうになりました。
クレイの戦いぶりには、ムラムラと湧き上がるような怒りが感じられて、それがまさに、我々自身の怒りをぶつけてくれているように思えたからです。
熱かったです。
つまりこの映画は、ジェイソン・ステイサムがただ暴れまくる爽快なアクション映画、ではなくて、本当に怒るべきものに対する怒りを爆発させて、我々の代わりに暴れまくってくれる爽快なアクション映画、なんだと思います。
そういう意味では、今までにない魅力を持った作品かと思います。
ジェイソン・ステイサム主演の映画では過去最高と言ってもいいのではないかと個人的には思っています。
全509件中、141~160件目を表示











