カーリングの神様のレビュー・感想・評価
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役者さんが良いです
まず、配役が巧いと思いました。
サードの実乃梨役の長澤樹さん、目が力強いんです。
だから、急成長を成し遂げても違和感がないんですよね。
泉さんは、意見をはっきり言いそうだし、白倉さんは協調性が有りそうに見えるの。
そしてなにより、本田さんは元アスリートなのに、心許ない感じが程よいんです。
それでも、集中した時は、しっかりアスリートの表情になるけど。
ライバル軽井沢チームの舞を演じた川口ゆりなさん、凛々しいんです。
なので、己にも他者にも厳しいのに納得できちゃう。
そして他のメンバー、サードの人が女優さんでリードとセカンドの人はカーリングの選手みたいです。
台詞が結構有ったので、皆さん女優さんかと思っていました。
そして、カーリング場の六角さん高島さんはこの映画に合う様に演技をしていて、ベテランの味を見せてくれます。
なにより、モデルがいる役どころなので、これだけのネームバリューが有る人が演じてくれたら、嬉しいでしょうね。
それともう一人、秋山さんがメガネを掛けるとデキる女に見えるんですよ。
秋山さん、『カメラを止めるな!』のイメージが強かったから意外でした。
もっとデキる女の役も見てみたいですね。
ストーリーは温かい感じのするスポーツ物として、良く出来ていたと思います。
カーリングはあまり詳しくなかったのですが、市川さんが解説してくれるし、選手が狙いを台詞で説明しても競技の特性上、不自然じゃないんですよね、試合のシーン楽しめました。
そして、この映画を観て一番良かった事は、御代田町を知れた事かな。
無知な私、この映画を観るまで、御代田町の事を聞いた事すら無かったんです。
今後、御代田町出身の方に会った時の話題が出来ました。
エンドロールは・・・。
ラストストーン
前に神様が現れるのは意外でした。後、偏屈柄本さんがどんどん好印象になっていきました。
微妙なのはヒロイン二重構造、特に本田望結さんは投げた直後に表情が動いて、役作り出来てない感じでした。
敵スキップが戻って来る所、STUの歌にはがっかりでした。シムソンズの方が良かった・・。
長野県関係者必見
御代田町に住んでる主人公が『軽井沢のチームには行かない』って言うんだけど、この御代田町と軽井沢の関係って、長野県に土地勘ないと分かんないよね。色々と説明してるけど。
それで御代田町のチームが、軽井沢のエリートチームを倒すぞって頑張るのね。
普通に考えたら駄目なんだけど、バスケットをやってたから体ができてる新人と、一度は夢を諦めた元スター選手と、カーリング界のレジェンドがなんだかつながって「いけんじゃねえの?」って話にしてるの。
冷静に考えたらいけないんだけど、特訓したら途端に強くなるのがスポ根の鉄則だから、そこはスルーでいいんだよ。
御代田町のチームは元小学生チャンピオンの設定だから、カーリングできる設定なのね。
でもみんなストーン投げるとき脚が震えてたりするから「役者さん頑張ってるな」感が逆に出てたね。
それで試合のシーンで、期待の新人がスーパーショット決めるんだけど、これがホントにスーパーショットなの。実写で撮ってるんだよね。あのショット誰が投げたんだろ。赤押して、黄色押して、その黄色がダブルテイクアウトするみたいなすごいショットだったよ。
試合の解説は市川美余さんで、試合終了時に「感動で声が出ません」っていう演技すんのね。でもあれ、演技じゃなくて本当に声が出なかったんじゃないかな。みんながカーリングを題材に映画つくろうとして、カーリング素人の役者さんが懸命に練習して投げてるの観て「はい、試合終了シーンのラストカットです」って言われたら声出なくなると思う。
『長野オリンピックは本当に楽しかった』みたいな台詞もあって、長野県関係者は感情移入しやすいと思うので必見だよ。
気軽に王道のスポ根
中高生の頃、ワチャワチャしたりギスギスしたりの女子を不思議に思ってたけど、それを久々に観た気がする。
種目がカーリングになっただけで、オーソドックスなスポ根映画といった感じ。
重いの背負ったり風呂掃除したりと、特訓がわりと古典的。
舞は全方位に性格悪いわ清々しいほどのヒールっぷりで良い。
肝心の試合シーンはちょっとハラハラドキドキ。素人には分からないカーリングのことを解説でちょっと教えてくれる。
結末はそりゃそうだ、なリアルさが良かった。
なんとなく低予算のやっつけ映画かと思ってたけど、キャストは豪華だしなかなか楽しめた。
チラッと映る六角さんとワンカップ、似合うな。
カーリングが地味に熱い!
