「背中に馬鹿でかい日の丸がついたシャツ」無名 紅城まこ蔵さんの映画レビュー(感想・評価)
背中に馬鹿でかい日の丸がついたシャツ
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日本軍の兵士が野営をする場面。
背中に直径30CMほどある日の丸がついたおそろいのシャツを着ている。
これはありえない。ふざけるにも限度がある。
習近平プロデュース作品なのだろうか、このような演出をしないと
中国国内ではヒットしないのか、あまりに下品。
国家の命令で命を落とした庶民(日本軍の兵士)への共感がなければ、
プロレタリアのインターナショナリズムは成立しない。
マルクスが中南海に怨霊となって現れるぞ。
日本の敗戦後、大東亜共栄圏を謡う日本の将校が、田舎へ帰ってのんびり過ごすと豹変して、その場を去ろうとする場面がラストだ。
それを許せないとして殺害するのは納得できる。この映画でいい場面は最後だけ。
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