貴公子のレビュー・感想・評価
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誰を信じるべきかわからない
👨あらすじ
すべての依頼をプロにこなす貴公子、そんな貴公子が出会ったのはフィリピンで暮らすマルコ。母親の治療費の為に一生懸命、賭博で一攫千金を狙っている。マルコは実の父がいる韓国を目指すが、マルコを韓国へ連れて行く、本来の目的はなにか。そして、今回貴公子の依頼人は誰なのか。
👨よかったところ
・たくさん笑えたアクション映画
・笑いと感動とシリアスをかけない
・シリアルキラーなスマイリー
・しっかりしたストーリーに見えて、実はより単純なストーリー
👨考察
・人の見分け方は難しい。いい人なのか、悪い人なのか。
・すべてを仕組んだのは誰だろうか?事の発端は誰なのか。
・バッドエンドが多い韓国映画にハッピーエンド
・読みのさらに裏に回る監督は強い
コピノとは
訳の解らない展開の連続だけどかなり引き込まれラストでスッキリする韓国映画。 本年度ベスト!!
これは面白かった!
貴公子が一体何がしたいのか、全く解らず(笑)
終わってみれば貴公子が緻密に計算した計画に観ている自分も騙された感じ。
ラストで本作の全貌が明かされスッキリすると共に貴公子の計画に脱帽。
フィリピンで病気の母と2人で暮らすマルコ。
闇ボクシングで金を稼ぎ生活したいる中、行方不明の父の代理人がマルコと父を会わせようと韓国に訪れる展開。
母の治療費を父が送金すればそれで済む話何だけど、わざわざ韓国に向かうのが怪しい(笑)
韓国に向かうマルコの前に貴公子が度々登場。
彼の目的が全く解らない。
マルコの敵なのか味方なのか謎。
だけどマルコを傷付けないので悪者ではなさそう。←これ重要。
貴公子が何がしたいのか全く解らずだったけど彼の計画している事が予想も出来ず。
貴公子の計画に巻き込まれたマルコが可哀想過ぎる(笑)
ラストでこんなにもスッキリする映画は最近観た作品の中でもピカイチって感じだった!
鑑賞したかったけど上映時間帯がなかなか合わず。
やっと鑑賞出来たけど、今まで頑張って情報を遮断して観れたのが良かったです( ´∀`)
中盤の捻りでモタつく、女キャラ不要、など。惜しい。
ちょっとターミネーターっぽい?
最近の本命はコナンなんでしょうが、アニメはあまり好きではないですし、最近の韓国映画はなかなか面白いのでこの作品を選びました。
原題が「귀공자 The Childe」ですから、邦題の「貴公子」は原題そのままの意味ですね。
前半はマルコがどういう人間なのか、そして謎の主人公がマルコに迫る内容が主に描かれており、こちらはなかなか面白かった。
ただし、後半はマルコのボクシングスキルが全然生かし切れておらず、逃げるばかりでちょっと残念。
全体を通して主人公がまるでターミネーターみたいな感じでした。
自分のせいなのかどうかは分かりませんが、残念だったのがオチの説明が分かりづらかったところ。結局ネタバレサイトで確認しちゃいました。
冒頭で貴公子が捕まっていたのはなぜなんでしょう?
あんまり分かってないまま見ました え、この人が主人公なの? って思...
あんまり分かってないまま見ました
え、この人が主人公なの?
って思いはしたけど、
でもやっぱり外さない韓国映画
余分な話や微妙な流れもなくはないけど、
国外の作品だとなんか許せちゃう
続きもあると監督が言っているようなので、
待っちゃいます!
変な話!変な映画!
日本版予告は随分ハードボイルドな雰囲気で売ってますが、いやぁー、もう全然。すっごいふざけてる、斬新で変テコなシナリオ。オリジナリティ炸裂してます。
“貴公子”は笑顔が素敵で、走ればT-1000バリの背筋の伸びっぷり。スーパーヒーロー着地もしっかり決めて。違う意味で「誰なんだお前は」な感じ。
ハードボイルドな雰囲気は早々に退散して、ヘンテコドタバタアクション。しっかしアクション自体は超本格派。楽しいっすね。最高ですよ。
予告では「韓国産ノワールの新たな傑作」なんて謳ってますが、これはノワールなのかなw まぁノワールっちゃあノワールか。「新しい」という観点は間違いないです。
「天使か?悪魔か?」なんて聞かれましても、んーどっちでもないと思う。けど最高です。という感じで。
主人公、ずっと走ってハァハァしてたな。
すっごいよくできてるのに、結論すっごいくだらないシナリオ。こういうのが至高ですわなー。
キム・ソンホ、超ラブリー。
お茶目な「プロ」の殺し屋に癒される緩いノワール
確かにノワールなんですが、貴公子の特有のスマイルとおとぼけ具合が絶妙で、何故か癒しキャラとして成立してしまってるんですよね。
ストーリー展開も序盤から一癖二癖もあり、若干は見ていて混乱しますが、終わってみればシンプルなもの。カーチェイスやアクションも派手さはないが一風変わったテイストで、本作特有の味を感じさせます。
ツッコミどころはかなりありますが、テンポよく強引に進めていくため、むしろ「おいおいw」と思いながら、楽しんで見れます。
かなり面白かった。シリーズ化希望です!!