カーリングはオリンピックの際に多少見知った程度ですが、スポーツ青春物語が描かれることを期待して、ちょっと気になっていた本作。先週は観たい作品が多すぎて手が回らなかったので、公開から1週間遅れで鑑賞してきました。
ストーリーは、長野県御代田町の高校生・香澄は、地元で開催されるカーリング国際大会のエキシビションマッチへの出場を目指して、小学校時代にチーム「みよステラ」で優勝したかつての仲間・優芽と沙帆に声をかけてチーム再結成に動き出すが、軽井沢の強豪チームに所属する舞には断られ、メンバーが不足する中、たまたま東京から転校してきた実乃梨を仲間に加え、新生「みよステラ」として奮闘する姿を描くというもの。
期待どおり、チーム再結成、チーム内での不和、そこからの立て直し、クライマックスの決勝戦と、スポーツものにありがちな王道のストーリー展開で、先が読めても終盤に向けてテンションが上がります。若手出演陣は知らない子が多かったですが、どの子もカーリングをしっかり練習したことが伝わってきて、なかなかさまになっています。カーリングに対するスタンスの違いから多少ギスギスした関係が描かれる場面もありますが、基本的にいい人しか登場しないので、どちらの言い分も理解できます。おかげで、観ていて嫌な気分になることはなく、最後まで安心して観ていられます。
白熱の試合シーンも、選手の目線、ストーン視点、俯瞰とカメラワークを工夫しながら、チーム内での作戦協議、それを視覚化した戦略説明などを織り交ぜ、うまく演出しています。激しいぶつかり合いや目まぐるしい攻防などはありませんが、冷静な分析力、駆け引き、繊細なコントロール、強い精神力などを総動員した、熱い戦いが地味に燃えます。
ただ、全体的に人物の掘り下げが足らず、その行動に共感しにくいため、没入しづらいのがもったいないです。例えば、舞はなぜ「みよステラ」チームを去ったのか、そこにどんな経緯があったのか。コーチを引き受けた女性は、「二度とカーリングはやらない」と言っていたが、過去に何があったのか、そしてなぜ急に心変わりしたのか。レジェンド老人からの電話がきっかけだったことはわかるのですが、そこにどれほどの関係があったのか。そもそもレジェンドと呼ばれる老人は過去にどれほどのことを成し遂げているのか。一方で、チーム新加入の実乃梨はなぜそこまで本気でカーリングに打ち込んだのか。もういろいろ唐突で、登場人物がシナリオに動かされているように見えるのがちょっと残念です。
他にも、オリンピックを目指すような強豪相手に、素人加入の即席チームが善戦するのも、ちょっとできすぎな感じがしてイマイチ乗れません。せめて軽井沢チームの仲間割れから、気持ちを乱した舞が致命的なミスをしたとか、実力差をひっくり返す説得力が欲しかったです。ちなみに、”カーリングの神様”って龍神様なのでしょうか。よくわかりませんでした。
いろいろ気になることはありますが、クライマックスは単純に雰囲気に飲まれて熱いものが込み上げてきます。深く考えずに観れば、最後まで気軽に楽しめるのではないでしょうか。が!最後の最後にどうしても納得いかないのは、エンドロールで流れるアイドルのステージ映像です。本編と何の関係もないように感じ、余韻を削がれたような気がします。あれは必要だったのでしょうか。意味がわからないです。
主演は本田望結さんで、チームをまとめる香澄を好演しています。脇を固めるのは、泉智奈津さん、白倉碧空さん、長澤樹さん、川口ゆりなさん、秋山ゆずきさん、柄本明さん、六角精児さん、田中麗奈さん、高島礼子さんら。
地域の一番星
女の子たちのスポ根チックな映画たまには観ようと思って行きました
女の子たちは本田望結以外知らずくらいの知識でカーリングの知識も皆無でした
こういう作品はテンプレで全然良い!のですが前半のギクシャクするところがそこまで…で心が動かず😞 なんか薄味だなー
説明も特にないしこの子達はなんでそんなことしてたんだ?とか思ってしまいました
いきなり決勝はすっ飛ばしすぎだろwと思いましたが試合シーン良かった!ストーンが氷を滑る音 ストーンがぶつかる音が映画館での迫力があって良かったです!!ドキドキしました
しかし何投目っていうテロップがバラエティーみたいに安っぽく出てきたのでそれはいらないだろと思います
