不死身ラヴァーズのレビュー・感想・評価
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見上愛が面白かった
長谷部りのは幼い頃に病院に入院していた時花をくれた甲野じゅんを運命の相手だと信じ、彼のことをずっと想っていた。中学生になったりのは陸上選手のじゅんと再会し、リレーで彼をサポートし続け、ついに両思いになった瞬間、彼はこつ然と消えてしまった。その後もじゅんは、高校の軽音楽部の先輩、車椅子に乗った男性、クリーニング店の店主、など別人となって何度もりのの前に現れ、両思いになると消えるという不思議な現象を繰り返していった。それでも諦めないりのは・・・さてどうなる、という話。
両想いになると消える、寝て起きたら記憶がなくなる、なんか別々には観たことあるような内容のストーリーだが、なかなか面白かった。
りの役の見上愛は顔のアップが多く、あれ?こんなかったっけ、と戸惑ったが、演技は頑張ってた。
綺麗とか可愛い、じゃなくて面白かった。
新幹線が通る背景のカラフルな家並みが面白かった。あのロケ地に行ってみたい。
この映画は本当に本当に面白い 松居監督の恋愛映画は、恋愛を描くと言...
この映画は本当に本当に面白い
松居監督の恋愛映画は、恋愛を描くと言うよりも人間を描いているから、好き。人の恋愛に共感してきゅんきゅんするような普通の恋愛映画とは違うといつも感じる。
まずは、りののまっすぐで一生懸命で素直な力強さにはすごく背中を押された。見上さん可愛い
後半からはそんなりのが葛藤しながら(謎)を解いていくくだりは、大人の自分でも恋愛関係だけじゃない人間関係について考えさせられたし人との関係って一言では表せない複雑な感情とか状況とかの上で成り立っているんだよなって実感した。
あとはこんなに先が読めない映画なのに最後までちゃんと連れて行ってくれる松居監督の描くキャラクターたちは本当に魅力的です。松居監督はあまりジャンルでくくらないタイプ(だと思う)からこの映画も恋愛もミステリーもギャグも少し、な映画で、色々色々楽しかった。
ただの観客だけど本当に本当に
全世代の人に見てほしい!
松居大悟監督に期待しすぎてしまった
松居大悟監督の映画はなんか注目してしまう。本作は原作も読んだことないし、見上愛が好きなわけでもない。でもなんか気になっていたから観に来てしまった。
両思いになったら好きな人・じゅんくんの存在が消えてしまうという、なかなか面白い設定。そんな人は元々いなかったことになるこの設定は藤子・F・不二雄先生のSF(少し不思議な話)を想起させる。だから、どんなオチになるんだろうと少し期待してしまった。
その期待がよくない。真相がわかってもあまり驚いたり納得したりすることはなく、少し冷めた感覚に陥ってしまった。あれだと長谷部がただのやべーやつじゃん。そんな映画なんだよ言われたらそれまでなんだけど。だからじゅんくんのような人でちょうどいいのかなんて思ってしまう始末。ラブストーリーとしての共感は少ないし、それほど笑えたわけでもない。それなりに面白いラブコメという印象。
これ、原作漫画はどんな雰囲気なんだろうと思ってしまう。コメディなのか、ラブストーリーなのか、ちょっとイカれたやつの話なのか。ただ、漫画を読んで確かめたいともあまり思えない。
否認と固着の果てに。
2024年。松居大悟監督。小さいころ死の淵から生還した女性は、そのとき出会った少年が忘れられない。中学校で再会して告白するが、突然目の前から消えてしまう。それ以来、同じ名前の男性が現れるが恋になるところで消える、ということを繰り返して、、、という話。
主人公の主観に沿って映画が進むが、それは否認に基づいた過去語りであることがやがてわかってくる。そのきかっけは、否認の元になった本物と遭遇すること。特殊な病を抱えている本物との付き合いを通じて、主人公は否認の事実を認めていく。
SF系や幽霊系など途中まではどんなフィクションでもありうる展開だったが、いかに特殊でも心理系で説明がつく現実世界の映画だった。否認と固着といった自我問題を抱える主人公と、事故により記憶に障害をうむ器質的疾患を持つ相手と。つまり、「心」に問題をもつ人と「記憶」に問題をもつ人が対峙しているのでどっちを信頼していいかわからない、というところがミソ。
同じロケーション、同じアイテムをどこで使うか、どこをずらすかによってリズムをつくることに意識的で安心して見られる。
ポップさが新鮮
とっ散らかってどうもよく分かりませんでした。
