アバウト・ライフ 幸せの選択肢のレビュー・感想・評価
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なにこういうあらすじみたいな映画
場面転換の少なさ、言葉で何とかしようとするストーリー運び、これはこの世で一番大嫌いな舞台で好評なやつを映画化しましたシリーズだなともう後半は流し見。舞台でどんなにすてきな物語でもそれをそのまま映画に移植するとまぁ〜小さくまとまるんだわ。一瞬で地球の裏側まで行ける映画が舞台と同じ空間で語るのはもったいなさすぎるよ。
にしてもそもそものきっかけの若いカップルの苦悩が分からなすぎる。冒頭の乱暴な描写からは、オツム弱々女子がとにかく結婚したい!でも対するオツム弱々男子は結婚なんて束縛いやだー!って昭和かよ、日本じゃなくても昭和の概念は通じるのねと感心しつつも、別に男子もアホみたいに遊びたい〜って感じじゃないとなると、え?じゃあなんでそこまで結婚いやがるの?ともう全然しらけちゃう。親たち4人の関係が偶然すぎるなんて重箱の隅つつくほど暇でもないのでそろそろ終わりにしますが、どう調べても原案が舞台とは言ってないんだよな〜。まあ4人が4人超のつく名優だからそこそこ見せちゃうんだけどバッサリ駄作でしたよ。そしてそもそも映画として作ろとしてたのにこの脚本書いたやつ相当センスない。
タイトルなし
人生とは幸せとは結婚とは
「揺りかごから墓場まで」の間、人は人生を選ばなければならなくて、その選択肢が分岐点の時、どう生きてどう死ぬかが決まる。
この作品は人生を最後までパートナーと過ごすかまた別の生き方を選ぶかを描いた作品。
久しぶりに素晴らしい作品でした。
夫・妻への複雑な思い
「これは舞台演劇が原作でないかな」と思ったら
結婚を意識する若い二人、そして両家の初老夫婦という3組のカップルを巡る苦いラブコメです。結婚の苦さを笑いを交えて描いているのですが、そんな軽い映画(間違ってもアカデミー賞候補になどならない)にも、ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドンなどの大スターが揃い踏みという所に米映画の余裕と懐の深さを感じました。また、ラブコメと言うと日本では高校生を中心とした若い男女のキャピキャピ話になりがちですが、初老の男女が主人公と言うのも魅力的です。男女を巡るバカバカしいドタバタなんて、味わいこそ違え、年齢に関係ない筈ですものね。
ただ、観ている時に、「これは舞台演劇が原作でないかな」と感じた(後に調べるとその通りだった)様に、映画的広がりをもう少し欲しかったな。
雨降って
僕たちは、最高の人生を送ってる?
本当の気持ちは胸にしまい、つらつら愛の言葉を弄するキリスト教圏の大人たち(偏見)。それを知ったうえで楽しもうとした、このロマンチックコメディ。その予想はいいほうに期待を裏切ってくれた。たぶん、リチャードギアがかっこいいのもある。娘が思いのほか聡明な女性だったと感激したせいもある。
人は誰しも歳をとり、自分の人生が正解だったかどうかを振り返る時がやってくる。そのときに、なんらかの行動を起こし、それによりそれまでの人生を台無しにしてしまう人も少なくない。また、自分が人に誇れぬこと(不倫とか)をしていながら、さも善人面してわが子の結婚を祝する大人だっていくらでもいる。だけど、ここに出てくる大人たちは、きちんと自己反省をしたうえで、若者たちの決断を尊重し、前途を祝福していた。そこに嘘の気持ちがないのが、うらやましかった。
映画の中で早いうちに、「そして気付くんだ、人生の大半を無駄に過ごしてきたことを」と後悔していた(誰だったか)が、それをいまさらどうしようもないが、それに気づいた時点での答えはあった。その無駄に気付いた時、その先を無駄のままにするかどうかは自分自身だと。
子にとっては、親が結婚生活のいい手本。親にとっては、子は鎹。登場人物6人がそれぞれほかの5人からいい気づきを得ていた。ただ、大事なのは、それを生かすかどうかはやはり自分自身であることだな。
期待値が高すぎたみたい
ダイアン・キートンはお洒落で素敵でした。前半はまぁまぁ面白かったけれど、話に展開もなく、会話劇として観ても脚本がつまらなく思いました。倦怠期の夫婦とか、結婚に迷う若者とか、何十年前の設定かな?と思うありきたりの話でした。
先週同じ映画館で観た4K焼き直しの「テルマ&ルイーズ」がすごく良かったので、なおさら物足りなく感じました。
リチャード・ギアカッコよすぎ!
ハリウッド コント
古い王道の結婚観に幸福論が展開しなければコメディは成立しない。
それは常套のハリウッド コントのようだった。
そんことより、
ゴージャスなキャストの健在の御披露目をスクリーンで確認出来て良かった良かった。
それにしても、
あの新郎新婦の両親は、
かなりの高齢出産同士で子育ては大変だっただろう。
(^∇^)
アバウト・ライフ 幸せの選択肢
劇場公開日:2024年3月8日 95分
ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、ウィリアム・H・メイシーら豪華キャストが集結し、ニューヨークを舞台に不器用な大人たちの幸せ探しの行方をつづったロマンティックコメディ。
ミシェルは恋人アレンとの結婚を望んでいたが、アレンは煮え切らない態度を続けていた。
2人は親たちの経験から結婚生活について学ぶべく、両家顔合わせの食事の席を設けることに。
ところが、実はミシェルの父ハワードはアレンの母モニカと、
そしてアレンの父サムはミシェルの母グレースと不倫関係にあった。
厳しい状況に追い込まれた親たちは、子どもたちに不倫の事実を隠しながらパートナーの愛人と対決を図ろうとするが……。
「パロアルト・ストーリー」のエマ・ロバーツがミシェル、「X-ミッション」のルーク・ブレイシーがアレン、ギアとキートンがミシェルの両親、メイシーとサランドンがアレンの両親をそれぞれ演じた。
アバウト・ライフ 幸せの選択肢
劇場公開日:2024年3月8日 95分
人生はほろ苦い
スーザンサランドンは好きな女優さんなので、普段観るジャンルではないけど鑑賞。公開したばかりやのにもう今週で公開終了らしい。こんなに豪華キャスト出てるのに終了早すぎるやろ…
内容自体は、ほろ苦い大人の味。ところどころクスッとする場面もあり安心してみられる。今年公開した主な洋画はどれも疲れる映画が多かったので、(ボー、哀れなるものたち、ドッグマン…)久々に新鮮な気持ちやった。
結婚したことがよかったかどうかは、何十年か後にわかるから今愛しているかどうかは問題ではないんだ。というようなセリフがあったけれど、確かに結婚に限らずどの選択肢が正解かはわからんよね。その時になってみないと。
ここからは、評価が若干低い理由について…
アレンの対応がちょっとなあ…不安な気持ちはわかるし、誰かに相談して整理したい気持ちも分かるんやけど、あそこまでミシェルは気持ちを伝えているのに、即答できないのはなんだか今後に対して不安を感じてしまった😅
結婚って?夫婦って?『愛と老い』の物語
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