急に出てきたクラスメイトやけに映してくるな…と思ったらエンドロールで察し
まぁまぁそこそこ面白かったかなと思ったけどエンドロールに驚愕しました
なんだあのMVは…しかも本編と全く関係ないし…最後は全画面にドーンは呆れました😔
で、結局カーリングの神様は何をしたから微笑んでくれたの?😬
カーリングを描いているかどうかも微妙か
今年410本目(合計1,501本目/今月(2024年11月度)16本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
「一応は」カーリングを描いたということに「なっている」作品です。
とはいえここでも多くの方が書かれている通り、この映画の作品がカーリングである必然性は低いし(その話のネタはほとんど出てこない)、大半は地域ローカルネタとアイドル等の宣伝(アイドルというより出演者個人?)になってしまっているので、よくあるスポーツ映画(高校生なり中学生なりが挑戦するとか何とか)というのとはかなりかけ離れてしまっていて、そこがどうかな…という気がします。
少なくともカーリングに関して何らか知見を得たいのであれば他の作品もあるでしょうし(あげている方多数)、この映画で「あえて」カーリングを取り上げる意味があるのか…というと微妙でしょうし、何だかどうかなぁ…といったところです。
ただ、人を不愉快にさせるような発言ほかは一切ないので、そこは配慮した形になります。典型的に地域ローカルあるいは出演されている方のファン向け映画という趣旨になるのでは…と思えます(そういう展開になってしまうので、あまり語るところが少ないし、別に当該出演者のファンでもないので…)。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/スポーツ映画だと思って見に行くと肩透かしを食らう)
まぁこれだけ多くの方が書かれているのでもう当たり前だと思いますが、スポーツシーンもカーリングシーンもあるといえばありますが、どちらかというと地元ローカルネタだったり出演されている方のファン向け作品の要素が強いので、それは意識して見に行かないと(逆にその点を把握した上でファンでおっかけをしている等であれば見に行くべきでしょう)肩透かしを食らってしまいます。
カーリングは体幹が大事
いつも行っている映画館での上映期間が短かったのと道産子なのでこれは観ないとと思い鑑賞
軽井沢はカーリングチームが有るイメージだがすぐそばにある御代田町(みよた)が舞台の高校生チームの物語
カーリングの宣伝と御代田町の映画かな
みよたって初めて知ったし最初は架空の街かなって思ってた
他の方のレビューでも有る通り本田さんの演技が光っていた感じはしないかなぁ
4人のチームから1人抜けて素人の娘が加入するのだけどその子が1番体幹良かったかも…
日本代表チームの人達や争っているチームな方々って投げる時の姿勢も低いしブレないっていうのは凄い事なんだなって改めて感じた
練習
種目を変えたらどこかで見たような内容だけど、楽しく見れました。
六角さんはコップ酒がよく似合う。
スポーツ関係や音楽関係の映画では、いかに練習を頑張ってしたのかを感じさせることができるかどうかが説得力となるように思う。
青春スポコンものって感じで面白かった。
御代田町で暮らす高校生の香澄達が、御代田で開催されるカーリング国際大会のエキシビジョンマッチ出場を目指し、小学生以来4年ぶりにチームを結成。
カーリング未経験の新人、ライバルとなる昔のチームメイトとの確執、カリスマコーチ、強豪チームとの息詰まる接戦などなど、青春スポーツ映画って感じで面白かった。
強豪チームとの決戦で負けてしまったのが残念。テレビドラマなら最終回でリベンジとなるところだが、2時間の映画では接戦止まりが妥当かなとは思う。
軽井沢かなんか知らんが本州最古のカーリング場がある御代田が本家本元だみたいな対抗心が笑えた。
だけど御代田町は知名度では軽井沢の足元にもおよばず、カーリング施設も老朽化した御代田に比べ、立派な施設の軽井沢と勝負にならない。西軽井沢。
最後に確執のあった昔のチームメイトがチームに復帰した場面が良かった。
氷上のシーンや掛け声は良かった!!
