「古参プロレスファンも納得」アイアンクロー ku-pa-さんの映画レビュー(感想・評価)
古参プロレスファンも納得
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キノフィルム試写に当たっての鑑賞。
80年代の全日中継を観てたプロレスファンにはたまらない作品。
メインのエリック4兄弟もクリソツだが、彼らが対戦するブロディ、レイス、ゴディ、フレアー等もきっちり実物に寄せていて感激。
この作品、字幕で観ててアレッと思うような誤訳がほとんどなかったのが何気にスゴい。
プロレス用語や往年のレスラー名が飛び交う中でストレスなく観られたのは、フミ斎藤クラスの有識者が字幕監修をキチンとしていると思われ。
ミッキー・ロークの「レスラー」でも描かれていたが、プロレスの「仕組み」を赤裸々に描いているのが現代的。
序盤でのケビン&デビッド組対ブロディ&ヘルナンデス組とのタイトルマッチ、控室でスポットを打ち合わせてるシーンが生々しい。
ケビンが付き合い始めの恋人に「プロレスってヤオなの?」とガチに質問される。
それに対しケビンが「俺たちは誇りを持ってやってるんだ」と胸を張って答える姿が清々しく、この作品は信頼できると確信した。
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