「改めて、俳優ってすごい。」侍タイムスリッパー ちはやさんの映画レビュー(感想・評価)
改めて、俳優ってすごい。
メディアではあまり取り上げられてないですが、徐々に公開館数を増やしてるそうで。そして、インディーズ映画。
既視感‥。どこか、「あの映画」と似た香りがする。
たまにしか行かない、TOHO系列にて鑑賞。観客はほぼ中年以上。男性率高め。
レビューなんかみてると絶賛の嵐、恐らく「あの映画」と同じ様にネタバレ厳禁、爆笑の嵐の映画体験ができるのでしょうと期待大。
序盤、こてこてのギャグに、空振りもあるけどチラホラと笑いが出て良かったです。でも、「あの映画」の様に映画が2度始まる訳ではなく、あくまで王堂のストーリー。
後半はメッセージ性(先人たちの思い・未来への継承)強く感銘を受けます。「殺陣」に対する解説もなるほどと目を見張ります。
今作は、「あの映画」程、どんでん返し、爆笑などの要素はありません。しかし、普段はあまり見られない俳優(特に、山口馬木也さん、冨塚ノリマサさん、峰蘭太郎さん)のセリフ、拳の効いた一言は圧巻です。スクリーン越しに効いても迫力が凄いので、間近にみるとさらにすごいんだろうな。
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ちはやさんのコメント
2024年9月18日
コメありがとうございます。
なるほどその通り。今作は筋がしっかりある骨太映画でしたね。
映画愛、そして「何かを後世に伝えたいという強い思い」がこの映画が多くの人を魅了するポイントだと思いました。
uzさんのコメント
2024年9月17日
「あの映画」は“アイデア”で、本作は脚本や演技の“強度”で低予算を撥ね退けていたと感じました。
そして、どちらにも共通する熱意と映画愛。
拡大上映も、利益だけでなくそこに根差していると思いたいです。