氷上のシーンは集中できてとても良いですが、これはカーリングが元々持っている魅力だと思います。ドラマ部分が凄くつまらないので、もう二度とない機会だろうに勿体無く感じました。ネガティブな要素は入れず、練習→小休止→試合→小休止→軽井沢戦のシンプルな構成にして、実戦の中でメンバーが神憑って掴んでいく様を観客に追体験させる映画だと良かったです。その方が高揚感があり、かつての「ヒカルの碁」とまでは行かないまでも、カーリングのファンは確実に増えたと思います。また爺に怒鳴られるシーンが4回位あり、その度にビクッとなりストレスを感じて不快でした。師匠はミドルエイジのオリンピック経験者か、チームに光を見た外国人等で良くないですか。本田望結さんが可愛くなくなった気がします。過去Dreamcastの時に思いましたが、秋元康とのタイアップに予算を割くのは、無駄どころかかなりの有害だと思います。総じて、前作があの知的なシャイロックの監督とは思えない凡作でした。一応チームワークがテーマの映画でしたが、ショボい奴ら(脚本や製作を筆頭に秋元康を含む)の中に入ると、自分の仕事もショボくなってしまう事を思い知りました。
技術とチームワーク
小学生の頃に結成し5年前には優勝経験もあるが、その後メンバーの移籍もあり活動を休止した長野県御代田町のJrカーリングチーム「みよステラ」の話。
カーリングホール御代田が世界大会を招致して、有名選手とのエキジビションマッチが開催されることになり、その権利を賭けて軽井沢の名門チームと戦うことになるストーリー。
軽井沢への一方的なライバル視、というか劣等感半端ないっすねw
メンバーの移籍により人数が足りないことから、そのメンバーを呼び戻そうとするけどけんもほろろ(*_*)
そんな時にカーリングの見学に来た引越して来たばかりの未経験者をむりやり巻き込んで行くけれど…撮影に際して頑張ったんだろうけれど、やっぱり御代田レディースの方と比べてデリバリーの時の前脚の安定感が無いのは仕方ないですね。。。
まさかのレジェンドの暗躍であっという間にあっという間に戦える状態になったみよステラ…と思ったら、10ヶ月も経ってた体なんですね。
そんな感じでテンポが良過ぎたり、お約束の様な展開の連続だけれど、わかりやすくて爽やかなザ・スポーツ青春物語という感じでなかなか面白かった。
神様はちょっと安っぽかったかなw
一石二テイクアウト
何を隠そうカーリングのファンである。ロコ・ソラーレの北京オリンピックの試合は全試合録画して、何度も見ている(と言うのも、結果は知っていても、試合経過までは覚えていないので)。ゲームの繊細な駆け引きとか、超絶技とかこんなにわくわくする競技もないと思う。
さて、カーリング映画と言えば先行して「シムソンズ」がある。あちらは実話ベースで北海道の常呂町が舞台で、モデルとなったチームは実際オリンピックまで行っている。一方、本作は長野県の御代田町の高校生たちの話で、小学校の時優勝して以来カーリングから遠ざかっているという設定。しかも目標は大会で優勝するとかではなく、エキシビションに出場してロコ・ソラーレに会ってTVに映ることだと言う。映画のプロットとしてあまりにも弱くないか?(みよステラというチーム名もロコ・ソラーレの妹分ロコ・ステラからとったのか)
フィギュアスケーターで役者も兼ねる本田望結が主役だと思っていたら、途中からどちらかと言えば長澤樹演じる新加入のメンバーの方にシフトしていく。始めて半年でダブルテイクアウトとか決めるのはかなりの離れ技だが、まぁ、そんなこともあるかもしれない。本田望結は終始同じような困り顔を浮かべていた。
カーリングの試合のシーンは軽井沢ECとの決勝戦ぐらいで、女子同士でぐちゃぐちゃもめている尺が結構長く、辟易する。決勝戦までどう勝ち抜いてきたのかもわからない。その肝心の試合もクローズアップショットが多く、とびとびなので流れがつかみにくい。もっともカーリングはひと試合3時間くらいかかるので、ていねいに追っていたらそれだけで大作になってしまうが。
