映画レビュー

4.5社会背景?

2024年1月11日
PCから投稿

鋳物工場で働く労働者たちがお昼(朝ごはん?晩御飯?時計は六時を指してる)の時間になったので昼飯のサンドイッチのようなもの食べながら、活動写真(マルクスブラザーズのポスターがあり、キノというう映画館に入る。愉快だね)を見るというショートフィルム。

私にとって理解できないのはこの時代背景。労働者が昼休みに見ている活動写真にクルーがあると思って調べてみた。フランスのLumière brothersの最初の活動写真、Workers Leaving the Lumière Factory(1895) というのを見ているらしい。ルミアー兄弟という活動映画の父と言われている兄弟の映画であると書いてあった。しかし、これが時代背景になるかどうかわからない。それに、なぜ、この活動映画をカリスマキが使ったのかもわからない。ルミアー兄弟の制作した仕事が終わり工場を出ていく労働者の男女は活気に満ち溢れていて幸せそうだ。でも、カリスマキの作ったショートフィルムには明るさの微塵も見かけられない。鋳物工場でのマンネリ化した労働に幸せの微塵もない労働者を啓蒙したく、ルミアー時代の活気に満ちた動きを見せてるのか。それとも、労働改革を提議しているのかわからない。カリスマキが撮影したフィンランドの社会背景も知らなくては深さがなく、ありきたりのレビューに終わってしまうか,孫引き(引用から引用)の 著作権侵害をしたレビューになってしまう。

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