山猫は眠らない10 レディ・デスの奪還
2023年製作/93分/アメリカ
原題または英題:Sniper: G.R.I.T. - Global Response & Intelligence Team
スタッフ・キャスト
- 監督
- オリバー・トンプソン
- 製作
- ベイ・ダリズ
- キャラクター創造
- マイケル・フロスト・ベックナー
- クラッシュ・レイランド
- 脚本
- オリバー・トンプソン
- 撮影
- ダグラス・シュワルツ
- 美術
- ニコラス・ファイエッラ
- 衣装
- ニコール・スワン
- 音楽
- ロバート・アレイア
2023年製作/93分/アメリカ
原題または英題:Sniper: G.R.I.T. - Global Response & Intelligence Team
シューティング・シーンだけでなく、アクションも楽しめる、エンタメとして十分観応えのある作品。 ゼロ、ブランドン、レディ・デスの3人のチームワークも良かったが、正反対のタイプであるガブリエルとインテルのコンビも、意外と笑えて面白かった。 レディ・デスの目の周りがなぜ赤く塗られているのか、前作からずっと気になっていたが、今回、レディ・デスの幼少期のシーンで、その謎が解けたと同時に、心が痛んだ。 今後、11作目が出るのか、切りのいい10作目で終了となるのかは、非常に気になるところ。30年も続いているシリーズなのだから、これで終わりにならないことを願っている!!
ご御大の引退後、それでもこのシリーズを見続けていたのは「彼女」が出演していたからだと私は断言できる。彼女とはもちろん秋元才加のことであり、彼女演じる女暗殺者のカッコよさとコミカルさは、年々質が低下するこのビデオ映画シリーズの唯一にして最後の砦でもあった。しかし本作では彼女は登場しない。おそらくは大河出演と重なったことが原因だと察するが、彼女というキャラクターは、やはり彼女によって演じて欲しかったというのが正直な感想。藤本ルナも悪くはない。エイダ・ウォンを彷彿とさせるアジアンビューティーの色気は秋元才加では出せない魅力だとは思う。しかし、それでLDというキャラクターが持つミステリアスさやアクションのかっこよさは犠牲になっている。おまけに本作の焦点はLDの過去であり、それに彼女が出演していないというのは正直納得できない。 おまけに本作のアクションのキレやストーリーの質は過去最低。もし次回作で彼女が復帰してくれなければ、私はこのシリーズを引退することだろう。
山猫は眠らない8 暗殺者の終幕
2020年山猫は眠らない3 決別の照準
2004年山猫は眠らない2 狙撃手の掟
2002年山猫は眠らない
1993年山猫は眠らない10 レディ・デスの奪還
2023年山猫は眠らない9 ローグ・ミッション
2022年山猫は眠らない7 狙撃手の血統
2017年山猫は眠らない6 裏切りの銃撃
2016年山猫は眠らない5 反逆の銃痕
2014年山猫は眠らない4 復活の銃弾
2011年