最後まで見ると、STU48のMV100分バージョンだったのかという気も。
結論として、カーリングファンとしては、劇映画で見るより実際の試合の方がはるかに面白いと得心した次第。
本田望結がとても美しい
カーリングは全く知らなかったので、最初は話が頭の中になかなか入ってこなかったのですが、懐かしいスポ根青春もので好きな映画でした。
本田望結さんはそこそこ好きだったので、退屈することなく楽しめました。望結さんは意外とふっくらとしていたけど、体幹とか凄いのだろうなと思い、美しいフォームでした。
カーリングの楽しさも分かり、白熱の試合も感動しました。
難癖ジィさんはレジェンド。
解散してるカーリングチーム「みおステラ」、地元御代田で開催される国際大会エキシビションマッチに出ようと再結成を目指し元チームメイトに話を持ち掛ける清水香澄の話。
小学生時代に優勝経験のある幼なじみで結成されたチーム「みおステラ」、かつて同チームでもあり仲間でもあった曽根原舞が在籍する強豪チーム(エリートクラブ)とエキシビションマッチで対戦することになる「みおステラ」だったが…。
再結成し指導者も見つけ動き出したミオステラだったけど、蓋明けてみれば仲良しこよしな甘々チーム、…に未経験者だけどバスケ部経験ありの実乃梨が新しい風を起こしたり、新人未経験の彼女のトレーニングを裏で指導してる施設?病院?のオヤジsと。
レジェンドから言われた「迷ったら攻めろ」でみせた中盤辺りからの試合にはちょっと涙で、試合後の香澄と舞の「神様いたね」にはまた何故か涙と。
カーリングって競技は勿論知ってるけどオリンピックとか一切見ない私からすると、ほぼ初見でルールも知らなかったけれど楽しめた。
EDのアレは論外だが、チームの五輪までの距離感がわからないのがモヤってしまった
2024.11.11 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(99分、G)
最古のカーリング場がある町を舞台にした小学校時代のチームの再建を目指す高校生たちを描いた青春映画
監督は本木克英
脚本は谷本佳織
物語の舞台は、長野県北佐久郡の御代田町
かつて小学校時代にカーリングで優勝を果たした香澄(本田望結、幼少期:奈良澤祐佳)は、親友の舞(川口ゆうな、幼少期:平岡灯代莉)がチームを去って以来、気の抜けた青春を過ごしていた
ある日のこと、世界大会のエキジビジョンが御代田町で行われるという話が持ち上がり、その為にご当地チームを復活させることになった
香澄は、優芽(泉智奈津、幼少期:町田埜乃花と沙帆(白倉碧空、幼少期:佐藤彩海)に声をかける
そして、舞も声をかけることになったが、彼女は意にも介さず、仲良しチームよりは勝てるチームでプレイがしたいと断言するのである
映画は、この町に転校してきた実乃梨(長澤樹)が4人目として強引に加えられる中で、チーム強化の為に元日本代表候補の鈴木あゆみ(秋山ゆずき)にコーチをお願いする様子が描かれていく
あゆみは素人の実乃梨をサードに据えるならばと条件をつけるものの、サードは沙帆のポジションで、優芽は納得できないと抵抗する
それによって再び休止状態になるものの、足を引っ張っていると考えている実乃梨は自主練習を始めていく
そして、その指導にあたるのが、実乃梨の母・真紀(田中麗奈)が働いている老人ホームに入っているレジェンドこと小宮山進(柄本明)だったのである
と、よくある青春スポ根ものの王道展開を迎える本作だが、カーリングを全く知らなくても「なんとなくわかる」程度には説明されている
だが、映画から伝わらないのは「オリンピックへの道筋」であり、ライバルとなる軽井沢ECの日本代表への距離感と、みよステラとのレベルの差であろうか
エリートチームとは言え、どの規模の強さなのかわからず、長野代表レベルなのか、日本代表を争うほどなのかというところが読めない
