「子育てについて考えました」アイアンクロー ほりもぐさんの映画レビュー(感想・評価)
子育てについて考えました
屈強な肉体の持ち主であっても、彼らはそれぞれ繊細な部分を持ち合わせていて、本当はレスラー以外の資質があったのかもしれません。
父親がレスラーだったからといって子ども達が皆レスラーに向いているとは考えにくいですよね。
また父親は、自分の叶えられなかった夢を子どもを通して叶えようとしており、これはあまりよろしくないパターン。
自分の理想に当てはめるので、子ども本来の資質をあまり見ていないようでした。
子どもの観察は本当に大切だと感じましたし、救える子どももいたのではないかと、やりきれない思いがしました。
親ができることは多かっただろうと思います。特に母親の役割は重要だったはずですが、なんだか存在感のちょっと薄い母親で、残念だったのですよね…。
だからこのような結末になったのだということなのですが。
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