「こんなところにもジュラシック・パークが・・・」映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなところにもジュラシック・パークが・・・
「ジュラシック・パーク」シリーズを見直している時に、本作品がテレビ放映されたので、録画しておきました。シリーズを見終わったところで鑑賞したんですが・・・
そのまんま、「ジュラシック・パーク」クレヨンしんちゃんバージョンでしたね。
2024年の公開でしたから、「ジュラシック・パーク」の新作公開に向けて製作されたものか?或いはジャングリア沖縄のオープンに先駆け、恐竜ブームの再燃を狙ったのか?
どちらにしろ、本作品は「クレヨンしんちゃん」シリーズの最高興収と言うことで、期待度いっぱいでの鑑賞です。
【ネタバレ】
本物の恐竜を見ることができるディノズアイランドが開園して、大賑わいとなった頃、野原邸に新たな仲間がやって来た。
シロが仲良くなった不思議な生物がナナと名付けられ、野原一家やカスカべ防衛隊に欠かせないものとなっていく。
実は、ナナは本物の恐竜でディノズアイランドから執拗に追われていた。必死に守り抜こうとするしんちゃん達だったが、ディノズアイランドから外に出た恐竜たちが迫りくる・・・
相変わらずのおバカ騒ぎに、くだらないとしかいいようのないストーリー展開。でも呆れながらも観ちゃうんだよね。所々で目頭が熱くなっちゃたりして。ズルいんだよ、この落差にすっかり魅せられてしまう。
いや〜、クレヨンしんちゃんって、ホンっと面白い。
おっと、言い忘れてましたが、本作品の恐竜たち、なかなかしっかり描き込まれてたんじゃないでしょうか。(「ジュラシック・パーク」シリーズを観たあとだから余計にそう思う?)
特にT・レックスが良いですね。最近の一説で毛が生えていたんじゃないかってのを何かで見た気がします。本作のT・レックスがまさにそれだったんで驚きました。