貴公子の強さと笑顔が素敵
フィリピンで母と暮らすコピノの青年マルコは貧しくて病気の母の治療のため、地下組織のボクシングで金を稼いでいた。ある日、マルコは一度も会ったことのない韓国人の父が自分を捜していると聞き、母の手術代を出してもらおうと、韓国へ向かった。韓国に向かう飛行機の中で、不気味な笑顔の男・貴公子と出会い、韓国に着いてから、マルコを父のもとに連れて行ってくれていた周りの人達は貴公子に皆殺しにされた。恐怖を感じて逃げ出したが、いくら逃げても追いつかれ、更にフィリピンで出会った謎の女とも韓国で再会し、誰が味方かわからず・・・さてどうなる、という話。
なぜ、大金を払って今頃になって我が子をフィリピンから韓国まで連れて帰ろうとしてるのか、謎解きのストーリーで面白かった。
そして、誰がマルコの敵で誰が味方なのか、なかなかわからず、兄派と妹派(後妻派)の争いに貴公子はどっちでも無さそうだし、関係がわかるまでのミステリー性も良かった。
銃撃戦も緊迫感あったし、マセラッティ、アストンマーティン、ベンツなど高級セダンによるカーアクションも迫力あった。
不死身で強くて笑顔の素敵なイケメン貴公子役のキム・ソンホがカッコよかった。
妹役のチョン・ラエルや謎の女役のコ・アラも可愛かった。
The witch 魔女のパク・フンジョン監督作品は今後も注目したい。
サイコパス殺し屋なのか?
スマイル殺し屋と遺産目当ての銭の亡者との戦いが楽しい
この手の娯楽アクションを作らせたらいまの韓国映画には叶いません。
ストーリーは手慣れた、しかしうまいプロットで、伏線をしっかり張ってそれを回収し、なおかつそれをひっくり返します。高級車を使ったカーアクションも、キレのいい近接格闘シーンも文句なし。 ただ「貴公子」ってタイトルは二重の意味で作品の本質から外れてるよね。なんとかならんかったか。
なお本作はアクションだけではなく、コピノと呼ばれる韓国人がフィリピン人の現地妻につくらせた子供たちの差別、貧困問題にも触れて単なるアクションムービーに終わらせてはいない。
主人公のコピノの青年につきまとう、自称「プロの殺し屋」は青年がターゲットでないのはすぐ判るが、背後関係(依頼主)が読めません。 キザったらしくニヤニヤしながら相手を殺戮していくサイコパスっぽいキャラクターはなかなかのもの(実はこれもドンデン返しがあるんだけど) 悪役はどいつもこいつも遺産目当てのゲスな輩ばかりで、スマイル殺し屋さんの活躍は痛快です。ついでに最後に残ったあいつも始末してほしかったけど。
続編作れそうな終わり方してたけど期待できるかな?
ところでコピノ以外に、日本人が現地につくった子供も存在していてジャピーノと呼ばれているそうです。
ストローで飲む瓶コーラ
見たら必ずぶち決まる、最高のクライムエンターテインメント爆誕ッ!!!!!
「THE WITCH 魔女」の監督・制作陣てことで見る前からオモロいのが確定していたんだけど、ここまで見たいものを全て叶えてくれる映画とは完全に想定外。。。スロースタートだからこそ感情の起伏が激しくて楽しいし、後半のハイテンションアクションに釘付けに。
韓国映画全般、特にこの監督と制作陣はキャラクター設定が上手すぎる。マジモンのヤバいやつなのに、登場すると何故かテンション上がっちゃう。貴公子は韓国映画の歴史に残る神キャラだろうし、個人的には今年公開された全作品の登場人物の中で群を抜いて好き。最凶の天敵は雨に濡れることって、マジおもれぇ笑笑笑 大事な靴なのに、見栄張っちゃって履いてくるのも可愛い😆
貴公子の手のひらに転がされるばかり。一体全体、何が起こっているんだ!?!?北村匠海似の素朴な主人公は見ているあなたの生き写し。自分自身が映画の主人公になったかのように、とんでもないスリルを感じることが出来る。トム・クルーズばりの美しい走り方で獲物を絶対に逃さない、まさに"プロ"の所業には興奮が収まらない。
単純なストーリーなのに、味付け・盛り付け次第で何度食べても美味しいものに仕上がっている。もう、これだから映画はやめられない。ラストの怒涛の展開にも笑いが止まらない😁 いいぞ、もっとやれ!
てか、今年の韓国映画のホームラン数が恐ろしい。打てば大当たりの無双状態...とりあえずもう1回見に行こっと。
最後まで謎めいた貴公子!
悪い奴はほくそ笑み、正しい奴は健やかなる笑顔を見せるものだろうか?
