「ギスギスした感じは好き」六人の嘘つきな大学生 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
ギスギスした感じは好き
大学生らしいエピソードで始まり、1ヶ月で仲良くなるのは良いとしても、その距離感は早すぎやしないか?という違和感があったものの、かえってそれが最終選考の要項が分かってからのギスギスした空気や、封筒が開けられた後の変貌ぶりの振り幅を大きくして面白かった。
みんな開き直って悪態つく時の表情が別人すぎてゾクゾク。
結局のところ黒幕は誰なんだ?といろいろ考察しつつ、痛快な結末を期待していたけれど、想像していたのとは違う方向に行って、うーん。
起承転までは好きだったけど、そっち行っちゃったか。
決して悪い幕切れではないのだけど。
妹が登場して、この女優さん絶対知ってると思いつつも思い出せなかった。『市子』のケーキ屋さんだったか。
森久保役の倉悠貴さんの風貌が『スパゲティコードラブ』の時と全然違って結びつかない。そういや彼も『市子』に出てたな。
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