「何も悪くない」映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 愛美咲 夢実さんの映画レビュー(感想・評価)
何も悪くない
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全てにおいて完璧なテンポで構成されているから、やはりデュエマで知っているコンビ(佐々木忍と小林由美子)ということもあって非常に単純明快で分かりやすかったと思う。小ネタも多く非常に楽しめるし、笑いと泣きのバランスが良い。特にお子さんたちが非常にウケていたので伝わっていて良かったと思う。
ただ、もし問題があるとすればラストはアレでいいのか問題が出るが、確かにショッキングに感じる人も多いだろう。しかし永遠には続かないところを考えればこの形に収めるしかなかったのではないかと考えてしまう。
あとは少しの雑さというところか、そんなに家早く再建しないやろwみたいな?あとネタというかボケの数が多すぎて最初観る時は全部を把握しきれずに疲れちゃうかもしれない。まるでヤーレンズのボケの多さとミルクボーイみたいな感情の行ったり来たりの漫才感がすごいので1回は観て欲しい。
ちなみに私が星4.5をつけたのは前回のしん次元よりはるかに良かったからであり、王道なこの形で結局いいんだと思っている。伏線回収の仕方も素晴らしい。やはり子ども向けの映画である以上大人がしゃしゃり出てくるのはなんか少し違う気もしている。だから子どもたちがあとどれくらい楽しめたかによるんじゃないかと思っている。
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