「上級生によくやられたアイアンクローの思ひで」アイアンクロー カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
上級生によくやられたアイアンクローの思ひで
悲しい映画だった。
小学校低学年の時に上級生によくアイアンクローやられてホントに痛かった。
こめかみが窪んでいるのはアイアンクローを何回もやられたせいだとずっと思っていた。だから、フリッツフォンエリックは嫌いだった。なのにリリー·ジェームスが出ているので観てしまった😰
やっぱり、ベイビードライバーのリリー·ジェームスが私は一番。
カーセ◯クスのシーンは露出はないけど長かった。ケビンが奥手なのが証されるのは実に意外だったけど、繰り上げ長男は真面目過ぎて、そこは一応泣けた。その分、リリー·ジェームスは残念だった。他の女優さんでよかったよ。
アイアンクローなんてプロレス技じゃないよ❗タイガージェットシンのチョーク攻撃と一緒だよ💢
後年、ジャイアント馬場がやられて、コーナーに座り込んで、夥しく流血しているのにヘラヘラしているのをテレビで見たときはすごくガッカリしてしまった。
ブルーザーブロディは似てなかったな。あんなんだったっけ?
ザ・シークいた。
真っ白なブロンドヘアのリック·フレアーはかっこよくて当時大好きだった。
実際は末っ子がもうひとりいて、男ばっかしの6人兄弟だったらしい。
息子たちをプロレス界にどんどんつぎ込むプロレス団体のオーナーの父親フリッツ。
呪われた一族というより、ワンマン親父に追いつけ追い越せに耐えられなくなったり、兄を追い抜いて有頂天になってハメを外したりして起きた悲劇の連鎖なんだと思う。
これだけ次々に息子達を失いながら、父親のフリッツが後悔や懺悔の念を表すシーンはほとんどなかったような気がする。母親の影も薄かった。
音楽が好きで、全然身体を鍛えてなかったマイクまでレスラーにするのは強引過ぎる。実際は6男のクリスもプロレスラーになっている。ケビンの息子2人もプロレスラー。ケリーの娘もレスラーの道を選んだ。そういう意味ではフリッツの呪いは続いているのかも。
デビッドは200センチ越えだったようだ。しかし、フリッツの息子達をテレビで見た記憶はない。
アンドレザジャイアントのせいか?
デビッド役のハリス・ディキンソンは一番背が高く、華があった。しかし、リングでの格闘シーンはほとんどなかった。逆転のトライアングル、ザリガニの鳴くところ、キングスマンと彼が出ている映画を続けてみている。散々ケチつけたけど、次のスクラッパー観る気まんまん😅