2024.4.18 字幕 MOVIX京都
2023年の韓国映画
極貧のボクサーが正体不明の男に付け回される様子を描いたミステリー&アクション映画
監督&脚本はパク・フンジュン
原題は『귀공자』、英題は『The Childe』で、「裕福な出身の若者」という意味
なお、映画の主人公を「貴公子」表記している場合が多いが、彼自身は「友達(キム・ソンホ)」としか言わない
物語の舞台は、フィリピンのある村
闇ボクシングで賭けの対象になって稼いでいるマルコ(カン・テジュ)は、母(キャロライン・マクホボス)は、フィリピン人の母と韓国人の父の間に生まれた「コピノ(混血児)」だった
彼はコピノの支援学校で学び、そこの校長キム先生(イ・ギヨン)に多大なる恩義を感じていた
ある日、父の居場所がわかったと聞かされたマルコは、父を知る人物の代理人・カン弁護士(ホ・ジュンソク)とともに韓国へと渡った
その機内の中で、マルコに語りかける謎の男は、自分を「人生最後の友達だ」と紹介してくる
関わりを持ちたくないマルコは、男を無視するものの、行く先々で謎の男は姿を現すのである
映画の前半は、極貧生活の中でも母の手術代を稼ぎたいマルコを描き、バーにて出会った謎の西洋人(ジャスティン・ジョン・ハーヴェイ)から宝石強盗の話を持ちかけられる
だが、宝石店に侵入しようとした矢先にギャングに襲われ、さらに逃げる最中に女(ゴ・アラ)の運転する車に轢かれてしまう
病院に搬送され、手当を受けた彼は、わずかな示談金を受け取り、そして、父発見の知らせを聞くことになるのである
物語は、父の正体がわからないまま、命懸けの逃亡劇を繰り返すという流れになっていて、マルコを追うのが謎の男と、財閥の2代目ハン・イサ(キム・カンウ)の部下たちだった
さらにマルコを轢いた女ユンジュもマルコ争奪戦の一味であることが発覚し、他の者どもを出し抜いたユンジュは、マルコに「父の正体と韓国に連れてこられた目的」を知ることにある
それは、心臓病に扮している父(チェ・ジョンウ)が実の父親で、狙いはマルコの心臓だった
財団はハン会長の後妻であるチャン女史(ハン・ジウン)の娘・ガヨン(ジョン・ラエル)が正当な相続人とした遺書によって混乱していて、ハン・イサは父の病気を治して遺書を撤回してもらおうと考えていた
だが、その思惑を阻止するために、ガヨンはユンジュに依頼をかけていて、さらにこの一連の動きを牛耳っていたのが謎の男だったのである
謎の男は、でっち上げの腹違いの弟を探し出し、キム先生を通じてマルコを紹介してもらう
謎の男もコピノで、キム先生の教え子であり、そして病を抱えて、死ぬ前に何かしたいと考えていた
それがハン・イノを脅迫して「腹違いの弟と引き換えに1000万ドル」を手に入れて、そのお金によって「コピノの学校の再建」をしようと目論んでいた
実の父にようやく会えたマルコは、その悲しい目的を知るのだが、それらは全て「嘘」だったことがわかる
マルコは母の手術代を手にいれ、学校も再建できたのだが、素直に喜ぶこともできず、謎の男につれなく接してしまうことになった
映画は、その後も「実は」という展開になっていて、それらを含めて「貴公子とは誰だったのか?」という結末へと繋がって行く
謎の男は何かしらのプロで、それは暗殺者ということになると思うのだが、彼がどのような経緯で今の位置にいるのかなどは一切語られない
謎の男は謎のまま、ということなのだが、感覚的には「彼こそが本当の腹違いの弟である」という説は肯定も否定もされないという感じになっていたように思えた
いずれにせよ、先の見えない展開になっていて、サイコパスっぽい謎の男も魅力的なキャラに仕上がっている
アクションシーンなどはガチで大変なことになっているが、謎の男がコメディリリーフを務めているのは面白い構造になっていると思った
そのコミカルさは大体滑っているか相手にされていないかのどちらかだが、それも含めて魅力的なキャラであったというのは間違いないと感じた
続編を一応は匂わせているが、あるとすれば「謎の男の出自が想像通りだった」ならば安すぎる話になってしまうので、想像の斜め上を行く真相を期待したい
貴公子の狂気のキャラクターが魅力!
貴公子というタイトルと韓国ノワールということに興味がわき鑑賞してきました。
貴公子役のキム・ソンホが良い。非情な殺し屋でありながらナルシストで笑顔をふりまき、コーラをストローで飲む。この狂気のキャラクターがこの映画の最大の魅力といっても過言ではないだろう。
劇中でコピノという聞きなれない言葉がでてくるが、韓国人の父親とフィリピン人の母親を持つハーフの子という意味なので、これから鑑賞される方はご参考に。
カーアクション、ガンアクションとなかなかの見せ場があり退屈せずに楽しめました。
フィリピンで暮らすコピノであるマルコが騙されて韓国へ連れていかれ、陰謀に巻き込まれて危うく命を落としそうになるのだが、その理由が・・・。恐ろしい~。よくそんなこと考えるなと戦慄が走りました。
まあ、敵にするとこれ程恐ろしい男はいないのだが、結果的に味方(?)となり、ラストも意外と爽やかで貴公子の面目躍如といったところか。
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