「作品が伝えたいのは“バズる“ことへの警鐘か。」ドリーム・シナリオ とろりさんの映画レビュー(感想・評価)
作品が伝えたいのは“バズる“ことへの警鐘か。
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何も特質するものを持っていない冴えない平凡な中年男性が知らないところで突然大バズり。
一躍人気を博するけれど、これまた知らない所で理不尽にバッシングされ、自分は何も悪くないのに一挙手一投足が批判の的に。
結局、よく分からない所で騒動は突然収まるけれど、シコリが残ってしまい元の平穏な生活には戻れず…
これ、今回の話は夢の話だったけれど、実際に起こりうる現象だなと感じた。
素人が突然誰かの発言でバズってTVに取り上げられ、消費されていく。
しかもよく分からない起業家に利用されるのもリアル。
最後にポールが炎に焼かれそうになる奥さんを救出して、抱きしめながら“これが現実ならいいのに…”と言って空に舞い上がって終わったシーンは悲しい、、
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