「ケビンと共に絶望と希望を見出せる」アイアンクロー Hironori Skywslkerさんの映画レビュー(感想・評価)
ケビンと共に絶望と希望を見出せる
呪われた一家と言われたフォンエリック一家、
その栄光と転落を描いた作品。
実話をベースにする場合、過激な方に脚色しがちだが
本作の場合、事実をマイルドにそして悲劇を間引いていた。
そこにファンエリック家へのリスペクトを感じた。
美しいエンディングで結ぶための見事な手腕だと思った。
リスペクトは随所に見受けられる。
これまでイケメンで活躍していたザックエフロンは
本物のレスラーかと思うほどの肉体を仕上げ、
劇中のプロレス技はどれもリアルな迫力。
手に汗握り、ケビンと共に絶望した。
A24配給作はハズレが無さすぎてビビるレベル。
コメントする