「大画面、大音響で鑑賞できました。」「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5大画面、大音響で鑑賞できました。

2024年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 映画館にて鑑賞しました。原作は未読です。刀鍛冶の里篇まで全てアニメで鑑賞済みです。

 刀鍛冶の里篇の第11話と柱稽古篇の第1話が見ることができるという本作。正直、映画としての評価うんぬんというのとは違うのかな、と思いつつも投稿しています。
 個人的には、刀鍛冶を喰おうと追いかける半天狗を追うのか、陽の下で焼け死にそうになっている妹・禰󠄀豆子を守るのかという葛藤する炭治郎のシーンが一番印象的です。
 このシーンの炭治郎の「決断できない」というセリフは、音声で聴くと良くも悪くも耳に引っかかるセリフだな、と思います(漫画として読むと違うのかもしれませんが。)。なんとなく「決められない」という音・言葉の方が、時間が差し迫っている瞬間の感情として、より自然な気がする、というだけですが。ただ「決断できない」という言葉のチョイスが炭治郎らしいな、とも思います。

 前回も「上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」という形で上映され、今回も新シリーズの第1話が映画の後半になるわけですが、シリーズの第1話ということでどちらかというと日常シーンになるため、映画として後半の盛り上がりに欠ける感はしょうがないですね。

 アニメ映画でも、やはり鬼滅の刃は客層が広いな、と思いました。

kame-pukupuku