「色々シロの事ばかり」映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
色々シロの事ばかり
考えてしまいましたw
子にせがまれていたのですが、スケジュールが取れず、今更ですがよ〜やっと鑑賞。
評判がよろしくなさそうだったのにまだ上映していてビックリw
ロングランですね!貸し切りだったけど。。でも良かった。ありがたい。
TVのしんちゃんは見てないですが、去年の
"手巻き寿司"は子と幼馴染2人連れて劇場で観ました。
子らは大盛り上がりで楽しんでいました。
私は初しんちゃんでしたが、シリーズ初の3DCGアニメーション作品だったようで、ソコも楽しめましたし、大根監督だったからか大人風味で色々考えさせられました。
(と言いつつ、星2.5にしてるw
いや、今観れば3.5付けるかな。寿司の方が好みだったかも)
さて本作。
シロにばかりに目がいってしまったw
おい!ほぼ放し飼いなんかい!
しんちゃんは散歩に連れて行かんのかい!
子に聞いた所、いつもみさえに散歩に連れて行けと言われているのに、適当にはぐらかしたり、連れて行っても友達に会ったら任せちゃうんだとか!
割と1人で出歩いているワンらしいw
しんちゃんちゃんとしてw
リードもちゃんと付けてw
そして
"お日さま"柴さん同様外飼いなのね。
真っ白な子なのにいいんか?w
そして小型犬なのにたくましいw
捨て犬だった事も初めて知りました。
ステルノ ダメ ゼッタイ!!!
そんなシロちゃんが、いつもの様に
おひとり様でお散歩タイム中に出会った
"イグアナ"
寂しそうなイグアナに毎日自分のご飯を運び、お世話して遊んであげるシロ。
犬界のしんちゃん!男前!
そんな日々が何日か続き、
よ〜やっとしんちゃんズに発見され、お話しは動き出します。。。
しんちゃん初心者なので、通常どれ位のお笑いがあるのか知りませんが、子は前作の方が笑っていたかも。
朝活頑張ったので私もやや睡魔が。。
鑑賞後、恒例の子とのやりとり
Q・どうだった?
A・恐竜は偽物だって最初からわかった!機械だとはわからなかったけど、中に人間が入って動かしているんだと思ってた。
Q・え〜すごいね!何でそう思ったの?
A・恐竜を生き返らせるなんて不可能だと思ったし、時々止まってたし、しんちゃんの質問もアンジェラははぐらかしてたから怪しいと思った!
Q・鋭いね!(まぢ鋭いww)
他に印象に残った所は?
A・皆んな仲良くなる所が嬉しかった。ナナが楽しそうで嬉しかった。
Q・そうだよね!じゃ、最後はどう思った?
怖くなかった?
A・かわいそうだったけど、あんなデカい渋谷が落ちて来たら(表現に爆笑w)いくらナナでも無理だからしょうがない。しんちゃんとシロが助かって良かったと思った。
仲良くしてくれたシロとしんちゃんを助けられて、ナナも後悔はないと思う。
(おお!)
Q・そんな風に思ったんだね。
じゃあ、ナナも助かってとジミーと2人で無人島で暮らすっていうお母さんのアイディアはどう?
A・それも嬉しいけど、やっぱりナナは恐竜だから、他の恐竜がいないのはさみしいと思う。僕なら同じ種類(プププ)の仲間がいないとやっぱり寂しい。
遊びとかちがうし。人と大人になった恐竜じゃ遊べない。
Q・そっか。じゃぁ、残念だったけど、この終わり方でも大丈夫だった?
A・うん。科学の力で命を作ったらダメだと思う。それやったらめちゃくちゃになる。マンガになる!(プププ)
Q・えーーーー!!すごいね!
(本当にビックリしました!)
他に何か良かった所はあった?
A・しんちゃんの家が壊されて心配だったけど、あっという間に直ってて良かった。まぁ映画だからね。
との事ですww
想像以上にしっかりとした感想を言ったのでビックリしました!!
子の成長を感じましたw
たぶんナナの退場問題は、監督はじめ制作陣は"どっちにしようか"と悩んだ箇所だと思います。
そして敢えて"こちらにした"事の意味を考えたいです。
子供向けの作品に"死"を入れる事には賛否あると思いますが、個人的には肯定派です。
(勿論適切な表現の仕方の範囲ならば)
むしろ、子供向け作品で死を扱う事は、命について話し合う良い機会になると思っています。
私の周りはペットを飼っているお家も少ないですし、じぃちゃんばぁちゃんと同居しているお家もほぼないです。
楽しい時間を共有した、大切な、身近な人・動物の"死"を経験する事が少なくなっている子供達。
反して、毎日の様に遊んでいるゲームの中での"死"は何とも軽い。
「あっ!死んだ!あと一騎しかない」
「死んだ〜!最初からやり直す!」
なんて皆んな言っています。
ゲームだし、そういう物だけれど、、
こ〜ゆう会話ニガテです( ; ; )
子には、ナナが死んでしまって悲しむジミーとみんなの涙の意味を考えて欲しいと言いました。
覚えていて欲しいと言いました。
私は本作は、
家族の愛と絆、しんちゃん、防衛軍が"命"について触れた、ひと夏の成長物語だと思いました。
貸し切りだったので止めませんでしたが、子が一緒に主題歌を歌い出したので、それに感動してしまって泣きそうでしたw
"おも〜いだしても〜♪"
「思い出をかけぬけて」良い曲でした。
とはいえ、フライヤーの文言
「超巨大作」とはちょいと遠かったかな。。
色々な恐竜が出て来て楽しかったし、恐竜の描写は迫力があって良かったですけどね♪