劇場公開日 2024年4月12日

「ミスリードというかノーリード」貴公子 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ミスリードというかノーリード

2024年4月13日
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興奮

病気で手術が必要な母親と暮らすコピノの青年が、手術代を求めて韓国で暮らす父親のもとへ向かう道中「プロ」に話しかけられ言われることになる話。

死ぬ前に会う最後の友達のプロローグに始まって、父親を捜すマルコのもとに父親の弁護士と名乗る男達がやって来て、韓国へ旅立つことになって行くけど…YOUは何しに韓国へ?

飛行機の中で「友達」に匂わせられはするけれど、誰が誰だか、何で韓国へ?がまるで読み取れず勝手に色々想像してしまう。

そのせいでかそのおかげでか兄貴の狙いは概ね読めるけれど、プロともう一人の扱いが???特にもう一人は直接やっちゃった方が早いんじゃね?と回りくどさを感じる。

それでも面白かったけれど、最後のネタばらし的なヤツは、そんないらない様な設定を無理やり乗っけてどんでん返しっぽくしているのが、いつまでこの手法やってんだよ!的なちょっと安っぽさを感じてしまった。

Bacchus