「ロサンゼルス旅行」ザ・タワー ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
ロサンゼルス旅行
説明抜きでいきなり不条理な閉鎖空間に閉じ込められた人々を描いた映画として「CUBE」が、小説としては乙一の幾つかを思い出すが、そこで団結が起こらない、というところ(さすがフランスだ)がミソ。
オチ無しはけしからん派の神経逆撫で必至である一方、これに世界情勢のメタファーを読み取って「今こそみんしゅしゅぎを守ろう」と立ち上がるほど評者の意識は残念なことに高くないので、低予算ながらよく出来た不条理サスペンスとして楽しんだ。
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