劇中のアーカイブで登場するロコ・ソラーレは超有名なチームで、このチームとの距離感はどれぐらいだったのだろうか
カーリング自体のルールなどはわかるのだが、最終決戦となる試合の行く末によって、彼女たちがどのレベルに到達するのかというのが抜けていたのが問題だったように思えた
その辺りが見えないので、しきりに勝ちたいという舞の気持ちを担保することに繋がっておらず、単にわがままを言っているだけのように思えてしまう
映画は、このあたりの細かなところを抜きにしてもそこそこ楽しめると思うが、カーリングになぜ体幹トレーニングが必要なのかとか、酒瓶担いだり反復横跳びレベルで鍛えられるのかはわからない
アーカイブで登場するロコ・ソラーレのチームの投擲(ショット)の姿を見れば体幹の強さは一目瞭然で、有力選手の舞ですら結構震えていた
彼女のレベルを見せるのがこの体幹の強さとブレないショットだと思うのだが、さすがに短期間でそこまでのトレーニングは難しいのだろう
これらの細かな描写をきちんと描くことでチームのレベル差というものも見えてくるし、舞が軽井沢ECで孤立している背景も見えてくる
俳優さんにそこまでを求めるのは無理なのかもしれないが、そこにこだわってこそのスポーツ映画なのではないだろうか
いずれにせよ、これらの細かさなツッコミもEDのコンサート映像で全てが吹っ飛んでしまう映画だった
てっきりアイドルグループの誰かが主演級に登場しているのかと思いきや、唐突に挿入される香澄のクラスメイトと言うのはねじ込みにしか思えない
しかも、御代田町に全くゆかりのない瀬戸内海を中心に活動するグループのコンサート映像と言うのは映画を冒涜するレベルに近いと思う
映画を観ていた時は「長野県のご当地アイドルがタイアップしているのかな」と思っていたが、作詞はガッツリ例の人だし、ググったら縁もゆかりもなくてビックリした
同じ楽曲を使うにしても、みよステラと軽井沢ECの8人で歌った方がまだ心に響いたのではないだろうかとか、余計なことを考えてしまった
ファンの人には申し訳ないが、推している人からも困惑するタイアップだと思うので、足元見られない為にもファンとしての意地を示しても良いのではないだろうか
それなりに面白いが残念なところも多かった
ブランクのある主人公が昔優勝経験のあるチームを再結成、元チームメイトを再招集するという話。元チームメイトの1人が他のチームに所属していたり、未経験の子がチームに参加することになったりで好きな要素がてんこ盛りの青春映画だ。
カーリングのルールはおぼろげに理解していたけど、優しい説明や解説があったから全く知らなくても楽しめる優しい設定。ブランクがあって熱心に練習しないといけないのに、チームがまとまるまでに少し時間がかかるのがもどかしい。こんなんじゃ勝てないよ。と思っていたら、いきなりエキシビションマッチに参加するための予選決勝になる。予選は2チームだけってこと?ダイジェストでその前の試合を見せて盛り上げてほしかった。上映時間の問題があるからある程度はしょるのは仕方ないけど。でもその予選決勝はそれなりに熱い戦いだったからまだマシか。初心者だった子の成長や、元チームメイトの変化とか王道の流れを存分に楽しんだ。
試合の結果について異論はないが、その後の展開には違和感が。なぜあの子がそんな決断をしたのかがよくわからない。あの子の目標からは確実に遠ざかる決断だろ。そしてこれからのみよステラは?むしろこの先の方がゴタゴタするんじゃないかとさえ思えてしまう。
それでも一応キレイに終わったってことで納得しようと思っていたら、エンドロールに謎の映像が流れてきた。出演していた俳優たちが歌っているわけでもないのに。もしかしたら、試合を観ていた謎の同級生たちがこれか!と思った。なんのエピソードもないのに座って応援していたことに違和感を覚えたがこのためだったのか。こんな変なエンドロールの映画は記憶にない。エンドロールをただの広告媒体に使われた感じで気分が悪かった。
