「【”喧嘩する程仲が良い。”一目惚れしたメンドクサイ大人の男女の子供みたいなクスクス笑える恋の駆け引きを描いた作品。男女を演じたグレン・パウエルとシドニー・スウィーニーが魅力的なラヴコメ作品。】」恋するプリテンダー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”喧嘩する程仲が良い。”一目惚れしたメンドクサイ大人の男女の子供みたいなクスクス笑える恋の駆け引きを描いた作品。男女を演じたグレン・パウエルとシドニー・スウィーニーが魅力的なラヴコメ作品。】
■法律学校で学ぶビー(シドニー・スウィーニー)は朝の喫茶店でトイレを借りようとした彼女を粋な方法で助けたベン(グレン・パウエル)に一目ぼれして一夜を過ごすが、寝ていたベンを起こさないように帰ったビーにベンはムッとしちゃって、心にもない事を友人に言った事を偶々ビーに聴かれて喧嘩別れする。
数年後、2人は二人の友人ハリーとクローディアのオーストラリアでの同性結婚式に出席するために再会する。
自分達を心配する周囲を気遣い、ビーとベンは恋人に戻った振りをするのだが・・。
あー、メンドクサイ二人だなあ。子供か!
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭の、朝の喫茶店での二人の出会いのシーンがクスクス笑えるが、素敵である。トイレを借りるために、血相を変えて飛び込んできたビーにツレナイ店員。けれども、それを列に並んでいたベンが見て、ビーを妻の様に呼んで、店員に”あれ、俺の奥さん。トイレ貸してあげてよ!”と言って上げるのである。
あれは、ビーはベンに惚れるよなあ。だって、”キャー!素敵な人と出会っちゃった!”と友人に、言ってるもんね。
更にビーは、トイレの中でもジーパンの股間を濡らしてサー大変。可笑しいなあ。
シドニー・スウィーニーって、「リアリティ」のイメージがあったんだけど、コメディエンヌとしても、いけるなあ。
・で、あっと言う間にベッドインする二人だが、お互いに気を使った事が裏目に出て、別れちゃうのである。
・けれども、神様はそんな二人をほかってはおかない。で、二人は友人ハリーとクローディアのオーストラリアでの同性結婚式に出席するために再会するのだが、それぞれ元カノ、元カレも何故か来ちゃって、逆に周囲が気を使うので、二人は仕方なく恋人に戻った振りをするのである。
で、やったのが”タイタニックごっこ”。おバカである。当然の如くビーは海中に落下するのだが、ベンは躊躇なく海に飛び込んで助けるのである。男だし、ヤッパリ、ビーの事好きなんじゃん!
・けれども、まーだ二人は意地を張っているのである。”あー、メンドクサイ二人だなあ。子供か!”
でも、ビーはそんな状況に耐えられなくなり、式場を飛び出すのである。で、ベンはヘリで運んでもらうために断崖から海に飛び込み、レスキューヘリに再び吊り上げられ、ビーのもとへ降ろされるのである。そして、初めて素直になる二人。
<今作は、一目惚れしたメンドクサイ大人の男女の子供みたいなクスクス笑える恋の駆け引きを描いた作品であり、男女を演じたグレン・パウエルとシドニー・スウィーニーが魅力的なラヴコメ作品なのである。
そして、キン肉マン、グレン・パウエルは可なり身体を張っているのである。蜘蛛に下着に入られたシーンなど、幾つかの全裸シーンは、ムッチャ笑えます。
”全裸のベン:どこにいる?”
”ベンの股間を除いたビー:貴方の実しか見えない!”だってさ。
けど、ホントに好きじゃなかったら、異性に自分の股間を見せないよなあ。ちょっと、エッチでゴメンね!じゃーね!>