劇場公開日 2024年8月17日

侍タイムスリッパーのレビュー・感想・評価

全798件中、121~140件目を表示

3.5そうきたか~!

2024年10月31日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

単純

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チョリさん

4.0映画をつくる楽しさが目一杯伝わってくる。

2024年10月31日
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鑑賞方法:映画館

京都国際ヒストリカル映画祭の企画市に応募した企画がこの映画の原型だったらしい。時代劇の縛りがある部門だったということで、侍がタイムスリップして福本清三さんのオマージュである斬られ役となる設定はこの時から変わっていないようだ。企画自体はそれほど目新しいものではない。現にコンテストでは最終選外となった。
安田淳一監督はここから完全シナリオを書き起こし粘り強くスポンサー探しを続けた。ただそれは必ずしもうまくは運ばず、この映画の製作費は安田監督の個人会社である未来映画社のほぼ持ち出しになったようだ。製作費なんと2600万円。普通はTVCM1本撮るにも足りない金額である。
一方、撮影には東映京都撮影所の全面的な協力が得られた。低予算でなんとか制作できたのはひとえにそのためである。
時代劇の再興が脚本の中で明瞭にうたわれている。ここが東映京都の幹部、スタッフの心を打ったことは間違いない。良い脚本は良い映画のベースとなるものであるが、製作段階での理解者や支援者の確保にも欠かせないということだ。
ただ時代劇の再興というのはこの映画の主眼ではない。この映画の素晴らしいところは、時代劇の枠を超えて制作者や出演者が凄みや真実み、映画としての面白さや深さを追いかけ、まっすぐ取り組んでいる姿を描いているところである。高坂新左衛門と風見恭一郎も遺恨を超える。だから最後の真剣による立ち会いも映画的な奇跡に収れんされる。フィルムの中にいる人たちと、フィルムをつくっているひとたちが同じスタンスで映画つくりを楽しんでいることがビンビンと伝わってくる。その雰囲気は我々観客をすら幸福にする。

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あんちゃん

4.5狂気の作り方

2024年10月31日
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上手
万人受けする良い映画
ベタな日常が一番だね

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G列は貸し切り

5.0もっとみんなに

2024年10月30日
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楽しい

話題になってから2度観ました。とにかく
たくさんの人に届いて欲しい映画です。山口馬木也さんは全てに於いて素晴らしく演技だけではなく佇まいだけで魅了されます。もっともっと皆で応援して行きたい素敵な映画です。安田淳一監督の脚本力、全てをこなすマルチな才能、沙倉ゆうのさんの助監督、(めちゃくちゃ若見えの)主演女優としての姿にも感動です。かっこよかった峰蘭太郎さんもちろん冨家ノリマサさんはじめ今まで知らなかった魅力的な役者さんたちを知れた事も嬉しいです。明日も観に行きます。

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コロネ

5.0男の生の証明

2024年10月30日
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素晴らしい作品、ラスト息飲む圧巻殺陣映像でした。
とにかく全ての役者の熱量がすごい。

この作品を田舎で見ることがてきたのは、映画COMの皆様の推しのお陰です。
ありがとうございました。

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かな

5.0最高のエンタメ

2024年10月30日
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久し振りにめちゃくちゃ楽しい映画を観ました。

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Daisuke A

4.5観るかどうか迷ったけど、観て良かった!低予算感が拭えないのは仕方な...

2024年10月30日
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観るかどうか迷ったけど、観て良かった!低予算感が拭えないのは仕方ないが、素朴さがあってそれも良い。山口馬木也も実に良い。男前で演技も上手いのに、なぜ主役級になれないんだろうと昔から不思議に思っていたので、個人的にとても嬉しい。蜷川幸雄や藤田まこと等レジェンドたちに鍛えられた、確かな演技力と役者魂に、ただただ感服した。冨家ノリマサもさすがベテランの良い演技でした。『将軍』もエミー賞を受賞したし、『八犬伝』や『十一人の賊軍』も公開。今時代劇が熱い!(『八犬伝』はイマイチ、あの制作費をこの映画に分けてあげて欲しい…)

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mini

5.0めっさんこ、面白かったです。

2024年10月30日
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幸せ

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いとしのサリーとたくんとたまころたんちゃん

4.0作品の良し悪しは、脚本の良し悪し

2024年10月30日
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いまどきの映画は、優れた技術のおかげで音響や映像などどれも素晴らしいものとなった。
が、結局は作品の良し悪しは、脚本の良し悪しだといっても過言ではない。
このことを立証するような映画と出会ってしまった。まさに、この作品のことである。

