劇場公開日 2024年4月5日

「基本的には面白いのだが」アイアンクロー ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0基本的には面白いのだが

2024年4月6日
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鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞78本目。
鉄の爪フォン・エリックの子どもたちが一人残して死ぬという情報だけ持って鑑賞。ホラー映画やサスペンスのような、突然一人ずつ死んでいくショッキングな展開かなと思っていたのですが・・・。
亡くなったり大ケガしたりした時結果として毎回出てくるので急にシーンが飛んだ感じになります。まぁ生き残った側からしたらなぜ死んだのか想像するしかない部分も多々あって仕方がないのかもですが、この映画実話であって実話でない最大の部分は、まだ一人兄弟がいて、その人もしっかり若くして亡くなっていることです。監督によれば尺の都合上仕方なかったとのことですが、仮にも実際の家族を描くに当たって一人省略するというのは人間を数字としか見ていなくてゾッとしました。そこの二点で減点ですが、生き残った唯一の彼の物語としては面白かったです。

ガゾーサ