ビーキーパーのレビュー・感想・評価
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いつものステイサム無双
前評判がよかったし、監督がデヴィッド・エアーで、”ガンカタ”のカート・ウィマー脚本と、まあまあ期待していたのですが、いつものステイサム映画でした。
とにかくステイサム演じる”養蜂家”が強すぎて、ハラハラドキドキする場面がない。
また、アクションにも重みがなくて、敵役もミニガンをぶっ放したりと、もう少し暗殺者らしくプロっぽくやってくれないかなぁ…
標的となる悪徳企業の手口や黒幕なんかは現実世界を反映した設定となっているので、陰謀に立ち向かう大人のアクション映画だったらよかったんだけど…
それから、字幕版で鑑賞したのですが、シールズ・デブグルとデルタを「海軍と陸軍」と表記していたのは手抜きじゃない?
というわけで、J・ステイサム主演のフェイバリット映画は「バンク・ジョブ」で変わりなしです。
I think I'll take to bee...!
いつもありがとう、ステ兄!
テンポがあまりにも良い
こんな養蜂家はイヤだ
NARUTOのシノのように、蜂を使って任務を遂行する特殊能力のある人なのかと思ってた。
オリジナルのビジュアルは蜂の集合体だし。
高齢者を狙った詐欺ってのは世界中どこでもあるんだな。日本の映画だと、あからさまな反社が雑居ビルでやってたりするけど、デカい会社がカスタマーサービスを装っていたんじゃ判別が難しい。
こういう輩が完膚なきまで叩きのめされるのは気持ちいい。やり方が少々えげつないけれど。
指の行方が気になったけどなるほどね、そんな使い道があったとは頭良くて気持ち悪っ。
行く先々でとんでもない強さを見せはするのだけど、せっかくならジェレミー・アイアンズにはもっと暴れてほしかった。クレイを追い込む怪演を期待していたけど、だいぶあっさりしてたかな。
とはいえ詐欺だけでなく、政治家たちに不満を持つ人々も少しスッキリ出来る痛快な映画だった。
主人公があまりにも…
まず前提として、お年寄りや弱者を騙して財産を奪うヤツなんて全員○ねばいいんです。
それは言っておきます。
それでも、私はこの主人公にはどうにも共感できなかった。
詐欺被害者である恩人の仇を討つために、首謀者を追い詰める主人公。彼は実は「ビーキーパー」と呼ばれる凄腕元工作員だった。
まあ、それはいい。
この手の作品は他にも結構あるし。
彼は悪党たちのアジトに単身で乗り込み、敵をバッタバッタとなぎ倒す。
さあ、ソコだ。
主人公アダム・クレイの前に立ちはだかるものはみんな敵とみなされてひどい目にあう。
詐欺集団のメンバー・当事者たちはもちろんボッコボコにしてやればいいと思うよ。
でもね、アダム・クレイが動き出したことで召集されたFBIやら特殊部隊は、あくまでこの事態の収束のために来てるワケだし、最後にあの海辺の別邸で登場する荒くれ者っぽい男たちも、すごく悪そうなヤツらに描かれてるけど、つまるところ「雇われ警備員」なワケで、そもそもビーキーパーが暴れ出したからそれを沈静化・解決することが目的で呼び出されてるんだし、彼らは決してあの悪ガキのフィッシング詐欺を擁護してはいない。
こんな言い方もアレだけど、コトの発端となった恩人の黒人女性も、決して詐欺グループに直接殺されたワケじゃない。
金を奪われて途方にくれた末の自死なんだよね。
それなのに、彼は邪魔する相手を見境なく(ほぼ)殺し、ビルやらガソリンスタンドを爆破し、おそらく世界の要人を迎えた邸宅でドンパチ始める彼を、私は到底応援して見ていることはできなかった。
関係ない人まで被害が広がってるじゃん。
彼も偉そうに「法」か「正義」か、とか投げつけてくるけど、あんたのやってるのは法でも正義でもないよ。
で、ラストに恩人の娘であるFBIの女性が、アダム・クレイの自己中心的で勝手な敵討ちに対してせめて客観的な立場でバランスをとるかと思えば…
「さようなら、クレイ」
おいおい。
さようなら、じゃないだろ!
