ラストホール
劇場公開日:2024年9月6日
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解説
「退屈な日々にさようならを」「少女邂逅」などの映画に出演してきた俳優・秋葉美希の長編初監督作品。秋葉が自身の父との別れの経験をもとに手がけた作品で、若手監督の登竜門である第17回田辺・弁慶映画祭でキネマイスター賞を受賞した。
父・陽平の死から背を向けて生きてきたダンサーの暖。やがて踊ることを止めてしまった彼女は、故郷からやってきた幼なじみの壮介によって、陽平の残した一枚のメモに記された場所をたどる旅へと連れ出される。その旅の中で2人は陽平の面影に触れ、咀嚼(そしゃく)できずにいた思いを飲み込んでいく。
秋葉が監督・脚本のほか自ら主演を務め、主人公の暖を演じた。彼女を旅に連れ出す幼なじみの壮介役は「赫くなれば其れ」などで活躍する田中爽一郎、父・陽平役は川瀬陽太がそれぞれ務めた。そのほか森羅万象、鈴木卓爾らベテランも脇を固めている。田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」(24年8月23日~9月12日=テアトル新宿/24年9月20~26日=テアトル梅田)で上映されて好評を博したことから、2025年1月に単独で劇場公開。
2023年製作/71分/G/日本
劇場公開日:2024年9月6日