「なにこういうあらすじみたいな映画」アバウト・ライフ 幸せの選択肢 柴犬泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
なにこういうあらすじみたいな映画
場面転換の少なさ、言葉で何とかしようとするストーリー運び、これはこの世で一番大嫌いな舞台で好評なやつを映画化しましたシリーズだなともう後半は流し見。舞台でどんなにすてきな物語でもそれをそのまま映画に移植するとまぁ〜小さくまとまるんだわ。一瞬で地球の裏側まで行ける映画が舞台と同じ空間で語るのはもったいなさすぎるよ。
にしてもそもそものきっかけの若いカップルの苦悩が分からなすぎる。冒頭の乱暴な描写からは、オツム弱々女子がとにかく結婚したい!でも対するオツム弱々男子は結婚なんて束縛いやだー!って昭和かよ、日本じゃなくても昭和の概念は通じるのねと感心しつつも、別に男子もアホみたいに遊びたい〜って感じじゃないとなると、え?じゃあなんでそこまで結婚いやがるの?ともう全然しらけちゃう。親たち4人の関係が偶然すぎるなんて重箱の隅つつくほど暇でもないのでそろそろ終わりにしますが、どう調べても原案が舞台とは言ってないんだよな〜。まあ4人が4人超のつく名優だからそこそこ見せちゃうんだけどバッサリ駄作でしたよ。そしてそもそも映画として作ろとしてたのにこの脚本書いたやつ相当センスない。
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