「不快指数が極めて高い映画」ザ・タワー カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
不快指数が極めて高い映画
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終始不衛生で不快さしか感じなかったが、人間の本質にある汚い部分をあえて見せつけたかったとかかな?
極限状態になると躊躇なくペットの犬猫を食べ、子供が老人を攻撃し、同性・複数関係なしに性交渉はしっかり行う。
日本人にはわからりづらいが、同じ人種同士でグループになり牽制しつつ頃合いを見て生き残るために相手を攻撃する。
最後に一つのグループに淘汰された後を見てみたかった。
途切れながらも電気やガスがちゃんと通っているのが唯一の救いだが、あの状態になる前にタワーの全容を先に見せてくれればもう少し状況への理解度が深まったかも知れない。
ラストでアラブ系?の女が白人の子の面倒を見ながらアフリカ系の男とくっついたことに何か意味があるのかな?など深読みしたが、あっさりと終幕してしまった。
個人的には何年も日光に当たらない生活を想像するだけでも恐ろしいと思った。
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