劇場公開日 2024年5月3日

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「ロシアの今と昔を映像で体感ししつつ、ミステリーとしての楽しみも」殺人鬼の存在証明 ひなたんくさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ロシアの今と昔を映像で体感ししつつ、ミステリーとしての楽しみも

2024年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ロシアとはどんな国なのか。
知っているようで知らない。なんとなくの印象しかない。
そんな背景を分からない状態で見る、この映画は私にとって
旧ソビエト連邦時代を今のロシアがどのように描くのか。
あの時代のロシアはどんな風景を持っていたのかに
とても興味があること、
そしてミステリーとしても現実にあった事件を基にしたという
謎解き部分と
サイコスリラーという”迫力を味わえる”映画であること。
そしてそれらの迫力を映画館で観ることの楽しみを味わえた
映画だった。

人の記憶は混濁しがち。
それが時系列で並べられることなく、あちらこちらへと
飛ぶ、この映画の細切れの繋がりにも現れているように感じた。

映画館で観てよかった。

ひなたんく