あなたは第三者ではなく、この事件で親を失った完全な当事者なんだから、FBIのロゴ背負って彼を見逃したら、それは重大な犯罪幇助。
ラストでは彼もこの別邸から脱出した様に描かれてるけど、あんな立場の人を殺しちゃったら、一生「お尋ね者」としての人生だよ。
ここを脱出すればひと安心、じゃねーよ。アメリカの総力かけて捕まえに来るよ。
この手の作品はもっと頭を空っぽにして観てればいいはずだし、途中で「現役のビーキーパー」とかいう、重火器撃ちまくるサイケなお姉ちゃんが出てきて「ああ、これはイカれた映画なのか」と思わせておけばいいのに、余計なシリアスシーンのお陰で、リアリティを求めてしまった結果、ガソリンの使い方も、「いやガソリンって、揮発性がメチャメチャ高くてもっと危険なモノだし、そんな都合よく取り扱いできるものじゃないよ」と思ったし。
ハチの世界と世の中のシステムをうまく繋げて表現したつもりかも知れないけど、全然うまくないどころか、「良くない子孫を残す女王バチは淘汰しないといけない」って、いわゆる『優生思想』なのでは?
いろいろ飲み込めないことの多い映画でした。
いつものステイサムです
なので、いつも通りに楽しめます。
頻繁に蜂がどうのこうのというセリフがあるのですが、理にかなっているように見せかけたこじつけ感が否めなくて、そこは退屈でした。
公務員とばっちり
鑑賞動機:お正月だしたまには脳筋映画でも見るかあ10割
ステイサムがスクリーンで暴れ回るのを観るのもたまにはいいか。最初はチンピラ特殊詐欺集団だと思っていたら…どこまで行くかということで。脳筋だけじゃ生き残れないしリサーチ大事。無差別に暴れ回っているわけではなく、相手によって対応変えているのがすごい。人間だから痛みも感じるし血だって流れる。欲を言えば、パーカー母娘とのからみがもう少しあると、より「悪党許すまじ」と思えたので。
ミニー・ドライバー久しぶり。ジェレミー・アイアンズは相変わらずイケおじぶりが凄まじいが今回は…。
お約束の消火器が鈍器もあるよ。
安定にも程がある、ステイサムがステイサムしてる映画。 色々と理屈こ...
無双
いつものステイサム無双。
頭は使わず、どんな技で悪党を倒すのかを受け入れるだけという、正月向けのよきアクション映画でありました。
政府から独立した外部の枠組みで、「蜂の群れのように社会の調和を守る」ことを目的とした、『キングスマン』みたいな組織"養蜂家(ビーキーパー)”。
引退した養蜂家の元最強エージェントが『イコライザー』のように正義を執行し、『沈黙』シリーズが如く無手から敵を倒しまくる。
人間社会(群れ)を守ることを至上とするため、腐敗して社会悪に堕ちたのであれば、超VIPや公権力行使組織の頭=政府に関わる大企業のTOP、FBI、CIA、国防総省、大統領などなどであっても、易々と近づいてスカッと暗殺。
ステイサムがピンチに…とは一瞬も思わず、さてどう殺(や)るんだろうとワクワクする感じ。
あと、アメリカも特殊詐欺が横行して、社会問題になってるんだな、ということが伝わってきた。
一年の計はステイサ無双にあり
無差別殺人犯とまでは言わないけど。
過剰レベルな勧善懲悪クライムアクションです!
ターゲットの特定含め復讐の迅速さ、アクションのスピード感と殺陣?の面白さは大変高く評価出来ます。虐げられた弱者の復讐を淡々とこなすのは本当に胸の空く感じで、とても良かったです!
しかし、彼の制裁対象者が悪の組織の人間だけじゃなく、決して悪とは言い切れないFBIやらCIAの公的な制圧部隊も含まれてました。彼らの巻き込まれ方が大雑把過ぎて死傷者もかなりある感じで、少々ヤリ過ぎ感がありましたね。後半は特にギリ無差別殺人犯にならないレベル(笑)。
冒頭に象徴的なスズメバチの巣の駆除シーン(企業秘密あり)がありましたが、上記の大雑把なヤリ方は、スズメバチの巣がある木にガソリン撒いて火をつけて一帯の森ごと焦土化させるようなもんじゃないでしょうか。まあ、実際ガソリン撒いてたからそういう人なんでしょうけど(笑)。
公務員の制圧部隊は例えば偽情報流して無力化するくらいにしたら良かったと思います。一方で組織の悪人は選別して誘い込んだりし、悪い順に優先度を決めてヤッてくれるようなシナリオだったら、もっと応援できたのに。例えばエレベーターのアクションシーンなど、恩人の娘も一緒に始末しかねない広範囲で大胆な対処だったので内心ヒヤヒヤしておりましたよ(笑)。
アクションはとても良かったですが、シナリオにもうひとつ工夫が必要かな、と正直思いました。
では。
ビーキーパー(映画の記憶2025/1/3)
海外ドラマのシーズン2まで見た感じ
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