今までに見たこともないようなチャンバラ。
いや、チャンバラといってはいけない。
私たちが忘れてしまった大切なものを思い出させてくれる、
そんな映画だった。

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でじかめお

3.5時代劇の斬られ役を主役にした奇抜なバックステージものの、愛おしさ

2024年10月30日
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楽しい

幕末から140年後の2007年の東映太秦にタイムスリップした会津藩士が、得意の剣術を生かし斬られ役として活路を見出すストーリーを丁寧に自主製作した時代劇コメディ。少ない制作費の中で脚本も手掛けた安田淳一監督が撮影まで担当したことに、先ず驚きを隠せない。あのチャップリンでさえ撮影は専門のカメラマンに任せているし、他に想い出しても「男と女」のクロード・ルルーシュしか知らない。それだけ限られたスタッフで作り上げたことが想像できるのだが、上映時間131分の長尺を緩みなくまとめあげた編集も丁寧で、この安田監督の八面六臂の活躍ぶりに敬意を表したい。何より時代劇の斬られ役にスポットを当てた斬新さと、戊辰戦争の歴史的背景を持つ主人公の内面描写の深さ(会津戦争の前に現代へ)、そして主人公だけではないタイムスリッパーを物語の展開に生かした工夫の巧さと面白さ、これらが一つになった脚本が素晴らしい。

主人公高坂新左エ門役の山口馬木也始め主要キャストは殆ど50歳を超えたオジサンばかり。有名ではなくても、これ迄映画やテレビで培ってきた経験と実力を持っている。それが地味に終わらず、みんなが生き生きと演じていて新鮮に感じます。殺陣師関本役の峰蘭太郎氏の凛として厳しくも、温かみのある眼差しが主人公に注がれている。それは日本映画全盛期を支えた時代劇の継承者の次の世代へのエールでもあるでしょう。風見恭一郎役の冨家ノリマサの安定感と包容力が、山口馬木也の泥臭く純朴な新左エ門と対立するキャラクター。これが後半の見せ所になっています。時代劇スター錦京太郎役の田村ツトムと斬られ役俳優の安藤彰則も役柄にあって個性を発露。

制作費2600万の自主製作映画でも大手の配給会社を通して拡大公開されスマッシュヒットする現代の珍事。時代から取り残されつつある時代劇への愛に溢れた安田脚本が、素敵な作品になりました。この映画は、面白い脚本と真摯な監督・スタッフ、そして経験と技量を持ち合わせた役者が揃えば良いものが出来ることを、見事に証明しました。

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Gustav

4.5低予算ながらも、確かな魅力が光る一作!!

2024年10月30日
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興奮

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緋里阿 純

5.0お見事でした!

2024年10月30日
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鑑賞方法:映画館

高坂新左衛門(山口馬木也)が現代に飛ばされ不器用に、だけど素直に懸命に何とか斬られ役として仕事ができるようになるまで声を出さず笑いっぱなしだった。それが後半、風見恭一郎(冨家ノリマサ)の登場で雰囲気が変わる。

そしてクライマックスの二人の勝負。本当に侍を(お会いしたことはないけれど)見ているようだった。息を止めていた。

この二人だけでなく、山本優子(沙倉ゆうの)を始め誰もが良かった! なぜここまで魅せられたか。うーん。真剣にこの映画に取り組んでいることがすんなりと伝わってきたとしか言えない。あっという間の時間でした。

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Eric

4.5素直に面白い!

2024年10月30日
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鑑賞方法:映画館

 映画館にて鑑賞しました。

 素直に面白かったです。
 主人公はタイムスリップしてきた会津藩の侍という設定を最後まで活かした作品でした。鑑賞中も「この侍が現代にタイムスリップしたら、確かにこんな感じかも」と常に納得させてくれる俳優さんの演技と、論語をそらんじることができるほどしっかりと教育を受けてきた、というようなキャラクターの背景が様々な部分で補完されており、そのことも納得度を自然と高めていたと思います。侍が現代にタイムスリップしたことによる生活習慣のギャップを変にギャグに走りすぎた描写とすることなく、ストーリーを進めてくれる感じが、より没入感と見やすさを担保してくれていた気がします。

 個人的には、やはり映画撮影の最後のシーン、殺陣、というか斬り合いのシーンが一番の見どころだと感じます。時代劇ではあるのですが、TVドラマの時代劇を超える緊張感が走るシーンでした。カメラワークにもこだわっているんだろうな、と自然と思わせてくれる感じ、自分は好きですね。
 なにより、真剣での斬り合いという、本当の命のやり取りを行っているんだ、という臨場感を感じました。言い過ぎかもしれませんが、このシーンを見るためだけに映画を見に行っても良い、と個人的には思います。

 作品の出来栄えとは全く別の話ですが、助監督が「リアリティっていうのは、全部を本物でやるということではなく…」(うろ覚え)と劇中で言っていますが、こんな時代になってもなんとなくCGが嫌いな自分にとっては、低予算な映画だからかもしれませんが、CGを使わずに全て実写でとっているであろうこの作品について、見ている最中の違和感がなく、とても見やすさを感じました。

 鑑賞した方はやはり「カメラを止めるな!」のあの空気感を思い出すはずです。自分もそうです笑。作品の出来に予算は関係ない、と思いつつも、やはり金がかかっていようがいまいが、やはり面白いものは面白いんだな、と改めて感じさせていただきました。