ちなみにみよステラのコーチを演じた俳優さんは「カメラを止めるな!」の主演の人。久々にスクリーンで観ることができて安心した。
本田望結に期待しすぎたかも
軽井沢の西隣の町・御代田町の高校生・香澄は、小学校時代にカーリングチーム・みよステラ、で優勝したことも有ったが、その後チームは解散していた。御代田町でカーリングの国際大会が開催される計画が有り地域が盛り上がっていた。香澄は大会のエキシビションへの出場を目指し、元チームメイトの優芽と沙帆に声をかけ、みよステラを再結成することになった。かつての仲間の舞も誘ったが、現在は軽井沢の強豪チームに所属していて断られ、彼女は大会への出場チームのライバルとなった。新メンバーとして加入した転校生・実乃梨は素人で最初は戦力にならず、コーチも見つからず、さてどうなる、という話。
御代田町は本州で1番最初にカーリング場を作ったりそうで、今でも軽井沢町に負けたくないと頑張ってるんだと知った。
女子高生がカーリングをする話なんだから、もっとランニングとか筋力トレーニングなどの練習シーンが有った方が良いと思った。
香澄役の本田望結はフィギュアスケーターなのだがカーリングはイマイチだったかな。忙しかったのか、前に出す方の足が安定せずグラグラしてて練習不足でイマイチだった。元子役なのに演技も上手いとも思わなかったし。期待しすぎたかも。その点、実乃梨役の長澤樹は表情豊かで魅力的だったし、ランニング姿もカッコよかった。
最後、別に舞が合流しなくても良かったんじゃないかな。Vサインで星を作るためだけの合流に感じだが。
ちゃんと見えたよ神様の姿
カーリングと言えば北海道かと思っていたけど、長野の御代田町もカーリングが盛んな町だったのですね。
本田望結ちゃん始め、若い女の子たちがんばってました。カーリングの練習も一生懸命やったのでしょうね。試合のシーンも緊迫感があってドキドキ。あの神様はみんなに見えてたのかな?
最後に舞が香澄たちのみよステラに帰って来た場面は目頭じわっでした。
そんな女の子たちを支える脇がまた良かったのです。高島礼子さん、柄本明さん、田中麗奈さん、六角精児さんなど豪華です。
でも一番印象深かったのは田中麗奈ちゃんのお母さんっぷり。がんばっていきまっしょいから26年、娘を懸命に応援する素敵なお母さんでした。
いい映画を見ました
良い 『カーリング🥌の知識』は 有料パンフ🈶に載ってます 普通の 青春 スポーツ作品。
良い
今週は 何作も 進撃の巨人とか 赤いサンタさんとか アメリカホラーとか封切りで激戦
だから あまのじゃく の俺は 一番観客少なそうな 本作 敢えて見た
予想外の低迷でも無く 予想以上でも無く 想定内の安定映画。
主人公は⛸️スケーターの 本田望結さん健闘だけども
俺的には ライバルとして袂をわかった 川口ゆりな さん😍
コーチ役の 秋山ゆずき さん😍
柄本明 さんも田中麗奈さんも皆さん頑張ってらっしゃいました
オリジナル脚本 実際にプレイ画面が9割❓
長野県 御代田町 🆚軽井沢
両方とも頑張って👍
龍神伝説の寺❓
当然,合宿的に撮影の若人たち 大自然
まあ カーリング🥌わからない俺でも 有料🈶パンフ熟読前でも理解できました
STU48 瀬戸内発 の歌唱も堪能できました。
常人の運動神経では到底不可能な フィギュアスケート⛸️
常人の下半身筋肉では到達不能な スピードスケート⛸️
かなり 運動神経の軽快さ求められる ボブスレー その他若干格闘系
常人には無理な スキージャンプ プロレベルの精鋭 アイスホッケー
とかと違い 環境と鍛錬次第で 上級者になり得る カーリング🥌も良いよね 🆗と思った
年配の方 ハンデのある方 でもプレイ可能なのが良い
良い 青春ドラマでした。でも 俺の邪悪な心が 『カーリング🥌はよくわからないなあ ハケで掃く意味が物理的に理解できない』と申してました。【邪悪な心ですから】
有料🈶パンフはコンパクトなので是非❗️チト初心者🔰がレギュラーは はてな❓でした。
空いてて良かった 皆さん観て❗️
全26件中、1~20件目を表示