「ビーキーパー」ビーキーパー asaさんの映画レビュー(感想・評価)
ビーキーパー
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年始は景気良い作品を見たいと思い、コレにして大正解でした。
大体こんナンだろう。。。
そんな予想を超えて面白い作品に出会えてよかったです。
特に「養蜂家」とは政府高官が運用する「(いわゆる)仕事人」のスラングだと分かってからの、その元養蜂家と現役(イッちゃってる)養蜂家とのガソリンスタンドバトルは、ガトリング砲バリバリと小気味良い身のこなしと爆破とで最高に盛り上がりました。
あのおネエちゃんがワンシーンで殺されるのが残念で、最後まで絡ませて欲しかったです。
恩人の娘である捜査官が事件を辿るうちに、どんどん搜査の権限?が手厚くなっていくところも作品の妙味で、やがて手繰り寄せるであろう組織の大きさを物語っていてよく考えられてるなと思いました。
女王蜂に辿り着くところまでも小気味よく全体もテンポ良かったですが、、歌舞伎の見得みたく所々のステイサムの情感の部分をほとんど廃しているところは意図した演出か上映時間の兼ね合いか、なにかはわかりませんがナニかを端折り気味な気がしました。
どちらかというと困難と苦悩とに対峙する主人公のほうが好みですが、人目をはばかることもなく徐々に悪を詰めていく超人ステイサムの立居振る舞いは爽快で、ああコレでイイのだと思えるような仕上がりで楽しかったです。
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