殺人鬼の存在証明のレビュー・感想・評価
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最後まで見てナンボです
最後の30分でやっと誰が誰なのか見分けられるようになった。まあ家でアマプラでだらだら見てたせいもあると思うけど。でもまあ最後の30 分で大満足でした、それまでの欲求不満が解消される。チェスプレイヤーのところに息子を連れて行くのって伏線あった?なんで連れて行ったのかよく分かんなかったけど、それをなじる奥さんが浮気を問い詰めてるように見えるのは上手かった。まあ息子を連れて行く理由がないならそれも無理やりな演出ですけどね。こういう重苦しい映画嫌いじゃないので耐えられましたが、そうでない人には向かない映画かも。
あと2回は観たい∙∙∙
ロシアの今と昔を映像で体感ししつつ、ミステリーとしての楽しみも
割と集中力が必要な作品😅
話は面白かったけど
真相より重要なもの
殺人未遂に遭った女性を保護するも、その手口が解決済みとされた事件のそれと酷似しており…再び始まった捜査に挑む警察達だったが…といった物語。
誤認逮捕と騒がれる世間を尻目に、早速真犯人探し!…って、もう犯人確保⁉
しかし、先の女性を含め、数々の実情と証言とは微妙に違和感があり…。
終始陰鬱な雰囲気を纏い、約10年の時間軸を行ったり来たりしながら、イッサ&イワンのややアウトローな捜査を見せていく。
スリリングな緊張感とミステリーな展開はとても好み。しかも二転三転と転がされる展開は見応えがあるし、綺麗事を抜きにした厳しく残酷な捜査現場の現実を映しているようでもある。
強いて言えば、2時間強のやや長尺の中、取り乱すイッサの様子が幾度も見せられ何だか同じ様な場面の繰り返しな気分。
そして、行き来する時間軸は話を見失うほどではないが、ここは素直に順番通りの方がわかり易く面白いような。ちょろっと入れるくらいなら良いと思うが。
とは言え、クライマックス近くには、ずっと感じてた違和感や矛盾がこれでもかと紐解かれ、何度も上塗りされるような真実は戦慄の連続!!
イッサがあんなに取り乱すのはこの為か…そしてそれを側で見ていた…。
もう少し素直な作りになっていたら☆4.5にも迫る良作だったと思うし、改めて時間をかけてじっくり理解したいと思った作品だった。
アンドレイ・チカチーロ
証拠物:先入観 / 内容:罠
Ambivalent
殺人鬼とタイトルに入ってるだけで観に行きたくなってしまう性分なので、今作も人混みをかき分けながらなんとか着席。
1981年から1991年の時代背景を行ったり来たりしながら殺人鬼の正体を追い詰めていくといった感じの物語なんですが、序盤は結構こんがらがりました。
少し見せて時代をさかのぼって、少し見せて時代が進んでの繰り返しなので、その複雑さは映画館向けなんですが、それにしても凝っていて頭フル回転でした。
殺人鬼の特別な体質がこれまた事件をややこしくさせているのも今作の特徴で、そりゃさじを投げたくなるわなという展開の連続で、観てるこちらも同じように疲弊してしまいました。
警察サイドの操作方法はかなり強引で、拷問、暴力、唾の掛け合いなんでもござれの無法っぷりには引きましたが、少し前だったらこういうのも当たり前だったんだなという知識に置き換えることができました。
場当たり的な操作が多いので、もっとスマートだったら映画的には面白くなったのかななんて思ったりもしています。
序盤から中盤までに敷いていた伏線をちょこちょこ回収しつつ、なぜこいつが真犯人だったのか、その理由はこうだ!という種明かしをじっくり見せてくれる不思議さがちょっとクセになりました。
終盤は畳みかけるように解決へ向っていくので、頭もほぐれてある程度樂に観れました(描写はエグイものが多いですが)。
全体的に思考を止めたら振り落とされる感じの作品だったので、観終わった後はかなりの疲労感に襲われましたが、こういう映画体験も面白いなという経験に活かすことにします。
モデル元の著書や動画なんかも見漁って教養を深めようと思います。
鑑賞日 5/5
鑑賞時間 11:20〜13:45
座席 K-6
良質なサスペンススリラーと思います
百万本の赤い薔薇を居酒屋居酒屋居酒屋
最高の復讐方法。
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