「惜しい」無名 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい
予告編はとっても面白そうだったのに、なんか前半は日本人役キャストのひどい演技と、要らなそうな描写が散見され、せっかくのスタイリッシュな美術や照明がもったいない。
中盤の婚約者が動き出したあたりから面白くなり、銃撃戦からのテーブルやカーテンを使った、往年のカンフー映画を彷彿とさせる体術戦は面白かった。
若い方のワン・イーボー、はじめましてだったけど、冷酷そうな顔つきが良かった。
もはや自分以外、全員敵なんじゃないかという緊迫感は良かったけど、無駄を省けば120分以内に収まりそうなのが残念。
終盤の窓際の黄色い照明と、お菓子屋のプロダクションデザインはすごく好み。
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