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kame-pukupuku

4.0逆輸入版の侍

2024年10月29日
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楽しい

単純

最初はテンポ悪いなーとか創作映画感も強く感じた

ただ、本当に侍がタイムスリップしたら、の世界観と表現が違和感無かったので、途中からはコミカルな笑いもあって楽しめた

これが海外で受けたのか〜っていう不思議な感じです

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ともすび

4.0素晴らしい時代劇

2024年10月29日
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笑える

楽しい

興奮

口コミが気になり
冒頭のチャンバラはあの黒澤かと
音楽もそうですが
ありきたりなタイムスリップものでは無いのがミソです
ほんまモノの侍が殺陣をするという
奇想天外な物語は笑えます
他の方は泣けたと言われますが
某は後から涙しました
福本精三さんの口癖で(一生懸命していれば誰かが見てくれている)
その言葉に
一ヶ月前からしてたのでもう少し
早くみたら良かったと思いました
最後の乗客に出ている冨家さんの
演技もなかなかでした
何故か木刀を振りたくなりました
テレビもそうですが 日本人の魂
時代劇が復活して欲しいです
真田さんも頑張っていますし

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会津若松のお花チャン

3.5どの時代でもお侍さん大活躍

2024年10月29日
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めちゃくちゃ面白かった。
漫画チックな展開もイイ!!

タイムスリップした場所が見た目だけでも違和感なく過ごせたら、多少馴染みが早いのだろうか。
アラビア数字は読めるんか!?とかちょっと所々もちろん気になるとこはあれども、話の筋が面白いから気にならず。

出てくる人、皆良い人で最後まで安心して観られるのもよかったな。
監督、撮影・編集、監督大活躍でお仕事されたのね。音楽もよかったな。
どのキャラもよかったけど、お寺のお母さんが好きでした。

色んな愛が詰まってて、始終笑えるけど優しい気持ちで終わりました。
新しくて楽しい映画だった!

平日のお昼ご飯またぐ時間で観たけど、割と入っててびっくりしたよ。
どの世代が観ても楽しい映画だと思います。

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icco

4.0最後の殺陣は迫力満点でした。

2024年10月29日
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興奮

幸せ

遅ればせながら、自主制作映画ながらもロングランヒットとなっている話題の「侍タイムスリッパー」を鑑賞。

ーー幕末に生きる侍が、ひょんなことから現代の時代劇撮影所にタイムスリップする。はるか昔に江戸幕府が滅んだ事実に愕然としながらも、やがて決意を新たに現代で生きていくべく「斬られ役」で身を立てようと奮闘するーーというストーリー。

限られた予算と少人数のスタッフで作られたらしく、確かに映像や音響面で気になる箇所はありましたが、脚本の素晴らしさと、演じる役者さんやスタッフの熱意のようなものがビンビン伝わってくる映画でした。

特に最後の殺陣のシーンは鬼気迫るものがあり、迫力満点でした。観ている自分まで緊張しました。
助監督:山本優子役の沙倉ゆうのさんは、ヒロイン役としての出演だけでなく、ほんとのスタッフとしても映画制作を裏で支えていたらしいですね。素朴で可愛いかった😍。

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JUUUN

4.0最後は引き込まれる

2024年10月29日
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ぺこぽん

4.5新しい風

2024年10月29日
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後れ馳せながら、今日見てきました。
映画は自分のペースで見るものなのだから、早いも遅いもないんですが、ノーマークだったのがアクセスランキング上位で目にするようになり、映画をあまり見ない友人にも面白いらしいと聞き、高評価が多く盛り上がっている今、やはり映画館で見たいなと行ってきました。

平日の昼間だけど結構お客さんがいて、皆さん集中する面白さだったのか、スマホチラ見の人も、ビニールをガサガサする音もなく、快適に見れました。
(本来それが当たり前なんだけど)

評判どおり、良かったです!
コミカルで面白いお話。構成が良くできている。ラストの真剣で向かい合う撮影のシーンは涙がちょっと出ました。

時代劇離れ、私は時代劇がやや苦手なので耳が痛いー。でも見ると結構面白い。そういう人も沢山いるでしょう。
作り手は本当に大変。廃れていく・縮小していくものを継承していかねばならない。製作陣の時代劇愛が伝わりました。

山口馬木也さんはイケメンさんだし名前が珍しいのでインパクトがあって知ってはいました。が、出演されてる「告白」「悪の教典」「JIN-仁-」を見てるんですが、ごめんなさい覚えてない(>_<)
今作の新左衛門はキョトンとするところとか時々キュートだなと思いました。

他の皆さんは存じ上げなかったですが、主役含め、コメディもくどすぎなくて、とても良かったです。沙倉ゆうのさんはマルチタスクですごい。
口コミの力、インディーズの面白い映画が広がっていくのは嬉しいことですね。

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ふわり

5.0侍タイムスリッパー

2024年10月29日
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楽しい

興奮

幸せ

本当に久しぶりに楽しめた邦画でした。
映画館で観ることの楽しさを再確認して、リピートしてしまいました。
誰も不幸にならないエンディングが嬉しい。
山口さんの主演男優賞獲得を応援します。

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Arata