「電気があっても暮らせませんよ」ザ・タワー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
電気があっても暮らせませんよ
突然謎の闇に包まれたアパートで暮らす人達の話。
ある朝目覚めると窓の外は真っ暗闇で電気と水道は使えるけれど、電話は通じずTVは砂嵐という状況下、暗闇にモノや身体を入れたらスパッとキレて無くなってしまうクリーム(ヴァニラ・アイス)の暗黒空間状態。
そんなディストピアなアパートで住民たちが更に小さなグループをつくり対立していく様は、人間らしい汚さ醜さ愚かさがあってなかなか良かったんだけれど、かなり早い段階で大した変化がなくなり冗長に。
時間をスキップしても殆ど変化はなく、それで?と言いたくなる終わり方。
設定のアイデアだけで深く練らずに作っちゃいましたかね?
目新しさもないし小さい風呂敷広げっ放しで全然足りなかった。
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