「いつものステイサム無双」ビーキーパー MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)
いつものステイサム無双
まぁ、ステイサムはこれでいいんだけどね。とはいえ新鮮味の無い映画だった。
とにかく敵がバカっぽい。
ビーキーパーというのは証人保護プログラムならぬ国民保護プログラムと言うべきものらしいが(何それ?)、こんなアホで勤まるの?と思うくらい現役の敵ビーキーパーが馬鹿。
途中に出て来る主人公の後任の女ビーキーパーはトラックの荷台にガトリングガン積んでてそれをガソリンスタンドで乱射するんだよ。ギャグシーンかと思った。笑えねえけど。
ステイサムはいつものように無双しまくりなのはまぁいいんだが、フル装備のFBIや敵部隊相手にかすり傷一つ負わないくせにラスボス?相手にかなり苦戦する。向こうは義足なのに。
このラスボスがまたベネットの劣化版みたいな奴で馬鹿みたいな髭して黄色いジャケットなんか着てるもんだから(蜂繋がり?)まったく強敵には見えない。相手が強いの解ってて仲間連れて来てんのに何故正面からサシで戦う?ベネットだから?義足の設定も意味無いし。
このての映画は敵こそ大事ってのを知らない監督では無いと思うんだがなぁ。
ストーリーとしては個人的な報復から話がどんどん大きくなって行くのが意外ではあったが、それが面白さに繋がっているとも思えなかった。(マフィア壊滅させるとかで十分なんだよ)
続編では人助けしつつ追われる訳ですね分かります。
ステイサムのファンなら観て損の無いそれなりに楽しめる映画だが、もっと面白いステイサムの映画はいっぱい有るので、帰ったらそっちを観よう。
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