原作漫画は甲野じゅん視点になっていて消えるのは長谷部りのの方。映画化にあたっては男女をひっくり返した訳だ。
恋仲になると相手がきれいさっぱり消えてしまう設定は同じ。この不条理を暑苦しく絶叫して嘆く男の子(原作漫画はそんな感じ)より女の子が嘆く方が絵になると考えたのだろう。まあ見上愛さんはこざっぱりした中性的なイメージの女優さんなので割と淡々と不条理ドラマが進む。
大学生になってじゅんの家にりのが毎朝迎えに行くあたりから(事情があるのだがネタばれになるので)やや恋愛ドラマっぽくなってくる。
あれ、じゅんが消える話はどうなるの?と思っていたら妙な種明かし的な話がくっつく。これがとっ散らかっていてよく理解できない。
結局、最初から最後まで熱量が同じというか、アップでもダウンでないので、メリハリがないということにつきますね。
せっかく前田敦子を出演させたのに。キンキン声を出さないエキセントリックでない前田敦子ってどうよ、と思いながら観てました。
見上(みあ)げたもんだよ見上(みかみ)愛
2024年公開作品
U-NEXTで鑑賞
原作未読
原作は『劇場版ドルメンX』の高木ユーナ
監督と脚本は『自分の事ばかりで情けなくなるよ』『スイートプールサイド』『#ハンド全力』『くれなずめ』『ちょっと思い出しただけ』の松居大悟
脚本は『シムソンズ』『武士道シックスティーン』『チチを撮りに』『海月姫』『長いお別れ』の大野敏哉
見上愛単独初主演映画
粗筋
病院のベッドで死にかけていた7歳の長谷部りのは同じくらいの歳の少年の甲野じゅんに励まされ奇跡の回復
中学生になった長谷部りのは甲野くんと再会
両思いになると甲野くんは消えてしまった
高校生になった長谷部りのは甲野くんと再会
両思いになるとやはり甲野くんは消えてしまう
長谷川りのが見た甲野くんは幻だった
甲野くんとは別人だった
彼女の記憶の改竄だった
大学生になった長谷川りのは甲野くんと再会
今度の甲野くんは本物だった
しかし彼は6歳の時に巻き込まれた交通事故が影響し寝るとその日の記憶を無くしてしまう病気に毎朝苦しんでいた
ハートフルコメディー?
なんか不思議な映画
原作は打ち切り漫画
一部完という未練がましいありがちな最終回だったらしい
まさかの映画化で原作も二部発表
原作と違い主人公が甲野じゅんになっている
映画では甲野じゅんの立場が長谷部りのになっている
映画通りの設定なら打ち切りにならなかったかもしれない
ネタバレしないとなんじゃこりゃ困惑する高校時代までの長谷川りの
終盤ネタバラシでなーんだそういうことかと
でもちょっと納得いかない
原作者は『進撃の巨人』のアシスタント
そういえばあの漫画も設定が難解だった
町山の実写版の方がわかりやすい
幼馴染の田中という男の存在がこの話は虚構だと強く印象づける
まっ実際に虚構なんだけど
普通ならあのポジションは女性だと思うがなぜ男性にしたのか
余命わずかな7歳の少女の妄想か
ラストに登場する老婆の走馬灯なのか
うーんわからん
この作品を観ていくうちに見上愛を可愛いと思えたらしめたもの
しかし自分はそうには思えなかった
『ギャグマンガ日和』だったと思うがたとえオッサンでもカノジョだと思えば可愛く思えるものらしい
まあそういうことだろう
見上愛は美人なタイプじゃないし可愛いタイプでもない
はっきりいってブス
安藤サクラや江口のりこと違いクセのあるブス
しかしそれでも朝ドラのヒロインをゲットした
全国のブスに夢と勇気を与えた功績は大きい
彼女を可愛いと感じるのは勝手だがそれは江頭2:50はボランティアしている良い人だと褒めて結果的にキャラ潰しをしているのと同じような気もする
あと朝ドラ史上一番ブスなヒロインが上白石萌音なら世の中の女性の9割はブスだ
そんなわけがない
配役
運命の人を忘れられない長谷部りのに見上愛
りのの幼少期に吉田帆乃華
りのの運命の人の甲野じゅんに佐藤寛太
じゅんの幼少期に泉二伊織
りのの幼馴染の田中に青木柚
田中の幼少期に岩川晴
じゅんの母の甲野由美子に菅野三鈴
陸上部の部員の甲本に岩本晟夢
軽音学部の部員の近藤にアダム
りのの大学時代の同級生のアスカに大関れいか
りのの大学時代の同級生のカナに平井珠生
りのの大学時代の同級生の良太に米良まさひろ
クリーニング屋の店員の花森叶美に前田敦子
クリーニング店の店長のカズに本折最強さとし
介護士に恋する田野倉に落合モトキ
田野倉の介護士に鈴成ゲン
陸上部の部員に萩原護
陸上部の部員に奥田夢叶
陸上部の部員に林よう
不良少年に番家一路
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